しもうさのくにみやま にのみやじんじゃ
下総国三山 二宮神社からのお知らせ一覧
公式千葉県 薬園台駅
しもうさのくにみやま にのみやじんじゃ
公式千葉県 薬園台駅
2023年02月01日(水) 〜
今月は「春きたる」と謹書し、「梅とメジロ」を画題としております。
咲き匂う梅の花。その蜜を求めて飛来するメジロ。立春を迎え、待ちに待った春の到来です。メジロはつがいでいることが多いそうです。仲睦まじく、かわいらしい合唱を聞かせてくれます。私たちも家庭や地域、日本や世界、みんなが仲良く暮らし、和やかに言葉が交わされ響かせ合うことを願い奉製いたします。
2022年11月28日(月) 〜
今月は「弥栄(いやさか)」と題し、拝殿の彫刻「獏(ばく)」を絵柄としております。
「獏」は「獅子(しし)」とともに拝殿正面左右の「木鼻(きばな)」というところ存し、象に似ていますが実在の動物ではなく、中国から伝わった想像上の霊獣であり、境内の聖域を守護しています。この「獏」は「悪夢を食べてくれる」との言い伝えから邪気を祓うものとされ、やがて吉事の招来を祈る「縁起物」とされるようになりました。
そのような意味合いに相応しい善き言葉が今回謹書する「弥栄」です。漢語の「万歳(ばんざい)に当たる大和言葉です。「いよいよ栄えてゆきますように」との意義があります。
本年もコロナ禍は終息せず、自然災害は続き、世界に紛争は絶えません。
来る令和五年が私たちの切なる願いである「弥栄」なる世となりますよう祈念を込め奉製いたします。
今月は20日より「幸先詣」を行うため、月替特別朱印は18日迄の土日限定と致します。
黒い紙の御朱印帳をお持ちの方はこのようになります。
2022年11月03日(木) 〜
今月は「千秋(ちあき)」と題し、「もみじ」を絵柄としております。
「千秋」は深まりゆくこの季節にふさわしい言葉でもありますが、直接的には現存最古の書物(日本の神話や歴史書)である『古事記』(和銅5年=西暦712年)に出てくる言葉から採っております。すなわち「豊葦原之千秋長五百秋之水穂国(とよあしはらのちあきのながいほあきのみずほのくに)」です。これは私たち日本国の美称で、「ゆたかな葦原で永久に穀物のよく生育する国」を意味します。「千秋」の「千(ち)」は「数の多いこと」、「秋(あき)」はここでは「年」のことであり「長い年月」「永遠」を表します。
今回の「もみじ」の絵は当社の境内に存在するものです。毎年彩り豊かに紅葉し、参拝の皆様に楽しんで頂いております。国が長く栄え、「もみじ」はもとより四季折々の自然の巡りが変わることなく続くことは私たちの切なる願いでありましょう。
このたびは、そのような思いと、皆様の幸いがいつまでも続くことを祈りつつ奉製いたします。
尚、月替特別朱印は土日祝の9:00~15:00で承ります。
2022年10月01日(土) 〜
今月は「神月(かみのつき)」と題し、玉串(たまぐし)を絵柄としております。
十月の異称「神無月(かんなづき)」は「無」の字が入っていることから「神様が居られない月」との説が古くからありますが、本来の語義はそうではなく、「無」は当て字であり、「な」は連体助詞「の」に当たり「神の月」を意味します。
当社では毎年十月十六日に「例祭(れいさい)」を斎行しております。「例祭」とは神社にとって最も重要なお祭りで、大祭に当たります。この時期は全国各地の多くの神社で秋祭りが行われています。まさに「神の月」と申せましょう。
今回の題材となっております玉串とは、祭典において神様に拝礼する際に捧げられるものですが、玉串の「玉」とは「魂」のことであり、私たちの心の底からの切なる思い、神様への感謝と祈願といった真心を、常に若々しく瑞々しい榊葉に込めて御神前に捧げられるものです。
このご朱印を通して、そのような厳粛な神祭の場を感じていただきたく願い奉製いたします。
※月替特別朱印は土日祝日の9:00~15:00で受け付けております。
※10月16日(日)は『例祭』により神職祭典奉仕の為、午前中はお預かりのみとさせていただきます。
予め御了承ください。
黒い台紙の御朱印帳も対応いたします。
2022年07月31日(日) 〜
今月は「涼悠」と題し、神社で飼っております金魚を元にした絵柄となっております。
涼しげに、悠然と泳ぐ金魚をご覧になっていただき、夏の疲れが癒され、清々しくお過ごしになられますよう願い奉製いたします。
2022年07月01日(金) 〜
今月は「清冽」(せいれつ)と題し、当社拝殿に飾られた龍の彫刻を元にした絵柄です。
「清冽」とは「清らかに澄んで冷たいさま」を意味します。
この言葉は4月に熊本で開かれた「第4回アジア・太平洋水サミット」において天皇陛下が「人の心と水-信仰の中の水に触れる-」と題して行われたご講演の中で仰られたものです。
会場の熊本市を「清冽な水の都」と称えられましたが、日本中が「清冽な水」に恵まれているとも言えましょう。
このご講演で陛下は、古来日本はもとより世界の様々な国、地域において、龍や蛇が水神として祀られている例を紹介され、人と水との深い関係についてお話になられました。
そして「全ての人々が、豊かな水の恩恵を受けて安心して日々の暮らしを営むことが可能となり、それがやがてアジア太平洋地域、さらには全世界の平和と繁栄につながっていくことを心から願います。」と結び近くで申されました。
この大御心(おおみこころ)をいただき奉製いたします。
尚、月替特別朱印は土日祝日の9:00~15:00で受け付けております。
2022年06月01日(水) 09時00分〜
今回は、「成就」(じょうじゅ)と題し、書の名人として「三跡」(三人の能書家)の一人と称えられる平安時代の小野道風(おののとうふう/みちかぜ)の逸話に基づきます。自分には書の才能が無いと悩んでいた道風は、ある雨の日に散歩に出かけ、柳の葉に飛び移ろうとする蛙を目にしました。地面から柳の葉までは距離があり、なかなか蛙は飛び付けません。蛙は何度も何度も失敗しては繰り返し繰り返し飛び掛かった末に遂に成功しました。その光景を目にした道風は、この蛙のようにあきらめずに努力しようと悟り励み、書家として大願成就したのでした。この伝承は花札の絵柄にもなり広く世に知られており、この場合は11月の札となっておりますが、6月は梅雨の時期でもあり、雨から蛙を連想した次第です。皆様それぞれの願いが成就することを祈念し奉製いたします。
尚、限定御朱印は土日祝日限定です。
今回は、「成就」(じょうじゅ)と題し、書の名人として「三跡」(三人の能書家)の一人と称えられる平安時代の小野道風(おののとうふう/みちかぜ)の逸話に基づきます。自分には書の才能が無いと悩んでいた道風は、ある雨の日に散歩に出かけ、柳の葉に飛び移ろうとする蛙を目にしました。地面から柳の葉までは距離があり、なかなか蛙は飛び付けません。蛙は何度も何度も失敗しては繰り返し繰り返し飛び掛かった末に遂に成功しました。その光景を目にした道風は、この蛙のようにあきらめずに努力しようと悟り励み、書家として大願成就したのでした。この伝承は花札の絵柄にもなり広く世に知られており、この場合は11月の札となっておりますが、6月は梅雨の時期でもあり、雨から蛙を連想した次第です。皆様それぞれの願いが成就することを祈念し奉製いたします。
五月の風物詩である「鯉のぼり」は「鯉の瀧登り」や「登龍門」という言葉で知られる中国の故事が由来のひとつになっております。
これは龍門という急流を登り切った鯉は龍になるとの伝承から立身出世のたとえとなったものです。
この言い伝えを表す彫刻が当社に存在します。
ご本殿正面御扉(みとびら)の両脇に彫り刻まれております。
今月の絵柄はこの彫刻の鯉から採りました。未来を担う子供たちの幸せを願い奉製いたします。
五月も月替特別朱印は土日祝日のみ頒布です。
通常の御朱印は、毎日授与いたします。
今回は、三月の上巳(じょうし)の節句(桃の節句)に合わせるとともに、
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉国(よみのくに)すなわち死者の国から逃げ帰る際に、追いかけてきた軍勢に対し、桃の実三つを取って投げ、撃退した神話に基づきます。諸々の悪しきものを祓却(はらいしりぞける)力を信じ奉製いたします。
1月、2月に引き続き今月も土・日限定で頒布いたします。
詳細は神社HPをご参照ください。
https://www.ninomiya-jinja.jp/syuin
金の御朱印帳に奉製するとこのようになります。
黒の御朱印帳に奉製するとこのようになります。
2021年12月01日(水) 〜
9月から休止しておりました月替わりの特別朱印ですが
12月の土日のみで再開いたします。
二宮神社の古式神迎『大火揚』(おおびよ)を題材にいたしました。
御朱印の詳細は当神社HPをご参照ください。
https://www.ninomiya-jinja.jp/syuin
説明:『大火揚』(おおびよ)は旧暦11月13日夕刻に斎行される二宮神社の神事です。
当神社の御祭神:藤原時平公の子孫にあたる、藤原師経一行が当神社に到着した日で、
大焚火をして接待をしたと伝承されています。
その後、火を放って拝む神迎神事(かみむかえしんじ)となりました。
『大火揚』(おおびよ)は旧暦11月13日夕刻に斎行される二宮神社の神事です。
当神社の御祭神:藤原時平公の子孫にあたる、藤原師経一行が当神社に到着した日で、
大焚火をして接待をしたと伝承されています。
その後、火を放って拝む神迎神事(かみむかえしんじ)となりました。
本日8/2から緊急事態宣言が発出されたことをうけまして
人流抑制を考慮し、特別朱印の社頭授与を中止することといたしました。
期間は8/31迄を予定しております。
そのため、特別朱印の郵送を受け付けることといたします。
ご希望される方は当神社HPをご参照ください。
また、皆様のお顔を拝見しながら御朱印を授与できる日が来ることを
切に願っております。
https://www.ninomiya-jinja.jp/
【8月特別朱印のご案内】
8月の特別朱印は「金魚」です。
※8月は土日のみの頒布といたしますのでご了承ください。
題字にもなっております『清清し(すがすがし)』
この言葉は二宮神社の御祭神『建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)』がヤマタノオロチ退治を果たされた後で「我御心湏賀湏賀斯(あがみこころすがすがし)」と仰られたことを引用しました。
御神気満ちる御神水にて悠々と泳ぐ金魚をみて
ー清々しくー
感じていただければと思います。
頒布期間:8月1日~8月31日
受付時間:9:00~15:00
※すべて直書きでございますので御朱印帳をお持ちください。
本年は郵送対応しておりませんのでご了承ください。
※昨今いろいろなお色の御朱印帳がございますが
当神社は全て対応出来ますので、どうぞお持ちください。
二宮神社御朱印紹介HP https://www.ninomiya-jinja.jp/syuin
今月の言葉は「清清し(すがすがし)」境内で悠々と泳ぐらんちゅうをモデルにデザインしました。
黒和紙の御朱印の場合、このようになります。
その他、様々なお色の御朱印帳に対応しておりますのでどうぞお持ちください。