えいほうじ|臨済宗南禅寺派|虎渓山
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楽しみ方永保寺のお参りの記録一覧

【岐阜県 多治見市】(えいほうじ)☆お奨めの霊場☆
愛知県と岐阜県を跨ぐ「濃尾平野」の北東に位置する臨済宗南禅寺派の寺院です。
国宝の建物のある名勝庭園としては、日本最大の面積とのことです。
3年ほど前に中学生以来の友人が「東海地方で一番のお奨めは?」と尋ねました。
とても難しい質問でしたが、意外にも「即答」してしまった覚えがあります。
「2番3番は難しいけど、1番は『永保寺』かな?」と応えました。
あれから突然に「参拝に付き合ってほしい」と電話があり出かけた次第です。
紅葉も終盤でベスト・シーズンとは言えませんが友人も感動していただきました。
自身は何度目かの参拝ですが「令和」になってからは初めてでした。
京都の西芳寺や天龍寺などを手掛けた「夢窓礎石(国師)(むそうそせき)」の作で、
元々の岩山や滝を活かした本当に美しい庭園です。
少し調べてみると国師は建治元年11月1日生まれとのことです。
(すごい全て「1」並び)
潜在的に「1番」に思い浮かべる寺院である訳だったのかもしれません。

方丈:中央は、志野・織部釉を施した陶製の灯籠

無際橋(むさいきょう)
⇒現在は老朽化危険を理由に「通行禁止」
⇒通行できた頃につけられた「落書き」が悲しいことです。

六角堂:「自然の中の悟り場」
⇒元々の岩山地形を利用した庭園

臥龍池(がりょういけ):夢窓国師の傑作です。

開山堂:国宝(室町時代)

西出入口:寺号標

西国三十三観音石像
⇒今回初めて探索してみました。

虎渓公園:多治見市の眺望が臨めます。

再び「臥龍池」:美しい

観音堂:国宝(室町時代)
⇒檜皮葺の屋根の「反り具合」・・・本当に美しい

稲荷社

大イチョウ

鐘楼門

方丈内部

六角堂より観音堂
⇒檜皮葺の美しさがよく見られます。

虎渓山 永保寺にお参りしました。
以前から気になっていた寺院ですが なかなか行く機会がなく 今回バスツアーでのお参り
普段は見ることのできない 観音堂 御本尊 開山堂など国宝にタップリ触れ 貴重な時間を過ごすことができました
写真撮影OKであっても スマホを向けることに抵抗がありましたが 今回 あまりの素晴らしい本尊とその回りの 流木で造られたというバック(背中側の壁?)に感動!!でつい撮影しました
庭園ももちろんですが 本当に感動でしかない です<(_ _)>
正和2年(1313)土岐氏の招きを受けた 夢窓疎石が長瀬山の幽鏡に庵居し この禅寺を開創 文保1年(1317)夢窓は同門の元翁本元に寺の後事を託し状況されました
建武2年(1335)夢窓が 京都の臨川寺開山となられた時 永保寺は元翁本元に改められました
文明以後衰微しましたが 延享3年(1746)には 末寺28ヶ寺 孫末寺1ヶ寺を有し 山内塔頭の輪番によって住持をつとめ護持されてきました。

境内案内図

山門

大イチョウの木 樹齢700年 樹高25.5m 目通り4.4m 枝張り21.2m
仏徳禅師お手植えの木です

本堂

開山堂 元翁本元が祀られています

開山堂

池(臥龍池)橋(無際橋)

六角堂 観音堂の上の方にあります 千躰地蔵が祀られています

観音堂

本尊聖観世音菩薩

御朱印

本日は年に1回のご開帳日でした。
前日とは違い寒さの中でのご開帳でしたが、普段目にできないものが多すぎてびっくりしました。
国宝ひ重文ばかりで目移りしてしまいます。
御朱印も、この日のみ金墨で書かれます。

金墨の水月場の御朱印、開帳記念

観世音の御朱印、金墨使用はご開帳日のみです。


いつもの写経会は要チェック!!

いつもに韋駄天さんです

常住規則板

国指定の千手観音図

県指定重要文化財の涅槃図

県指定 涅槃図

十六善神 重文

十六善神 重文

十六善神 重文

十六善神 重文

重文涅槃図

本堂(普段が上がれない)





庭園

堀田新五郎 諸太鼓製造

イチョウの木



使用されなくなった鐘楼堂

水月場の観音さんの裏側もうっすらと浮き出ている観音さん




















なんとなく参拝でした。
といってもいつぶりの参拝かな?
本日の朝方には消防訓練の為消防車が多数入って、放水訓練があって壮観だったそうです。
以前に庫裡と書院の焼失をされている(10年以上前の話)ので、きっと念入りにされたのかな?と思いました。
水月場の南側にある橋は通れなくなっています。
建て直されるのかな?どうだろう、、、。
また来月の15日に足を運ぶので、詳細分かりそうですね。

水月場の直書き御朱印

観世音 と書かれた御朱印

観音堂は国宝です。

写経に坐禅のスタート時間が早い!!
参加するには気合い入れて行きたいですね。
坐禅のスタート早いのは、坐禅をする場所の取り決めごとに則っているので仕方のない事のようです。

大書院、建て直しも早かったと記憶しています。

大庫裡です。
こちらも綺麗になっていますね。
消失前にも来たことありますが、全くもって覚えていない(その頃は寺社仏閣に重点を置いていなかった)。

永保寺の大銀杏

この大きなイチョウがあったので、他に燃え広がらなかったと聞きます。
寺社仏閣にイチョウがよく植っているのは万が一の時の対策の様です。
現に、イチョウ材は燃えにくいそうですよ。

池に反射していい感じになっている一枚。
全く意識して撮った覚えはないですね。






賓頭盧尊者像ですね。
石像なので、お外に座っています。
今の時期は寒そーーー
っていうか、眉毛すごく伸びていないかい!?







御朱印をお受けした時にお寺さんより一部もらいました。

晴天で風もないので紅葉狩りを兼ねて、岐阜県多治見市の虎渓山 永保寺へ行きました。
もう何度もお邪魔しております。(過去の分は投稿済みですので、宜しかったら見てやって下さい。)
臨済宗南禅寺派で、本尊は聖観音菩薩。
この本尊・聖観音菩薩は県指定文化財で、毎年3月15日に開帳されます。
また、観音堂・開山堂は国宝です。
縁起・歴史は割愛します。
JR中央線の線路手前の無料駐車場に停めさせて頂きました。珍しく奥側の駐車場は満車でしたので手前側に。平日の午前中なのに。暇な人、失礼、時間に余裕のある人が多い様です。(私もですけど。)
真っ直ぐ行くと山門の無い方から境内に入る事になるので、左側に回り込んで山門から境内に。いい具合に色付いています。丁度、見頃の時に訪れた様です。
庫裏の前に大イチョウがありますが、大胆な剪定により可愛くなってしまいました。(残念)
それにしても、毎年紅葉を楽しませて頂いて有難い限りです。
境内をぐるっと一周して最後に庫裏で御朱印を頂くのですが、恐らく全種類の御朱印を頂いておりますので、今回御朱印は見送りさせて頂きました。
ーオマケー
駐車場のお店で五平餅等(永保寺セット)を頂きました。美味しかった。
ーオマケ2ー
多治見市文化財保護センターで、「かわいい!たじみのぶんかざい」展を開催しておりましたので観てきました。

山門


鐘楼

大イチョウなんですが剪定して可愛くなってしまいました






観音堂(国宝)





開山堂(国宝)


-オマケ-
駐車場にあるお店

永保寺セット(2人前)

ーオマケ2ー
多治見市文化財保護センター

「かわいい!たじみのぶんかざい」展を観てきました

昨秋に参拝しましたm(_ _)m
昔、岐阜県の多治見市にお住まいだった上司が、たじみ陶器まつりと共に案内してくださったことがあります。
やはり庭園が見事です!
さすが国指定名勝であり、夢窓国師の代表作の1つです。
この日(2024(令和6)年11月上旬)、紅葉は色づき始めたばかりでしたが、おかげで混雑もせず、のんびり散策することができました。
1313(正和2)年、土岐氏の招きを受けた夢窓疎石が長瀬山の幽境に庵居し、永保寺さんを開創されたそうです。
宗派は臨済宗南禅寺派、山号は虎渓山、御本尊は聖観世音菩薩さんです。
御朱印と御朱印帳もいただきました。
御朱印帳は、HPによると紺とエンジの2色があるそうですが、この日は紺しか在庫がないとの事で、ドチラの色にしようか最後まで迷っていた私には、ちょうど良かったかも(笑)
御朱印をいただく際、親切にご説明およびご対応くださり有り難かったです!

(左)国宝 観音堂(水月場)の御朱印。(右)御本尊 聖観世音菩薩さんの御朱印。

御朱印帳(紺色)。他にエンジ色もあります。


国宝 観音堂(水月場)。御本尊の聖観世音菩薩さんがいらっしゃいます。左上には六角堂。



無際橋①

無際橋②



【虎渓山(こけいざん)永保寺(えいほうじ)】
本尊:聖観世音菩薩
宗派:臨済宗南禅寺派
開基:夢窓疎石(むそうそせき)(開創)元翁本元(げんのうほうげん)(開山)
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第40番~
永保寺は、漂泊の禅僧、夢窓疎石が開創した寺とされる。1313(正和2)年、夢窓疎石は弟子をひとり伴って甲斐(山梨県)から駿河(静岡県)へ行き、さらに遠江(静岡県)を通って美濃(岐阜県)につき、そして現在の永保寺があるあたりにやってきた。そこで疎石は山と川と奇岩が織りなす美しい場所を発見した。その景観に魅せられて、彼は中国廬山の虎渓にちなんで「虎渓山」と命名し、「古渓」と呼ぶ庵を結んだ。これが永保寺のはじまりで、このとき、同行していた弟子が、永保寺の開山となる元翁本元(仏徳禅師)だったという。永保寺は、疎石が30代の終わりごろ開いた寺で、疎石は、わずか3年ほどでこの地を去っている。
~『百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海』五木寛之(講談社、2004)~
永保寺へは、五木氏と同じように虎渓公園側から西参道を下り入りました。途中、長瀬山の上のほうに疎石が坐禅を組み瞑想したといわれている坐禅石があるらしいのですが、案内板はありませんでした。聞いてみると、危険で今は手入れしていなくて行けないとのことでした。永保寺の全体が一望できると思っていたので残念でありましたが、それにしても自然の地形を生かした庭園がすばらしい立派なお寺でした。

【六角堂・梵音巌】

【西参道入口】

【西参道】

【観音像】
西国18番六角堂 頂法寺。西国33所の石仏が配置されています。

【境内】
~すれ違う人はほとんどいない。その静寂を破って川の流れる音が聞こえてきた。土岐川である。せせらぎに耳を澄ませながら石段をおりていくと、ぱっと視界が開ける。明るい陽射しのなかで、目の前に夢窓疎石がつくったという永保寺の庭園が現れた。お堂の前に広がる大きな池と、そこにかかる太鼓橋。そして、背後に見える断崖の奇岩。~

【石碑】
永保寺は、1339(暦応2)年に北朝の光明天皇勅願所とされ、経済的基盤が確立するとともに、開山元翁本元の門派が一流相続する独立的存在の門徒寺とされています。

【六角堂・観音堂】

【六角堂・梵音巌】

【無際橋】
~池には「臥竜池」という名前がつけられている。その中央にかかっている橋は「無際橋」という。ゆるやかなカーブを描いていて美しい。~


【無際橋】
~無際橋の中央に立ってみた。東には土岐川の渓流が流れ、西には長瀬山の岩壁が迫っている。橋の正面が北で、そこには観音堂がある。その左横には「梵音巌」という断崖がごつごつした岩肌を見せていて、細い滝が流れ落ちている。~


【無際橋から見る僧堂・坐禅堂】


【観音堂】
国宝。



【方丈】


【庫裡】




【大銀杏】


【無際橋】


【開山堂案内石】

【開山堂】

【開山堂記念碑】

【開山堂】
国宝。



【鐘楼】


【黒門】

【土岐川】

【御朱印】

岐阜県多治見市の虎渓山 永保寺へ行きました。
紅葉の時期には何度もお邪魔しておりますが、この時期は初めてです。(過去の分は投稿済みですので、宜しかったら見てやって下さい。)
臨済宗南禅寺派で、本尊は聖観音菩薩。
この本尊・聖観音菩薩は県指定文化財で、毎年3月15日に開帳されます。
宝物風入と称して(別の言い方としては虫干し)、毎年3月15日のみに国宝の観音堂・開山堂に入堂する事が出来、涅槃図等の絵画も観る事が出来ます。しかも有難い事に無料で。(駐車料金、入山料、拝観料の全てが無料!)
仕事の関係でなかなかピンポイントの3月15日にお邪魔する機会に恵まれずでしたが、今回やっと念願が叶いました。
1313年に土岐氏の招きを受けた夢窓国師が長瀬山の幽境に庵居しこの寺を開創。1317年に夢窓国師は同門の仏徳禅師に寺の後事を託して上京、1335年に夢窓国師が京都・臨川寺の開山となられたとき、永保寺の開山は仏徳禅師に改められた。後に衰退したが、江戸時代の1746年には末寺28ケ寺、孫末寺1ケ寺を有し、塔頭の輪番によって住持を務めてきた。
寺院の周りには駐車出来ませんので、JR中央線の手前の駐車場に停めて向かいます。踏切を渡り、5分程で到着です。すんなり行くと坂を下って境内に入りますが(山門は無し)、山門から入りたいため坂の手前を東へ行ってから坂を下ると東門がありますのでそちらから境内に入りました。
こちらの御朱印は「観世音」と「水月場」の2種。過去に両方とも頂いていましたが、通常墨黒文字のところ3月15日限定で金文字でとお聞きしてしまったので、限定というワードに弱い私は「観世音」の金文字版を頂きました。(限定ですと価格アップされるのが多いのに、こちらの志納金は通常と同じく500円でした。)
帰りに近くのカヌレのお店「ラボラトワール アコ」でカヌレを買いました。美味しかった。

限定御朱印

東門

鐘楼

大イチョウ(大幅な剪定をされた様子)




仏舎利塔

涅槃図(県指定)

絹本著色千手観音像(重文)

方丈庭園

方丈、庫裏


観音堂(国宝)=仏殿

本尊・聖観音菩薩(県指定)



無際橋

国指定名勝 永保寺庭園

六角堂

開山堂(国宝)


左:仏徳禅師 右:夢想国師(県指定)

開山堂の横にもう1つの鐘楼
(今回初めて気付いた)

オマケ--
近くのお店「ラボラトワール アコ」でカヌレを購入
(永保寺の駐車場から北へ300m、徒歩で行ける)

虎渓山永保寺へお参りして、御朱印をいただきました。
国宝建造物と庭園は、思わず足を止めて見入ってしまうほどの美しさでした。

先ずはもう一つの楽しみ♪レストランおにいわの松茸定食でランチを済ませました。

虎渓山永保寺へ。

樹齢七百年とも言われる大きなイチョウの木。

雲ひとつない美しい秋の空でした。

橋の先には国宝が。

国宝・観音堂。

こちらも国宝・開山堂。

池の奥に静かに築造されています。

国宝観音堂(水月場)の御朱印。

観世音の御朱印。

多治見から少し山の奥へ進み、アルティストビラージュまで行ってみました。

カフェ・ド・ドルチェでひとやすみ。

1313年夢窓疎石により開創され元翁本元を開山とする。
1314年建築の観音堂(水月場)、1352年建築の開山堂は国宝指定されている。

方丈(華蔵庵)

方丈(華蔵庵)

方丈(華蔵庵)

陶製灯籠

陶製灯籠

大玄関・庫裏(天厨院)

庫裏(天厨院)

庫裏(天厨院)


大イチョウ

鐘楼

鐘楼


坐禅堂(海珠堂)

坐禅堂(海珠堂)

坐禅堂(海珠堂)

観音堂(水月場)

観音堂(水月場)

観音堂(水月場)

観音堂(水月場)

観音堂(水月場)

永保寺庭園

永保寺庭園

観音堂(水月場)

無際橋・観音堂

無際橋

無際橋

無際橋

無際橋

無際橋

六角堂

六角堂

六角堂



開山堂(僊壺堂)

開山堂(僊壺堂)

開山堂(僊壺堂)

黒門

臨済宗南禅寺派 虎渓山 永保寺
国指定名勝永保寺庭園をぜひ見てみたいと思って参拝。
JR中央本線「多治見」駅から歩くと30分ちょっと。
タクシーやバスに乗っても良かったのですが、途中の寺社にも寄りたい!と思ったので思い切って歩くことに。
ただこの日の気温はおそらく37~38℃。 熱中症アラートも防災無線で流されていて、当然街中は誰も歩いていませんでした。
永保寺に着くころには汗びっしょりになっていましたが、樹齢700年の大銀杏の下で汗が引くまでしばらく休憩。
そして本堂へお参り後、御朱印帳と御朱印2種をいただき、庭園内をゆっくりと散策させていただきました。
こんなに素敵な庭園に無料で入らせていただけるなんて!と感動しつつ、ここまで晴天にならなくても・・・と贅沢な愚痴をこぼしながら休日を満喫させていただきました。
<略縁起>~永保寺HPより~
山号は虎渓山。虎渓の名称は景色が中国廬山の虎渓に似ていることによるといわれています。
1313年(正和2年)土岐氏の招きを受けた夢窓疎石が長瀬山の幽境に庵居しこの禅寺を開創されましたが、1317年(文保1年)夢窓は同門の元翁本元(仏徳禅師)に寺の後事を託して上京されました。
1335年(建武2年)夢窓が臨川寺(京都)開山となられたとき、永保寺開山は元翁本元に改められました。
元翁の寂年は1331年(元弘1年)で、開山となられたときにはすでに遷化されていましたが、元翁の塔所である南禅寺正的庵末寺の五山派寺院として展開しました。
しかし文明期以後には衰微しましたが、江戸時代の1746年(延享3年)には末寺28ケ寺、孫末寺1ケ寺を有し、山内塔頭(たっちゅう)の輪番によって住持をつとめ護持されてきました。
現存する開山堂と観音堂は国宝に指定され、両堂には南北朝期から室町初期における歴代住持や檀那の位牌が納められ、開山堂には元翁本元と夢窓疎石の木像が安置されています。
絹本着色千手観音像(重要文化財)のほか、夢窓や元翁の墨跡など数多くの文化財を所蔵し、観音堂前の庭園は臥竜池と称する池に反り橋の無際橋が架かり、浄土教的庭園の様式を感じさせる名庭で、国の名勝に指定され、建築・庭園・墨跡など禅の美術で注目される禅寺です。
また近世末期には白隠慧鶴の一系に属する春応禅悦(霊機神応禅師)により僧堂が開かれ、雲水が禅の修行に励む臨済宗南禅寺派の専門道場(虎渓僧堂)を併設しています。

国宝の観音堂越しに永保寺庭園を一望

無際橋
臥龍池に架かる橋で、此岸と彼岸を結ぶ橋とされています。
左側が彼岸で観音堂があります。

無際橋を此岸側から。
もちろん実際に渡ることができます。

無際橋の中央には屋形があります。



順番が前後しましたが、県道381号線多治見八百津線の永保寺入り口交差点に建つ寺標。
ここから歩いて5分ちょっと。
車の場合は、少し進んだ左手(JR中央本線踏切手前)に無料の駐車場があります。

永保寺近くにあった獅子吼庭という庭園がありました


ようやく永保寺到着です。
まっすぐ進むか、左側から入るか迷った末にまっすぐ進むことに。

ここまで日陰がなかったため、吹き出す汗を拭いながらゆっくり進みます。

ちなみにさきほど悩んだ分岐点を左に進むと黒門とよばれる小さな門がありました。

方丈(本堂)

方丈内

虎渓山専門道場
臨済宗南禅寺派の雲水修行のための専門道場

天厨院(庫裡)



大銀杏
永保寺の開山である仏徳禅師が約700年前にお手植えされたそうです


鐘楼

御朱印などはこちらでいただきます

方丈前からの景色


国宝 観音堂(水月場)
正和3年(1314年)夢窓国師による建立。
永保寺ご本尊の聖観世音菩薩像が祀られています。
毎年3月15日に宝物公開されるそうです。




梵音巌
観音堂のすぐ横になります

梵音巌の上に建つ六角堂(霊擁殿)
千体地蔵が祀られているそうです。


六角堂
これ以上は近づけませんでした。

国宝 開山堂(僊壺堂)
文和元年(1352年)足利尊氏により建立とされています。




座禅堂

永保寺の東を流れる土岐川



帰り際、駐車場にある案内所でかき氷を食べて一服。

御朱印帳


地元・永保寺に久しぶりに参拝。
永保寺は臨済宗南禅寺派、夢窓国師が建立した唯一のお堂が残っているお寺です。
そんなことも知らずに、高校時代は冬のランニングなどで、永保寺を走っていました。笑
横田老師のYouTube法話聞いたり、
大観音さま建立やお堂の建築に携わらせていただくようになったおかげで、あらためて建築や伽藍の配置などに感動できるようになりました。
自分の成長にも感動!

入っていくところから好き。

パッとみて、この鐘楼は江戸だろうなぁとか分かるようになりました。
(再建が18世紀)

陶器の灯籠ですね。

素晴らしい!

「碧眼録」と見ると、横田老師の法話に出てきた碧眼録だ!と分かるようになりました。
(次は、中身までパッと思い出せるように精進したい。)

真夏の永保寺です。

屋根の趣




てりむくり






開山堂



六角堂


川があり、この地形あっての永保寺。
きっと何かを感じて、夢窓国師さんはここに永保寺を開かれたんだも思います。
お参りされた方は、ぜひ川の方まで行ってみてください。

豊田市小原地区で四季桜を観てから、数年前に参拝して紅葉(もみじ)や銀杏(イチョウ)が綺麗だった岐阜県多治見市の虎渓山 永保寺へ行きました。
岐阜県の国宝は7件(建造物3件、美術品4件)ですが、この永保寺にはその内の2件の国宝建造物があるんです。
臨済宗南禅寺派で、本尊は聖観音菩薩。
永保寺及び塔頭の周りに駐車場はありませんので、手前(北)へ約200mの所(JR中央線の踏切の手前)にある無料駐車場に停めて向かいます。100台はゆうに駐車可能で、出入口の所にお店があって五平餅やおでんを販売しています。思わず買ってしまいました。(安くて美味しかった。)
前回訪れた時は丁度紅葉ピッタリでしたが、今年は訪れるのが少し遅かった様で、もみじがやや残念でしたが、それでも全然綺麗でした。
本尊(観音堂に安置)は年に1度、3月15日のみ開帳です。なかなか機会がありませんが、いつかきっと拝みに。
駐車場は無料、拝観料も無料で、この様な素晴らしい風景が観られるなんて本当に有難いです。

御朱印(水月場)

獅子吼庭(寺院の手前)

山門(黒門)
こちらから入山される方は少ない

方丈(華蔵庵)、大玄関、庫裏(天厨院)
(全て2003年に火災で焼失、再建)

大玄関

天厨院入口

鐘楼

大イチョウ




虎渓僧堂(座禅堂)

国指定名勝 永保寺庭園



観音堂(国宝)=仏殿(本堂)





開山堂(国宝)


五平餅 駐車場のお店で購入(1本100円、安い)
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