彼岸参り

日差しが暖かくなりましたね。
天気がいいので雪割をしているのをよく見ます。


一昨日、2０日は『春分の日』で、お彼岸の中日でした。
吉祥院にもたくさんの檀信徒の皆さまがお参りにいらっしゃいました。

このお彼岸という行事は、
命の尊さを再認識し、ご先祖さまや水子ちゃんに思いを込めて
手を合わせるという、日本人が昔からしている行事です。
それが今でも続いているというのは、現代でも貴ばれているということなんですね。

お彼岸で感じた思いを日ごろから忘れることなく、今自分が暮らしていけるのは
、ご先祖さまのおかげ、という感謝の心をいつも忘れないようにしたいものですね。


と、そんなことを言われても、、、と中には感じる方がいるかもしれません。
いつか自分が、ご先祖、の一人となるのは生まれた瞬間から
ある意味決まっていること。
命の尊さを感じるというのは、日ごろ手を合わせるような習慣がなければ
あまり感じないのかもしれません。

見えない相手に、顔も知らない相手に感謝をするのは、そこに
ご先祖さまのおかげ、ということの意味をしっかり認識させてあげないと
いけないのかもしれません。

そういうことの、場の機会を作っていたのはこの『お彼岸参り』や
『お盆参り』、それ以外にお寺やご自宅でのお参りなのだと思います。

後世に伝えるのは先達の役目、と決めつけるわけではないです。
もし機会があれば、そういう場にお子さんやお孫さんを連れて行ってあげてください。
それかお話をしてあげてください。
こういう話をすると、「あっ、うちって〇〇宗なんだ」とか
「うちにお墓ってあったんだ」、「そこが菩提寺で檀家になってたんだ」とか、
こういうことも今の若い世代に伝えることができます。

色々と言いましたが、何が言いたいかというと
そーゆーこともあるのでお寺に足を運んでください！ということです。

手を合わせに来るだけでも来ていただきたいです。

皆様もぜひ、この機会にお寺のお話しなんかをしてみてください！