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前神寺ではいただけません
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まえがみじ|真言宗石鈇派石鈇山(いしづちさん)

前神寺
愛媛県 石鎚山駅

御朱印について
御朱印
あり
限定
-
御朱印帳
-
パーキング
駐車場
あり

30台、大型5台(無料)

巡礼

その他の巡礼の情報

四国八十八箇所64番
四国(東予)七福神・寿老人

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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2024年08月18日(日)
1973投稿

1泊2日四国八十八か所巡り。2日目の9寺院目です。
吉祥寺からの移動時間はあまりかかりませんでした。
境内は広く お堂や祠がいくつもあります。
驚いたのは本堂が今まで見たことがないほど大きいことです。
本堂の両サイドにも 名前を知らないのですが 廊下のようなものもあり コの字型になっています。
中央には石敷きの広場があり 儀式で使うと思われる区画(加持祈祷?)があります。
もうすぐタイムアップと思いつつ じっくり見て回りました。
林(森?)の中にあるため 木陰がちょうど涼しく 気持ちの良い風が吹いていました。
今日の最後を 素敵な寺院で締めくくれると思い とても嬉しかったです。
四国霊場 まだ先が長い 素敵な寺院に出会えますように。

山号は石鈇山 院号は金色院 宗旨宗派は真言宗石鈇派 寺格は総本山 ご本尊は阿弥陀如来 創建年は奈良時代の初期 開基は役小角です。

ご真言とご詠歌は
ご本尊真言:おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌:前は神後(うしろ)は仏(ほとけ)極楽の よろずの罪をくだくいしづち

由緒については
役の行者(役小角)が石鎚山の頂上を目指すもあまりの厳しさで諦めて下山しようとしたとき 斧(鈇)を砥石で磨ぐ老人に出会い 行者が問うと曰く「之は磨いて針にするのだ」と この言葉に行者は挫折してはならない「為せば成る」と自分に言い聞かせ再び頂上に向かい ついには登り着き修行を続けると釈迦如来と阿弥陀如来が衆生の苦しみを救済するため合体し石鈇蔵王権現となって現れたのを感得した。
その後 行者が当地(現在は石鎚神社中宮成就社のある場所)まで下山してきたとき「わが願い成就せり」と云ったといわれる。
そして その尊像を彫って祀ったのが当寺の開基とされている。
後に石仙(しゃくせん)が当地に堂を建て常住舎と云われた。
そして 弟子の寂仙[注釈 2]が山頂への登山道を整備した。
桓武天皇(782年〜805年)が病気を患った時 常住舎で平癒の祈願をし成就したことによって当地に七堂伽藍が建てられ勅願寺とし「金色院前神寺」の称号を下賜され 石仙には菩薩号を賜ったと伝えられる。
さらに空海(弘法大師)が19歳(793年頃)の時に石峯(石鎚山)に跨りてと『三教指帰』に自ら記しているように当山で修行をし 後年 当寺を巡錫している。
また 文徳天皇 高倉天皇 後鳥羽天皇 順徳天皇 後醍醐天皇など多くの歴代天皇の信仰が厚かったことでも知られ 当寺(常住)に1591年伊予の領主となった福島正則が参籠した。
徳川家にも崇敬され1610年豊臣秀頼が神殿を修築 福島正則がその普請奉行となる。
そして 西条藩主・小松藩主も厚く遇した。
なお 当寺は山頂の弥山に存在する石鈇蔵王権現社(現在の石鎚神社奥宮頂上社)の別当寺で 東の遥拝所でもあった。
とありました。

前神寺(愛媛県)

境内案内図

前神寺(愛媛県)

修行大師像

前神寺(愛媛県)

手水

前神寺の建物その他

鐘楼

前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)

金毘羅大権現

前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)

子育地蔵

前神寺(愛媛県)

竜でした

前神寺(愛媛県)

十三仏真言

前神寺(愛媛県)

稲荷大明神

前神寺(愛媛県)

毘沙門天かな

前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)

本堂

前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)

扁額

前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)

大師堂

前神寺(愛媛県)

屋根に狛犬?

前神寺(愛媛県)

それにしてもでかい本堂

前神寺(愛媛県)

薬師堂

前神寺(愛媛県)

不動明王堂

前神寺(愛媛県)
前神寺(愛媛県)

寺務所

前神寺(愛媛県)

かわいいねぇ

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歴史

山岳信仰の山として崇拝される日本七霊山の一つである石鎚山(標高1982m)の麓の霊場で、真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもある。
開創は、天武天皇(在位673~86)時代に修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救済するために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。その後、桓武天皇(在位781~806)が病気平癒を祈願し成就されたことにより七堂伽藍を建立し、勅願寺「金色院・前神寺」の称号を下賜された。以降、文徳天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇、順徳天皇など多くの歴代天皇の信仰が厚かった。
後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。
江戸時代には、西条藩主松平家の祈願所となり三つ葉葵の寺紋を下賜するなど寺運は隆盛を極めたが、明治維新の神仏分離令により寺領を没収され、一時は廃寺を余儀なくされた。明治22年に前神寺として復興をはたし真言宗石鈇派総本山として法灯を伝えている。
毎年恒例の7月1日からの「お山開き」には白衣姿の信徒が結集し、法螺貝の音に「なんまいだ」を唱和している。

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前神寺の基本情報

住所愛媛県西条市洲之内甲1426
行き方

石鎚山駅 (0.7km)
63【吉祥寺】より
(自家用車)約10分 約3km
(徒歩)約50分 約3.5km
65【三角寺】より
(自家用車)約1時間 約46km
(徒歩)約13時間 約45km

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名称前神寺
読み方まえがみじ
参拝時間

7:00~17:00

トイレ駐車場にあり
御朱印あり

限定御朱印なし
電話番号0897-56-6995
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

巡礼の詳細情報

四国八十八ヶ所霊場(お遍路)

詳細情報

ご本尊阿弥陀如来
山号石鈇山(いしづちさん)
院号金色院(こんじきいん)
宗旨・宗派真言宗石鈇派
創建時代七世紀後半
開山・開基役行者小角
本堂入母屋造
文化財

石鎚修験道に関する古文書、横峯寺出入(御室御所ご裁許後道後先達中の披露の節定書)、修験道に関する綴(西条市指定書跡)

ご由緒

山岳信仰の山として崇拝される日本七霊山の一つである石鎚山(標高1982m)の麓の霊場で、真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもある。
開創は、天武天皇(在位673~86)時代に修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救済するために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。その後、桓武天皇(在位781~806)が病気平癒を祈願し成就されたことにより七堂伽藍を建立し、勅願寺「金色院・前神寺」の称号を下賜された。以降、文徳天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇、順徳天皇など多くの歴代天皇の信仰が厚かった。
後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。
江戸時代には、西条藩主松平家の祈願所となり三つ葉葵の寺紋を下賜するなど寺運は隆盛を極めたが、明治維新の神仏分離令により寺領を没収され、一時は廃寺を余儀なくされた。明治22年に前神寺として復興をはたし真言宗石鈇派総本山として法灯を伝えている。
毎年恒例の7月1日からの「お山開き」には白衣姿の信徒が結集し、法螺貝の音に「なんまいだ」を唱和している。

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