うばがみだいじんぐう
姥神大神宮
北海道 江差駅
渡島半島南部①『姥神大神宮』
陸奥国松前一之宮(蝦夷一ノ宮七社の内、六社目の参拝)
美しく整った歴史ある神社の境内には、複数の境内社の他に山車模型などもあり個性的。そんなに広くはありませんが、歴史を感じる周囲の町並みとも調和した素敵な神社さん。
社務所には「らんま」なる魅力的な拝領品(神棚に下げる切り絵)があり、悩んでいる間に混んできたので諦めました、、残念。神職さんによると、札幌からこれを目当てに来る方もいるそうです。
創立年代不詳。(言い伝えでは約570年前の文政4年)神のように敬われていた折居(おりゐ)という老婆が、ある日鴎島の巌上に現れた翁から小瓶を授かり、その中の水を海に注ぐと鰊が群来するとの啓示を受け、水を海に注いだところ鰊が群来した。その後老婆は忽然と姿を消し、残されていた老婆の祀る五体の御神像を人々が小祠を建立し姥神としてお祀りし、後に老婆も祀ったそうです。
松前藩政時代には鰊漁業の祈願社として永久祈祷を仰せ付けられ、例祭には檜山奉行が派遣されていた。明治4年に郷社に列せられるまで毎年松前家より米3俵と75銭が奉納されていた。明治17年に(旧社格)県社に昇格。
合祀された歴史をもつ多数の御祭神
・館稲荷神社 倉稲魂神 文政12年創祀
・山祇神社 大山津見神 文化3年創祀
・神明神社 天照大神 創立年代不詳
・赤沼神社 大名持神 明和8年創祀
・八幡神社 稲荷神、譽田別神 年代不詳
・山祇神社 大山津見命 文政元年
・豊丘神社 天照皇大神 慶応3年創祀
・八幡神社 誉田別命、倉稲魂神 延宝9年創祀。
花手水も素敵でした
御由緒を描いた絵馬
《御祭神》
天照大御神、住吉三柱大神、春日大神
素敵な社務所
模型山車館
手水舎
由緒書
社号標
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