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下総国三山 二宮神社からのお知らせ一覧
令和六年 一月の月替特別朱印
令和六年一月の御朱印は「甲辰(きのえたつ)」です。
「龍」は弥生時代に稲作と共に日本に伝わり、水や雨、天候を司る神として信仰されるようになりました。また瑞獣(めでたいこと)として崇められ「昇り龍」「登龍門」といった言葉も生まれました。
そんな令和六年の干支である「龍」を力強く、また淡い色を用いて描いております。
月替特別御朱印は元日から1月19日までは書置きのみでのお渡しとなります。
直書きは1月20日以降の土日限定とさせていただきます。
通常御朱印は毎日お書入れ致します。
令和六年の干支「甲辰(きのえたつ)」の御朱印です。
〈甲〉は亀の甲羅に模した文字で、転じて甲羅のような堅い殻に覆われた種になぞらえ十干の最初に宛てられました。〈辰〉(「ふるう、ととのう」を意味する)に配された〈龍〉は印度中国を経て弥生時代に稲作と共に日本に伝わり、水や雨、天候を司る神として信仰されるようになりました。また瑞獣(めでたいこと)として崇められ「昇り龍」「登龍門」といった言葉も生まれました。このような龍にあやかり本年が五穀豊穣や豊漁、産業振興など、すべてにおいて繁栄の年となりますよう願い奉製いたします。
12月の月替特別御朱印「灼然」
2023年11月23日(木) 〜
昨年十二月は拝殿の彫刻「獏(ばく)」の絵柄に「弥栄(いやさか)」と書きましたが、今年は「獅子(しし)」の描画に「灼然(いやちこ)と記しております。
「獅子」は「獏」と共に拝殿正面左右の「木鼻(きばな)」にあり、境内を守護しています。「灼然」は「いやちこ」と読み、「神仏の利益、霊験が著しい、あらたかなこと」を意味します。
行く年に感謝し、来る年の平安を祈念しつつ奉製いたします。
※お正月準備のため、月替特別御朱印は12月24日(日)までとさせていただきます。25日以降は、通常御朱印も書置きでの対応とさせていただきますので、ご注意ください。
10月の月替特別御朱印「禍取」
2023年10月01日(日) 〜
今月は当社に伝わる神楽「禍取舞(かとりまい)」から文字と絵柄を採用しております。当社の神楽は「二宮神社神楽はやし連」により伝承され、船橋市指定民俗文化財になっております。演目十六座のうち「禍取舞」は市内では当社にのみ伝わる独自のものです。この舞は黄泉国から帰ったイザナギノミコトがその穢れを洗い清められた際に生まれた住吉三神による国中の諸々の罪穢を祓い清め、国土の安寧を祈る舞です。自然災害や疫禍が繰り返し起こる時代。この神楽に込められた祈りを胸に奉製いたします。
※神楽は春祭(1月15日)と例祭(10月16日)に神楽殿で、節分祭には社殿で奉納演舞されます。
9月の月替特別御朱印
2023年09月01日(金) 〜
今月は「長久」と謹書し、「リンドウとウサギ」を描いております。
「長久」という言葉は中国の古典『老子』にある「天長地久」すなわち天地が永遠であるように物事がいつまでも続くことを意味する語より採っております。かつて天皇陛下の誕辰(たんしん=誕生日のこと)を「天長節」(てんちょうせつ)、皇后陛下のそれを「地久説」(ちきゅうせつ)と称したのもここからきています。
また今回の絵柄は次のような言い伝えに基づいています。昔々修験道の租と仰がれる役小角(えんのおづぬ)またの名を役行者(えんのぎょうじゃ)が日光の山奥で修行中にウサギが一所懸命に草の根を掘り出しているのを見かけました。「何をしているのか?」と行者がウサギに尋ねたところ、「病気の主人のために持ち帰るのだ」と答えました。それを聞いた行者も病人に試してみたところ大いに効き目がありました。この薬効ある根がリンドウという花のものだったという訳です。
実際、リンドウという名は漢方薬の「竜胆」(りゅうたん)からきているといいます。そうした病を癒す力を持つことから「敬老の日」(毎年九月第三月曜、本年は九月十八日)に際し、おじいちゃん・おばあちゃんの長寿を願い贈り物としてリンドウが選ばれることも広く行われています。
この度は老若男女問わず皆様が「長く久しく」お健やかでありますよう祈念しつつ奉製いたします。
※九月十八日(月)は諸事情により書置きでの対応とさせていただきます。
9月の月替特別御朱印「長久」
4月の月替特別朱印
2023年03月26日(日) 〜
ご朱印 令和5年4月「共に咲ふ」
今月は「共に咲(わら)ふ」と題し、桜の絵を描いております。
和銅五年(七一二)成立の現存最古の書物『古事記』に「八百万神(やおよろずのかみ)共に咲(わら)ひき」と出てくる所から採りました。
「咲」は「笑」の古字で、かつては「笑ふ」を「咲ふ」と書いたのです。後にその「咲」を「花が開く」意味で使うようになったのは日本独自の用法です。私達の先祖は「笑う」ことと「開花」を重ねて考える感性を持っていたのです。今回の元になった『古事記』の文は天岩戸神話の箇所に出てきます。天照大御神が岩戸に籠られたことで天上も地上も暗黒に覆われてしまいました。その大御神が外に出てこられる直接のきっかけが神々の「大笑い」でした。これにより世界に光が戻ったのでした。「笑う門には福来る」とも申します。花々が咲き開くように皆で笑って明るい世にいたしましょう。
12月月替特別朱印のお知らせ
2022年11月28日(月) 〜
今月は「弥栄(いやさか)」と題し、拝殿の彫刻「獏(ばく)」を絵柄としております。
「獏」は「獅子(しし)」とともに拝殿正面左右の「木鼻(きばな)」というところ存し、象に似ていますが実在の動物ではなく、中国から伝わった想像上の霊獣であり、境内の聖域を守護しています。この「獏」は「悪夢を食べてくれる」との言い伝えから邪気を祓うものとされ、やがて吉事の招来を祈る「縁起物」とされるようになりました。
そのような意味合いに相応しい善き言葉が今回謹書する「弥栄」です。漢語の「万歳(ばんざい)に当たる大和言葉です。「いよいよ栄えてゆきますように」との意義があります。
本年もコロナ禍は終息せず、自然災害は続き、世界に紛争は絶えません。
来る令和五年が私たちの切なる願いである「弥栄」なる世となりますよう祈念を込め奉製いたします。
今月は20日より「幸先詣」を行うため、月替特別朱印は18日迄の土日限定と致します。
黒い紙の御朱印帳をお持ちの方はこのようになります。
11月月替特別朱印のお知らせ
2022年11月03日(木) 〜
今月は「千秋(ちあき)」と題し、「もみじ」を絵柄としております。
「千秋」は深まりゆくこの季節にふさわしい言葉でもありますが、直接的には現存最古の書物(日本の神話や歴史書)である『古事記』(和銅5年=西暦712年)に出てくる言葉から採っております。すなわち「豊葦原之千秋長五百秋之水穂国(とよあしはらのちあきのながいほあきのみずほのくに)」です。これは私たち日本国の美称で、「ゆたかな葦原で永久に穀物のよく生育する国」を意味します。「千秋」の「千(ち)」は「数の多いこと」、「秋(あき)」はここでは「年」のことであり「長い年月」「永遠」を表します。
今回の「もみじ」の絵は当社の境内に存在するものです。毎年彩り豊かに紅葉し、参拝の皆様に楽しんで頂いております。国が長く栄え、「もみじ」はもとより四季折々の自然の巡りが変わることなく続くことは私たちの切なる願いでありましょう。
このたびは、そのような思いと、皆様の幸いがいつまでも続くことを祈りつつ奉製いたします。
尚、月替特別朱印は土日祝の9:00~15:00で承ります。
10月の月替特別朱印のお知らせ
2022年10月01日(土) 〜
今月は「神月(かみのつき)」と題し、玉串(たまぐし)を絵柄としております。
十月の異称「神無月(かんなづき)」は「無」の字が入っていることから「神様が居られない月」との説が古くからありますが、本来の語義はそうではなく、「無」は当て字であり、「な」は連体助詞「の」に当たり「神の月」を意味します。
当社では毎年十月十六日に「例祭(れいさい)」を斎行しております。「例祭」とは神社にとって最も重要なお祭りで、大祭に当たります。この時期は全国各地の多くの神社で秋祭りが行われています。まさに「神の月」と申せましょう。
今回の題材となっております玉串とは、祭典において神様に拝礼する際に捧げられるものですが、玉串の「玉」とは「魂」のことであり、私たちの心の底からの切なる思い、神様への感謝と祈願といった真心を、常に若々しく瑞々しい榊葉に込めて御神前に捧げられるものです。
このご朱印を通して、そのような厳粛な神祭の場を感じていただきたく願い奉製いたします。
※月替特別朱印は土日祝日の9:00~15:00で受け付けております。
※10月16日(日)は『例祭』により神職祭典奉仕の為、午前中はお預かりのみとさせていただきます。
予め御了承ください。
黒い台紙の御朱印帳も対応いたします。
7月の月替特別朱印
2022年07月01日(金) 〜
今月は「清冽」(せいれつ)と題し、当社拝殿に飾られた龍の彫刻を元にした絵柄です。
「清冽」とは「清らかに澄んで冷たいさま」を意味します。
この言葉は4月に熊本で開かれた「第4回アジア・太平洋水サミット」において天皇陛下が「人の心と水-信仰の中の水に触れる-」と題して行われたご講演の中で仰られたものです。
会場の熊本市を「清冽な水の都」と称えられましたが、日本中が「清冽な水」に恵まれているとも言えましょう。
このご講演で陛下は、古来日本はもとより世界の様々な国、地域において、龍や蛇が水神として祀られている例を紹介され、人と水との深い関係についてお話になられました。
そして「全ての人々が、豊かな水の恩恵を受けて安心して日々の暮らしを営むことが可能となり、それがやがてアジア太平洋地域、さらには全世界の平和と繁栄につながっていくことを心から願います。」と結び近くで申されました。
この大御心(おおみこころ)をいただき奉製いたします。
尚、月替特別朱印は土日祝日の9:00~15:00で受け付けております。
6月の月替わり特別朱印
2022年06月01日(水) 09時00分〜
今回は、「成就」(じょうじゅ)と題し、書の名人として「三跡」(三人の能書家)の一人と称えられる平安時代の小野道風(おののとうふう/みちかぜ)の逸話に基づきます。自分には書の才能が無いと悩んでいた道風は、ある雨の日に散歩に出かけ、柳の葉に飛び移ろうとする蛙を目にしました。地面から柳の葉までは距離があり、なかなか蛙は飛び付けません。蛙は何度も何度も失敗しては繰り返し繰り返し飛び掛かった末に遂に成功しました。その光景を目にした道風は、この蛙のようにあきらめずに努力しようと悟り励み、書家として大願成就したのでした。この伝承は花札の絵柄にもなり広く世に知られており、この場合は11月の札となっておりますが、6月は梅雨の時期でもあり、雨から蛙を連想した次第です。皆様それぞれの願いが成就することを祈念し奉製いたします。
尚、限定御朱印は土日祝日限定です。
6月の月替わり特別朱印のお知らせ
今回は、「成就」(じょうじゅ)と題し、書の名人として「三跡」(三人の能書家)の一人と称えられる平安時代の小野道風(おののとうふう/みちかぜ)の逸話に基づきます。自分には書の才能が無いと悩んでいた道風は、ある雨の日に散歩に出かけ、柳の葉に飛び移ろうとする蛙を目にしました。地面から柳の葉までは距離があり、なかなか蛙は飛び付けません。蛙は何度も何度も失敗しては繰り返し繰り返し飛び掛かった末に遂に成功しました。その光景を目にした道風は、この蛙のようにあきらめずに努力しようと悟り励み、書家として大願成就したのでした。この伝承は花札の絵柄にもなり広く世に知られており、この場合は11月の札となっておりますが、6月は梅雨の時期でもあり、雨から蛙を連想した次第です。皆様それぞれの願いが成就することを祈念し奉製いたします。
12月の特別朱印『大火揚(おおびよ)』
2021年12月01日(水) 〜
9月から休止しておりました月替わりの特別朱印ですが
12月の土日のみで再開いたします。
二宮神社の古式神迎『大火揚』(おおびよ)を題材にいたしました。
御朱印の詳細は当神社HPをご参照ください。
https://www.ninomiya-jinja.jp/syuin
説明:『大火揚』(おおびよ)は旧暦11月13日夕刻に斎行される二宮神社の神事です。
当神社の御祭神:藤原時平公の子孫にあたる、藤原師経一行が当神社に到着した日で、
大焚火をして接待をしたと伝承されています。
その後、火を放って拝む神迎神事(かみむかえしんじ)となりました。
『大火揚』(おおびよ)は旧暦11月13日夕刻に斎行される二宮神社の神事です。
当神社の御祭神:藤原時平公の子孫にあたる、藤原師経一行が当神社に到着した日で、
大焚火をして接待をしたと伝承されています。
その後、火を放って拝む神迎神事(かみむかえしんじ)となりました。
清清し_すがすがし_
【8月特別朱印のご案内】
8月の特別朱印は「金魚」です。
※8月は土日のみの頒布といたしますのでご了承ください。
題字にもなっております『清清し(すがすがし)』
この言葉は二宮神社の御祭神『建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)』がヤマタノオロチ退治を果たされた後で「我御心湏賀湏賀斯(あがみこころすがすがし)」と仰られたことを引用しました。
御神気満ちる御神水にて悠々と泳ぐ金魚をみて
ー清々しくー
感じていただければと思います。
頒布期間:8月1日~8月31日
受付時間:9:00~15:00
※すべて直書きでございますので御朱印帳をお持ちください。
本年は郵送対応しておりませんのでご了承ください。
※昨今いろいろなお色の御朱印帳がございますが
当神社は全て対応出来ますので、どうぞお持ちください。
二宮神社御朱印紹介HP https://www.ninomiya-jinja.jp/syuin
今月の言葉は「清清し(すがすがし)」境内で悠々と泳ぐらんちゅうをモデルにデザインしました。
黒和紙の御朱印の場合、このようになります。
その他、様々なお色の御朱印帳に対応しておりますのでどうぞお持ちください。
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