いわきやまじんじゃ
岩木山神社青森県 弘高下駅
8:00~17:00[4月~10月]
8:30~16:00[11月~3月]
参道から真っ直ぐ見ると岩木山の山頂が神社の上に見えて神秘的です。
少し長い上り坂ですが、鳥居をくぐると空気がフッと変わる気がします。
私は良く参拝しておみくじでアドバイスを貰ってますが、本当にいつもドンピシャのお言葉を頂けるので本当に助けてもらってるな、と感じます。
【陸奥國 古社巡り】
岩木山神社(いわきやま~)は、青森県弘前市百沢字寺沢にある神社。津軽國一之宮。旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は、顕国魂神、多都比姫神、宇賀能売神、大山祇神、坂上刈田麿命(坂上田村麻呂の父)。別称は「お岩木さま」、「お山」、「奥日光」。楼門、拝殿、本殿、奥門、瑞垣、中門は国指定の重要文化財。岩木山の登拝行事は国の無形民俗文化財。
創建は不詳。創建には諸説あり、最も古いもので奈良時代の780年に岩木山山頂に社殿を造営したのが起源とする説がある。平安時代の800年に、坂上田村麻呂が岩木山大神の加護により東北平定をなし得たとして、岩木山山頂に社殿を再建して奥宮とし、山麓に下居宮(おりいのみや:麓宮)を建立した。1091年に神宣により下居宮を現在地に遷座し、百沢寺(ひゃくたくじ)岩木山三所大権現と称した。
安土桃山時代の1589年、岩木山の噴火により百沢寺は全焼したが、1603年に津軽為信により再建を開始、以後津軽氏の保護のもと、弘前藩の総鎮守とされた。明治時代に入り、神仏分離により寺院を廃止して岩木山神社とし、国幣小社に列格した。
当社は、JR奥羽本線・弘前駅の西方13kmの岩木山東南麓にある。鬱蒼とした森に囲まれている境内はかなり広く、入口から社殿にかけては長く真っ直ぐの参道を徐々に登って行く。社殿の手前には大きな楼門があり、続いて中門、拝殿、奥門、本殿と一直線に並んでいる重厚な造り。式内社ではないし、元々の一之宮ではないが、これらに負けず劣らずの荘厳さ、重厚感の魅力的な大社。
今回は、津軽國一之宮(新一の宮)、旧国幣小社であることから参拝することに。参拝時は休日の朝早めの時間で、土砂降りの荒天にも関わらず、多くの人々が絶えることなく参拝に訪れていた。
境内南東端入口の<社号標>。鳥居は離れていて、入口は駐車場になっている。
参道のスタート地点にある<一之鳥居>。石製の両部鳥居。
参道進んで<二之鳥居>。石製の明神鳥居。
さらに参道進んで<三之鳥居>。朱色に塗られた木製の両部鳥居。
三之鳥居の手前左側の奥まったところにある<奥富士出雲神社>。
参道を徐々に登りながら進むと、左右が開けたところに出る。
参道左手にある<授与所>。御朱印はこちら。
参道右手の階段を上がったところにある<社務所>。大きな建物でなんと茅葺屋根。(;゚Д゚)
神橋を渡って進むと、正面に聳え立つ大きな<楼門>。江戸時代初期1628年建立。弘前藩2代藩主・津軽信牧により百沢寺の山門として建立された。桁行17m、梁間8m、棟高18m、入母屋造、丹塗り、栃葺形銅板葺。国指定の重要文化財。
参道右手にある<手水盤>らしき石。
楼門手前、参道左側にある<狛犬>。力強く、個性的な風貌。
楼門手前、参道右側にある<狛犬>。左側の狛犬とは作者が違うのかな。
楼門をくぐって、すぐ正面に見える<中門>。江戸時代中期1694年建立。弘前藩4代藩主・津軽信政により百沢寺大堂(現在の拝殿)の門として建立された。切妻造の四脚門、栃葺形銅板葺。楼門、瑞垣ともに国指定の重要文化財。
中門前、階段左側の<狛犬>。こちらも個性的な風貌で年季が入っていそう。
中門前、階段右側の<狛犬>。
<中門>内部。扁額には「北門鎮護」とある。
中門は柱などの軸部が黒漆塗りで、木鼻・袖切等は朱塗り、蟇股・欄間は極彩色。中門と同様に国重文となっている<奥門>(間近では見られない、本殿前の門)も同様の技法で造られているとのこと。
<拝殿>正面。1640年建立。百沢寺の本堂として造られた。桁行5間、梁間5間、入母屋造平入、栃葺形銅板葺。外部は丹塗り、内部は弁柄塗り、千鳥破風の彫刻や蟇股は極彩色。
楼門と中門の間の参道両側に立つ、美しい造形の<青銅燈籠>。「弘化3年」の銘があるので、江戸時代後期の1846年に奉納されたみたい。
拝殿後ろの<本殿>。本殿の前にあるのが<奥門>。ともに国指定の重要文化財。
本殿は、1694年に4代藩主・津軽信政により建立。三間社流造銅瓦葺。豪華絢爛な建物のようだが、一般参拝だとこの画角範囲が限界。(^_^;)
社殿の右奥の、池の上にある<白雲神社>。参道には「白雲大龍神」と書かれた白い奉納旗がたくさん立っている。
社殿の右手奥にある<稲荷神社>。参道には「稲荷大明神」と書かれた赤い奉納旗がたくさん立っている。
稲荷神社から楼門まえに抜けようとした時に発見した<禊所>。
そう言えば当社では<手水舎>を見掛けなかったが、地元の人は楼門通過前にこちらで手を洗っているみたい。(^_^;)
もう一度<楼門>に登ってみると、階段を登り切ったところに面白い彫刻を発見。
逆サイドは登りの姿で、下りと姿と対になっているみたい。
最後に、楼門から見た境内全景。自然に抱かれたような、荘厳で神聖な雰囲気が素晴らしい。
(おまけ)駐車場の端にあった、お土産のお店。軽くのぞいてみると、、、
「青森名物」の売り文句に惹かれ、つい<ごへい餅>を購入。素朴な味で美味しい~♪ (^▽^)/
当社は昔から「お岩木さま」「お山」と親しんで呼ばれ、陸奥津軽の開拓の神、
農海産物の守護神、また祖霊の座すところとして崇められてまいりました。
神山・霊山である岩木山は津軽全土から仰望せられ、人々に慈しみの徳を授けたまい、
郷土人の生活と心のよりどころであります。
岩木山大神は太古より神霊岩木嶺にお鎮まりになられ、
今から約1200年前、宝亀11年(780)に社殿を山頂に
創建したのが当社の起りであります。
延暦19年(800)に、征夷大将軍 坂上田村麿がこれを再建し、
別に山麓である十腰内の里に下居宮を建立して、山頂を奥宮と称し、
寛治5年(1091)神宣により、下居宮を現在地に奉遷いたしました。
その後、世々の地頭・領主何れもがよく崇敬の赤誠をつくし、
江戸時代には津軽藩主 為信・信牧・信義・信政により大造営が行われ、
近代には崇敬者の熱意を集めて、建造物、諸施設とも整い、
名実共にその偉容を誇り、畏き辺りも日本の北門鎮護の名社として、
農業・漁業・商工業・医薬・交通関係、とりわけ開運福の神として、
色々の宗派を超え、深い信仰の源として厚く崇敬されております。
新しき時代に向かい、ご神徳のまにまに、日本人の心の絆としてひとしく拝し、
ご神威ますます輝かしく仰ぎ奉られるのであります。
大國魂鎮守 旧國幣社。
名称 | 岩木山神社 |
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読み方 | いわきやまじんじゃ |
通称 | お岩木様・お山 |
参拝時間 | 8:00~17:00[4月~10月]
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参拝にかかる時間 | 約20分 |
参拝料 | なし |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0172-83-2135 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://iwakiyamajinja.or.jp/ |
絵馬 | あり |
SNS |
日本全国の一宮まとめ |
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ご祭神 | 顕国魂神 多都比姫神 大山祇神 坂上刈田麿 宇賀能売神 |
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ご神体 | 岩木山 |
創建時代 | 宝亀11年(780年) |
創始者 | 不詳 |
本殿 | 三間社流造 |
文化財 | 〇重要文化財
〇重要無形民俗文化財
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ご由緒 | 当社は昔から「お岩木さま」「お山」と親しんで呼ばれ、陸奥津軽の開拓の神、
岩木山大神は太古より神霊岩木嶺にお鎮まりになられ、
延暦19年(800)に、征夷大将軍 坂上田村麿がこれを再建し、
新しき時代に向かい、ご神徳のまにまに、日本人の心の絆としてひとしく拝し、
大國魂鎮守 旧國幣社。 |
体験 | 祈祷おみくじお祓いお宮参り絵馬七五三御朱印お守り重要文化財祭り札所・七福神巡り一の宮伝説 |
Youtube | |
概要 | 岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、青森県弘前市百沢の岩木山の南東麓にある神社。別称、「お岩木さま」「お山」「奥日光」。旧社格は国幣小社で、津軽国一宮とされる。 |
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歴史 | 歴史[編集] 創建については諸説があるが、最も古い説では、宝亀11年(780年)、岩木山の山頂に社殿を造営したのが起源とされる[1]。 延暦19年(800年)、岩木山大神の加護によって東北平定を為し得たとして、坂上田村麻呂が山頂に社殿を再建し、その後、十腰内地区に下居宮(おりいのみや=麓宮、現在の厳鬼山神社)が建立され、山頂の社は奥宮とされた[1]。また、田村麻呂は、父の刈田麿も合祀したとされる。 寛治5年(1091年)、神宣により、下居宮を十腰内地区から岩木山東南麓の百沢地区に遷座し、百沢寺(ひゃくたくじ)と称したのが現在の岩木山神社となっている[1]。岩木山の山頂に阿弥陀・薬師・観音...Wikipediaで続きを読む |
アクセス | 交通[編集] 東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線弘前駅(中央口)、弘南バス弘前バスターミナルより弘南バス枯木平行にて約40分、岩木山神社バス停下車。 |
行事 | 祭事[編集] 七日堂神賑祭 - 選択無形民俗文化財 岩木山神社、弘前市鬼沢・鬼神社、平川市・猿賀神社で行われている神事。 全国的に見られる年初や小正月に行われる豊作や天候を占う行事の1つであり、岩木山神社の「七日堂祭」から農事が始めるといわれ、津軽地方の農業神として多くの農家からの信仰を集め、柳の枝や牛王宝印を用い「御柳神事」「御宝印神事」「三拍子神事」により、豊作祈願や家内安全を祈願する[1][2]。 お山参詣(神賑祭) - 重要無形民俗文化財 重要無形民俗文化財。「やまがけ」ともよばれ、津軽一円から岩木山の山頂にある奥宮を目指して、旧暦の7月末日から村落や地区などの単位で集団で登拝す...Wikipediaで続きを読む |
引用元情報 | 「岩木山神社」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E5%B2%A9%E6%9C%A8%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=101985321 |
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