縣神社

千葉県 大網駅

「ふさのくに御朱印めぐり」をコンプリートするのに２社残っていたので、今回の連休を利用して向かいました。

この住所だと車のナビで土気町が出ず(３年前に購入の新車なのに)、電話番号で検索したら違う場所に行きそうだったので、途中から前もって別のサイトで調べておいた写真付きの案内を頼りに到着出来ました。途中で寄ったコンビニで地図を見ておいて良かったです。

杉の森に囲まれて晴れていても風が凄く強かったので肌寒い。駐車場には他に1台のみ。聞こえるのは強風で枝や葉がぶつかるガサガサという音だけ。その中を迷いながら到着したのと、３年越しでコンプリート間近の達成感を感じながら参道を進みます。

こちらが最後に残ったのは、御朱印を頂くのに「要予約」となっていたから。でも社務所に電気が点いていて車も見えたので、玄関脇のベルを押すと宮司さまが出てきて無事に御朱印を書き入れてもらえました。

目印は「いなほ農産物直売所」か「ヌーヴェルカントリークラブ」のそばです。

彫刻の規模と技巧が素晴らしいです。側面のは玉垣の外から見られるのですがずっと見ていても飽きません。正面も木鼻の龍が虹梁に尾を引いている贅沢な作りになっています。脇障子だけは人物で、おそらく梅妻鶴子と李白観瀑。

作者は九代目和泉良安の門人 岸上八五郎先基(宮司さんに教えていただきました)。検索しても出てきませんが、和泉・岸上両家は東照宮の彫刻に携わっていたそうです。

たまたまいらっしゃった宮司さんとお話しできました。楽しい時間を過ごせました。

迷いながら訪問した先には、深い社叢に囲まれた社殿が現れました。
駐車場の鳥居から社殿は見えず、参道を進むと写真の鳥居が左手に現れました。右側が旧参道のようですが、数メートル先からは崩れておりました。

東金/大網白里の神社は、いずこも心が落ち着く社叢に囲まれており、
また改めて参拝させていただきたいと思いました。