日本には四季に根ざした様々な風習があります。そして、無病息災や五穀豊穣など、祈りとともに行われてきました。
そうした先人達が伝えてくれた「祈りのカタチ」を後世へ繋げることも神社の使命と思って、季節ごとに、特に五節句を中心に、境内を飾りつけています。
今回は、菊の節句(重陽の節句)飾りつけのご案内です。
◆ 被せ綿 (きせわた)
菊の花に真綿を被せて、翌朝、朝露を含み菊の香りがうつった真綿で身体を拭い、健康長寿を祈願しました。
(真綿が飛んでしまいますので、風の穏やかな日限定)
◆ 茱萸嚢 (しゅゆのう)
呉茱萸(ごしゅゆ)の実を緋色の袋に入れて柱などに掛け、「厄除け」や「長寿」を祈願しました。昔は、菊の節句に出して、端午の節句(翌年の5月)まで飾りつけていたそうです。
◆ 菊の花手水
菊の節句に因み、花手水も菊の花を中心に整えました。古来より菊には邪気を祓う力があるとされております。花手水をご覧いただき心を清めてから、ご参拝ください。
旧暦の重陽が10月14日ですので、いずれも以下の通り、2期に分けて飾り付けをいたします。
第1期 9月1日 〜 15日
第2期 10月1日 〜 15日
御朱印も、菊の節句をイメージして絵柄を添えました。
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菊の被せ綿(きせわた)
茱萸嚢(しゅゆのう)
菊の花手水
菊鶴の絵柄を添えた御朱印