ちょうこくじ(しらいわかんのん)|金峯山修験本宗
長谷寺(白岩観音)のお参りの記録一覧
高崎市内から段々山の裾野に近づいてきたころ、広い駐車場と大きな看板がみえてきました。
白岩観音と呼ばれ、坂東三十三観音霊場であります。
創建年代は不詳ですが、聖武天皇の勅願により徳道上人が創建したそうで、行基が十一面観音を刻んで安置した、、
最澄、空海も訪れ、源氏、新田氏、上杉氏などの信仰をあつめたとか、、
歴史に名を残すメンバーも訪れていたんだと思うと、建物は新しいですが、重みを感じます。
道路に面して大きな看板と石灯籠があります。山門は新し目ですね。
仁王門
金網越しにやっと撮れた!
不動明王
鐘楼
お参りする前に必ず鳴らすと書いてありましたので、遠慮なく鳴らしますね。
余韻がいつまでも残っていました。
本堂
新しく建て替えされたみたいです。
秘仏!
拝観料を払うと(200円くらいだったかなぁ)本堂の内部でお参りできます。
早速、拝観いたしました。
写真は撮れないのが残念ですが、いらっしゃいましたね。
狛犬は以前のものかと思われます。
大きな建物の前で愛嬌よく守っていて偉いね!
可愛い狛犬
正面の彫刻だけ色がついています。
天井には天女が描かれています。
これも前本堂のものかなぁ
この獅子めた取ってつけた感じですが、なかなか良い味出してますよね。
ハサミ紙は楽譜を切ったものでした。
音楽家なんでしょうか🎵
この細道は白山神社へ向かっているようです。では行ってみましょう。
白山神社のお隣にあるお寺です。
立地・山号・縁起などから、どう考えても神仏分離前は白山神社と一体だったと思うので、片参りにならぬようこちらも参拝(´-ω-)人
まぁ、ぶっちゃけ純粋に寺社としてだけ見ると、小社+無住+書置きの白山神社より、古刹+常駐+直筆のこちらの方がはるかに魅力的なんですけどw
昨年来たときは本堂がなかったのですが、御住職に春頃に再建予定と聞いてた通り、新本堂を建設中でした(*゚ー゚)
今回は住職不在で奥様に御朱印を書いていただきました。
授与品を眺めてたら・・・ん?白山神社の御札があるじゃない!?Σ(*゚∀゚)=3
念のため奥様に聞いてみたところ、白山神社の御札で間違いないとのことだったのでありがたく拝受♪
無事に菊理姫様をお持ち帰りすることができました*。・+(*´∀`)+・。*
運営の面では全く別でも、信仰の面では現代でもちゃんと繋がってるんだな( ´ー`)
ここはお寺の御札もどれも魅力的ですが(しかも全体的に良コスパ♪)、今年は神棚にはもう祀るスペースがないので(^^;、トイレの神様 烏枢沙摩明王を拝受。
本堂が落成したらまた来てみたいですね(^^)
御朱印
板東三十三観音の十五番
菊理姫様ゲッチュ(*´3`)♪
社名だけでなく、ちゃんと「比咩」まで入ってるのが素晴らしいw
トイレの神様 烏枢沙摩明王
汚物は消毒だ~~~~っ!!
山門
ややダルそうなお不動様w
本殿
まだ未完成ですがだいぶ形ができてきたようです
立春大吉の角大師も欲しかったけど、もう祀るところがないのでまた来年(ノ∀`)
烏枢沙摩明王の御札自体扱ってるお寺になかなか巡り会えなかったけど、絵姿、真言入りというのがさらに嬉しい☆
我が家の厠をよろしくお願いします (*_ _)人
長谷寺(ちょうこくじ)は、群馬県高崎市にある金峰山修験本宗の寺院。山号は白岩山(しろいわさん)。本尊は十一面観世音菩薩。坂東三十三観音霊場15番札所。別名「白岩観音」。
寺伝によると、聖武天皇の勅願により徳道上人が伽藍を整備し、役行者が柳の霊木で十一面観音菩薩像を刻んだのが始まり。平安時代の851年に在原業平が堂宇を修復し、最澄や空海が当寺を訪れたとも伝えられる。鎌倉時代には、鎌倉将軍家、新田氏、上杉氏の信仰を得た。戦国時代の1566年、武田信玄の箕輪城攻めのとき類焼したが、1580年に息子の武田勝頼が観音堂を再建した。古くから修験道の寺であったが、明治時代に一時天台宗に属し、昭和戦後に現在の宗派となった。
当寺は、JR信越本線・群馬八幡駅の北北西7kmのアップダウンのある県道137号線沿いにある。伽藍が並ぶ境内は、仁王門、本堂、寺務所のみで広くはない。参拝時は残念ながら、本堂の再建工事中で、仁王門しか見られる建物がなかった。
今回は、坂東三十三観音霊場の札所として参拝することに。参拝時は週末の午前中、自分たち以外にも、家族連れと坂東札所巡りと思しき夫婦がいた。
境内全景。県道に沿って横長の境内。写真左端は<寺号標>、写真右端の建物は<寺務所>。塀や生垣がないので開放的な印象。
境内に入り、参道から前方を望む。
まず目に入って来るのが<仁王門>。
参道左側の<水屋>。
仁王門の両側に、壁など視界を制限するものがないので、非常に印象に残る。
仁王門の、山号を記した<扁額>と<仁王像>。
仁王門をくぐると左側にある<鐘楼>。自由に撞くことができる。
参道正面を見るが、前方には建物が何もないように見える...?
写真左側の建物は寺務所。御朱印はこちら。
やはり、本堂があるべき場所になくて、建物の基礎と<十一面観世音菩薩>と書かれた立札だけが立っている。お寺の方に話を伺ったところ、本堂の老朽化が激しかったため、現在建て直し中とのこと。残念...( ;∀;)
※2020年8月現在。
御朱印を拝受し、参道を戻って行く。仁王門近くに立つ白御影石の<不動明王像>。
仁王門が印象的なだけに、本堂、本尊が見られなかったのは残念。
仁王門の脇に立つ仏塔や石碑。
境内入口まで戻る。坂東三十三巡りという面では御朱印を拝受できてよかったが、何かをを逃したような感覚。もう一度、参拝に来た方が良いのかな...
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