すいてんぐう
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水天宮ではいただけません
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水天宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年07月18日(月)
参拝:2022年6月吉日
【北海道 古社巡り】
水天宮(すいてんぐう)は、北海道小樽市相生町にある神社。旧社格は郷社。祭神は、弥津波能売神(みづはのめ)、保食神(うけもち)、伊邪那岐神、伊邪那美神。当社例祭は「小樽三大祭り」(水天宮・龍宮神社・住吉神社)の1つ。
創建は江戸時代末期の1859年。1900年に近隣の稲荷神社の保食神を合祀。大正に入り1919年に滋賀県出身者により多賀大社の伊邪那岐神、伊邪那美神を勧請増祀、社殿を再建した。1923年に村社に列し、1933年に郷社に昇格した。
当社は、JR函館本線・南小樽駅の北北西700mの海に近い丘の上にある。小樽三大祭りの1つとなっている神社なので地元の人は場所が分かると思われるが、初参拝だと入口を見付けるのがなかなか難しい(トヨタカーナビ、Google Mapともにダメだった)。境内南西側の坂道に一の鳥居があって、そこを上がると境内になるが上がった場所には階段はなく、右に遠回りすると旧表参道、左手の建物(低いビルに見えるが実は社務所棟)脇の階段を登ると近道の新表参道となっている。丘の頂上の境内は広々としていて、境内北東側からは小樽の港が一望できる。社殿は北海道で多く見られる神明造ではなく、本土ではよく見られる権現造(流造)。年季が入った大きな社殿は、小樽市の歴史的建造物に指定されていて印象に残る。
今回は、北海道の旧郷社ということで参拝することに。参拝時は平日の午後で、自分以外には参拝者は見掛けなかった。
境内の南西方向にある、表参道の<鳥居>。公園通りという道の北東端で、この先は階段になっている。(なので、クルマで辿り着くのに苦労した...(^_^;))
階段の上から、表参道(公園通り)を見下ろす。「坂の街・小樽」らしい眺め。
階段を登り切ったところから、旧表参道を進む。右方向に進んで突き当りを左方向に折り返す。
境内南東端の入口全景。鳥居はなく、社号標(写真右端)だけが立っている。
樹木の葉に隠れた<社号標>。「郷社 水天宮」と刻まれている。
階段を登り切ったところからの眺め。太い参道がまっすぐ社殿まで伸びている。広々とした境内は樹木がなく明るい。(お祭りが近いのか、設備設置業者と思しきトラックが。)
参道左手奥にある放送塔のような設備。説明看板によると<慈愛の塔>といい、1956年に小樽市の婦人団体が青少年非行を憂い、社会を明るくする運動の記念として設置したとのこと。
参道左側にある<手水舎>。
参道左側の<狛犬>。狛犬自体も大きいが、高い台座の上に載っているので更に大きく見える。
参道右側の<狛犬>。両足を球に載せる狛犬も珍しいが、左右両方とも球の狛犬も珍しい。
手水舎から社殿を望む。北海道に来てから初めて見た、権現造の社殿。
<拝殿>全景。よく見ると千鳥破風が3つの珍しい独特な造形。
<拝殿>正面。こちらも中央に柱が立っている珍しい形。おそらく元々の祭神・保食神と、後から合祀した多賀大神を分けて祀っているということなのかな。
拝殿正面右側に飾ってある絵画。「船出を祈る水天宮・吉田初三郎画伯筆」とある。大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰図絵師で「大正広重」とも呼ばれた人物とのこと。いかにも大正モダン風で味がある。
拝殿を眺めながら、境内北東側に向かってみる。
境内北東側からは、小樽港が一望でき、丁寧に写真入り説明板がある。
南小樽方面の眺め。客船が停泊しているのが<フェリーターミナル>。
境内北東側から<社殿>全景。自分には見慣れた権現造だが、雪が降る北海道では維持管理が大変なのではと思ってしまう。(^_^;)
拝殿後ろの<本殿>。
本殿の左側にある<稲荷神社>。現在修理工事中。
当社の入り方で迷った理由が、この新表参道。奥の低いビルは、実は<社務所>。
鳥居や社号標、看板など、目印が何もないので、ここが参道だとは思わなかった...(^_^;)
鳥居や社号標、看板など、目印が何もないので、ここが参道だとは思わなかった...(^_^;)
御朱印は、こちら<社務所>にて拝受。表参道は社務所の右脇を抜けて社殿に向かう。
表参道から行くと、これが<社殿>のファーストルック。
当社は、独特な権現造の社殿といい、小樽港を一望できる眺望といい、なかなかの特徴・個性と魅力のある神社ですね~♪ (^▽^)/
当社は、独特な権現造の社殿といい、小樽港を一望できる眺望といい、なかなかの特徴・個性と魅力のある神社ですね~♪ (^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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