宝壽山 吉祥院の日常(88回目)
北海道新川駅

僧侶がお経をお唱えしている間、皆様はどんなことを思っているでしょうか。

ただ淡々とお経が終わのを待っているでしょうか。

お経はお釈迦さまの教えをまとめたもので、生きている人間に説いた説法です。
故人の方にも良いものですが、聞いている我々にもとっても良いものであります。

聞いているだけでもご利益があるのがお経ですが、中身を理解するのはとても難しいことだと思います。

では、どうするのが良いか。個人でご供養される時、また法要などに出席される際には、故人のことを思い出だしたり自分を見つめなをしたりする良い機会です。
お経を頭で理解するのではなく、胸の内で、心で感じて自身の生き方や人生について深く考える時間にされてみてください。
そうすることで、お経を聞いている時にリラックスできたり、何か悩みがある時には良い指針となってくれるはずです。