■鬼とは？■

節分は立春の前日・立夏の前日・立秋の前日・立冬の前日の計4回あり
特に1年を24分割した二十四節気の始まりである「立春」前日の節分が有名である。
よく見かける「鬼」は、寅柄パンツに牛のツノが生えた姿であるが
そのような姿になったのは方角が関係しています。
北を起点に干支を順に12等分に配置すると、北東の方角に「丑と寅」が入ります。
その方角は「鬼門」と呼び、対角の南西を「裏鬼門」などと呼ばれて
昔から「注意しなければならない方角」とされてきました。
ここで出ました「鬼」の文字
では、なぜ北東と南西が「鬼」なのか

南・東は太陽の昇る方角であり、陰陽の「陽」
北・西は太陽の沈む方角であり、陰陽の「陰」
北東の鬼門は→北の陰から東の陽に交わる所
南西の裏鬼門→南の陽から西の陰に交わる所
古来よりさまざまな節目の時には「邪気が生じる」とされてきました
その「変わり目に」あたるのが鬼門と裏鬼門なのです

みんな知ってる夕方の「たそがれ時」対となる明け方の「かわたれ時」
それは「昼と夜が交わる」時間を指し、邪気が生じやすい時なのです。
実際、事故の多い時間帯です。

つまり、節分とは季節が変わる節目であり
特に立春前日の節分は、冬から春へ変わる時
更に旧暦では新しい年へ変わる時でもあります
強い邪気が立ちやすいからこそ「豆」を撒いて邪気を祓うのです

そして今年の節分はなんと2月2日のレア年
2日の節分は124年ぶり！そのような事から
急遽「節分限定御朱印」をご用意しました。
2月2日は9時より神社をお開けしてお待ちしています。
時節柄、大きい声ではお知らせできないので
ここで小さくお知らせいたします。
長々文章はカモフラージュ、実はこれが本題でした。
最後までお読みくださった皆さまありがとうございました。

ちなみに米でも麦でもなく「豆」を撒くのは、穀類の中で実が大きく強い穀霊が宿ると信じられてきたからです。

今年の方位盤、海外ではマジックスクエアなんてかっこよく呼ばれてます❗

※この投稿は節分が過ぎたら削除します。と思いましてが、もったいないので残しておきます✨