健やかな成長や無病息災などの祈りがこめられた五節句の風習を伝えるため、節句の飾りつけに力を入れてきましたが、五節句の「切り絵御朱印」を昨年の5月(端午の節句)から始めました。
切り絵御朱印「人日の節句」
1月7日の人日の節句は、この日に「七草粥」を食す風習があるように「七草の節句」とも称します。富士山の上に輝く朝日の中に春の七草を描きました。また「巳歳」にちなみ、富士山と一緒に大きな「蛇」を描き、その胴体にはお正月らしく松竹梅の文様をほどこしました。
山肌を覆っているのは「鱗(うろこ)」文様
三角形が上下左右に連続して配置された様が魚や蛇の鱗に似ていることから鱗文様と呼ばれています。三角形には魔除けや厄除けの意味合いがあり、また蛇は脱皮を繰り返すことから、再生の意味も込められています。
辰年から巳年へのバトンタッチの意味も込めて
天に昇ってゆく「昇龍」も描きました!
元日からお渡しできるようにと考えていますが、準備が出来ましたら改めてお知らせいたします。