仁玄寺の日常(82回目)|北海道仁木駅
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投稿日:2022年01月25日(火)
個人的な買い物の話になりますが、とても美しい御朱印帳が届きました。
世の中にこんなに美しいご朱印帳が、あっていいのでしょうか。
ある日、お参りの方から、この御朱印帳を差し出される書き手さんは、幸せでしょうねぇ……いや、私だったら緊張して泣きたくなってしまいそうです。
これは、2020年のオンライン写仏『ツナガリイム』で素敵なお手本画を惜しみなく提供くださった、映水さんのオリジナルご朱印帳です。
元になったのは、パリの画壇の登龍門とされる画展、サロン・ドートンヌの2021年入選作品『草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)』。
100冊限定での御朱印帳化で、売り上げは2023年予定の《〜千人の人を救いたい〜『千手観音プロジェクト・祈り』映水展(仮称)》 のための制作費・運営費に充ててもらえるそうです。
美しい御朱印帳が手元に来る上、千手観音さまにまつわる画展の応援にもなるなんて…と、即買いさせていただきました。
この世に100冊しかないものですし、映水先生のファンの方が見落とされているといけないので、リンク貼っておきますね◎
【工房映水 サロン・ドートンヌ入選記念 特別御朱印帳】
https://eisui.shop/items/61b31cf4d26fa56f65073f7e
私、真依の私物ではありますが、独り占めするには勿体ない作品ですので、お寺のどこかに飾らせていただこうと思っております。イメージとしては、こんな感じに。
ポストカードも美しいのですが、布地に印刷されたがゆえの色合いがまた美しくて……ぜひ生でご覧いただきたいです。
…と、先週、ていねいに煎った大豆でお出汁をとってみました。
作り方は難しいことはなく、煎った大豆を熱湯につけ、半日から1晩置く、というもの。
自信がなくて写真を撮らなかったのですが、大豆の風味の効いた出汁で、豆腐と油揚げのお味噌汁を作りました。出来立てのお味噌汁をハフハフしながら、日本の大豆文化に深く感謝しました。
なぜ作ろうと思ったかというと、、、この本を読んだからです。
料理で仏教の心を伝えてこられた、青江覚峰(あおえ・かくほう)さんの最新刊です。
肉や魚、乳製品不使用のやさしい料理が並び、レシピやコラムを通して、五感や心を大切にする、シンプルな料理の作り方、味わい方が説かれています。読むだけでも楽しく、日々の料理や食事について、考えさせてくれますよ。
もともとコロナ禍で、暮らしのなかで、リフレッシュする術を身につけたくて購入したというのもあったのですが、「音をよく聴いて大豆を煎ってみましょう」「大豆の出汁は美味しいのに、足が早いため、外食ではお目にかかれません」といった記述を見て、早速作ってみた、というわけでした(*´▽`*)♪
限られた食材を、ごく簡単な調理法で、五感に気を配りながら丁寧に料理すると、不思議な楽しさがあるなぁと思いました。
毎食はムリですが、(そうそう!「お坊さんは毎日精進料理食べてるんですか?」とお尋ねいただくことがありますが、たいていのお坊さんは普通にお肉もお魚も有り難く食べています。)
また生活が崩れだしたら、(崩れる前に?)、大切に料理をする時間をとれたらなぁと思いました。
『-五感をととのえこころで味わう- おうちでできるお寺のごはん』
https://www.amazon.co.jp/dp/491071300X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_44SN3PRRD5990AWGTSY0
すてき
投稿者のプロフィール
玉置 真依112投稿
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