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仁玄寺の日常(39回目)北海道仁木駅

この木なんの木 けやきの木

投稿日:2020年05月20日(水)
ちょっと事務仕事を溜め込んでしまったり、住職がぎっくり腰になったりして、今月もあっという間に3週間経ってしまいましたが、皆さん、お元気でしょうか。(おかげさまで、私は元気です)

うちのお寺には、樹齢ほぼ100年?、町の文化財にもご指定いただいている欅(けやき)の木があるのですが、順調に今年も新緑めいてきました。
 
わさわさ揺れる枝葉を見ていますと、どう見ても「けやき」の木なのですが、ついつい「このーきなんのき きになるきー♪」と歌いたくなります。

*あの歌は『日立の樹』っていうらしいですね。公式ページを貼っておきます。
https://www.hitachinoki.net/tvcm/song.html
 
 
結局、一番長く覚えている&歌えるCMソングかもしれないですね。
 
歌詞もいいですよね、生まれて初めて聞いた時は、ビックリしましたけど。笑
 
 
私は木や花の名前に詳しくないので、
 
「名前も知らない 木ですから 名前も知らない木になるでしょう」(1番)

「見たこともない 木ですから 見たこともない花が咲くでしょう」(2番)
 
とか、は自信を持って言いきれないところがあるのですが、
 
(「見たこと無い木から、めっちゃ見覚えのある花が咲いちゃうかもしれない…!」みたいな。笑)
 
「なんともふしぎな 木ですから なんともふしぎな木になるでしょう」(3番)

とかで、「なんか、いいなぁ…」と思い、
 
「みんながあつまる 木ですから みんながあつまる実がなるでしょう」(4番)
 
に至って、「素朴な祈りや希望に満ちた歌だったんだなぁ」と気づかされます。
 
 
北海道独自の緊急事態宣言が出た後は、色んなことを諦めないといけないし、コロナ怖いしで、とても辛かったのですが、

ここ最近、(もちろん外出は自粛しているので、リモートではありますが、)ちょっとずつ、自分が今まで努力してきたことの中から、人さまに「ありがとう」と言ってもらえるようになってきました。
 
「コロナが流行する前にやっていたことって、ぜんぶ無駄になったんじゃ、なかったんだ」

と思えるようになった今だからこそ、なのかもしれないですけど、
 
「色々あるけど…やっぱり足を踏み出した方にしか、辿り着かないんだなぁ」

なぁんてね、思いを新たに歩いていきたいものです。時々、「このー木なんの木」とか歌いながら、ね。
 
 
(私は一体、何を書いているのでしょうか。笑)
仁玄寺の自然
実は、北海道では けやきは自生しないんです。仁木町は、元をたどれば徳島県の方が入植して出来た町なのですが、彼らが故郷を偲んで植樹したとのこと。その経緯もふまえての文化財指定と思っております。
 
(*根元がちょっと病気?だとかで、きこりの方に「危ないですよ」とアドバイスいただき、数年前に先の方3割くらい切らせていただいてます。)

すてき

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