たるまえさんじんじゃ
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樽前山神社からのお知らせ一覧
二月三日の節分の様子
前日から朝にかけて雪が降り積もり、今年はどんど焼きしかり祭事の直前に雪が積もる年だと感じるところではあります。
なお、祭事の前には天候は回復し、無事多くのご参列のもと行事を執り納めることが出来ました。
平安の昔、宮中において、節分行事の元となる追儺・鬼やらいと呼ばれる神事がありました。
追儺は 亻(人)が難(鬼・災い)を追い祓う 事を意味します。
福撒き神事において、豆はお供え物です。鬼たちに与えることでそれらを手懐け、災いが起こらないようにするものであります。邪気が入らぬよう、都の四隅でお供え物をし、満足して帰ってもらう道饗祭なども行われていました。
・鬼の姿について
ーー世に丑寅の方を鬼門と言ふ
今鬼の形を図くには
頭に牛角をいたゞき
腰に虎皮をまとふ
是丑と寅との二つを合せて
この形をなせりといへり
今昔畫圖續百鬼 鳥山石燕(安寧八年)
大陸から伝わった陰陽道の考え方の中に、鬼・災いがやってくるとして忌み嫌う方角を鬼門としています。方角は北東、十二支で表すと艮(うしとら)であるため、牛と虎の要素を併せ持つ姿であると記されています。怪談の定番時刻、丑三つ時も鬼門にあたる為でしょう。
奥宮 山納祭
10月12日 樽前山山納祭を斎行致しました。
6月12日の山開き、7月12日の御神火採火に続く三回目、年内最後の登拝となります。毎年恒例ということもあり、二十名近くの参列のもと執り行いました。
祭事は天候に恵まれ、無事に祭事を取り納めて下山の後、気温が下がり雨を見る場面がありました。
樽前山は白衣袴でも七合目から一時間かからず登れる山ということもあり、すれ違う人にはとても軽装な方も見受けられます。白衣で登る我々がこれを批判できる立場にはありませんが、雪の時期から余裕を持って山開き・山納めを行ってきた以上、何某かの企図があると考えられます。時期外の登山を否定するものではありませんが、適切な装備・経験のもと判断頂きたいところであります。
鯉のぼり大火
子どもの日までの連休中、境内に鯉のぼりを掲揚しています。
現在は市内所々に見られますが、苫小牧ではある出来事がきっかけになり、掲揚する家が少なくなってしまいました。
今からおよそ100年前の大正10年5月1日、ある大火事が起きました。
大町三条より出火したこの火事は、近隣の鯉のぼりを媒介に次々に延焼し、結果として千戸以上が焼失。当時矢代町に鎮座していた樽前山神社も例外ではありませんでした。
鯉のぼり大火と語り継がれ、しばらく鯉のぼりを掲げない時期があったようです。
画像は昨年の強風の中での鯉のぼりですが、ひとたび火がついて紐が焼き切れれば、蒲公英の綿毛のように拡散していくのは容易だろうと納得してしまう気持ちがあります。
奥宮改修工事のお知らせ
2022年06月13日(月) 00時00分〜
6月13日(月)より、樽前山山頂に位置する「奥宮」の改修工事を行います。
平成30年9月6日に発生した胆振東部地震により崩壊した鳥居の再建と、経年劣化が著しい堂宇壁面の修復を目指しこれまで改修の計画をしておりましたが、新型感染症の影響により延期を余儀なくされ現在に至っております。
多くの方が登山を楽しみ、奥宮へも参拝されていますが、神社の象徴たる鳥居が崩落している状況は心痛の極みであります。世界中で新型感染症を憂いている状況でありますが、一日も早い復旧復興へ向けて工事を行います。
尚、工事ではヘリコプター空輸による資材の搬入・搬出を行います。
奥宮付近では、登山者の安全確保のため、一時的に通行を規制する場合がございますので、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
令和四壬寅年 「陽気を孕み、春の胎動を助く」
新年あけましておめでとうございます。
年明けより三が日は雪のいと高く降りたる日々でしたが、昨年と比べて多くの方にご参拝を頂きました。 篝火のともる中、元旦の開門時には開門に合わせ初詣される人々で列ができておりました。
元日の午前中には、強健流空手道の演武・鳳凰睦の神輿初担ぎなど神賑行事も執り行われ平常に近い風景となりました。
本年令和4年の干支は壬寅(みずのえ・とら)です。意味合いは「陽気を孕み、春の胎動を助く」
ーーつらく厳しい冬はいずれ終わり、暖かい春が来る。冬が辛く厳しいほど、春の芽吹きは力強く咲き誇る。
現状に鑑みると、コロナウイルスによって疲弊したこの社会を冬とすれば、この厳しい冬は終わりをつげ、素晴らしい春がやってくる。そのような年廻りと言えます。 本年が皆様にとりまして素晴らしき春の年となりますようご祈念申し上げます。
三が日の御祈願は新春特別参拝としてお受けし、上拝殿に昇殿して執り行いました。御神風樽前颪の儀にて大神様の恩頼を頒ち致しました。
正月一月における個人の御祈願に関しては、特に上旬に地域企業・工場等の新年安全祈願が多く入っております。
ご案内まで非常に時間をいただく、もしくは受け付け出来ない場合もあります。厄年祓は節分ごろにお受けいただくか、事前に日程をご確認いただければ幸いです。
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