ほうぞうじ|浄土宗西山深草派|二村山
法蔵寺のお参りの記録一覧
基本神社にしか行かない私ですが、御用があって行きました。飛鳥時代に仏教界の英雄(当時では問題児)の行基さんによって建立され、室町時代に徳川家の祖とされる松平親氏公によって伽藍が作られ、そのまま菩提寺として崇敬されていました。
《山門》
所属する浄土宗西山深草派は京都市中京区の誓願寺を本山とする宗派です。
《鐘楼門》
《日本武尊社》
楼門の左手にあります。
《本堂》🙏
徳川家の大元である松平家の菩提寺であるため、中央に葵の御紋があります。
《境内図》
《末社》
《近藤勇の首塚》
京都で斬首されさらし首にされた近藤さんの首を斎藤一が奪取し、こちらの住職だった孫空義天に供養を依頼しました。その後義天はこちらに異動になり、そのまま埋葬されたと言われています。
《本宿東照宮》🙏
👁チェックポイント‼️
松平家の菩提寺だったということから、当寺にも東照宮があります。
そしてこちらの扁額ですが、その時には気づかなかったのですが、揮毫者は神祇伯を世襲していた白川家の30代目当主である白川雅寿王だそうです。どういった由縁があったのでしょうか…ちなみにこちらの御朱印をいただけます。これが目的でした。
《客殿・恵比寿社》
《納経所》
残念ながら住職さん?が留守で、書置きの御朱印いただきました。
💜大河ドラマ聖地巡礼
旧東海道に面した飛鳥時代の創建に始まる名刹で徳川家康公所縁の場所として参詣しましたが、古代から明治維新まで様々な歴史満載のお寺さんです。
家康公が幼少の折には、当時の住職であった伯父にあたる教翁上人が就いて、当寺で学問や手習いなどを行ったとされ、境内の一番高い所には東照宮が鎮守社として祀られています。
そしてその東照宮の下には、松平家の御霊廟十基と三方ヶ原の合戦の忠死者の墓十八基が在りました。その中には、大河ドラマ「どうする家康」の「真・三方ヶ原合戦」の回で、殿の身代わりとなり金陀美具足を纏って討ち死にした、夏目次郎左衛門吉信のお墓が在りました。
お墓ですので写真は控えましたが、相当数の視聴者の感動を誘ったのとはかけ離れた、大変こじんまりとしたものでした。
でも改めて今、多くの人々の心の中に生き続けることになったと思います。
幼少期の徳川家康が学んだとされる寺。
国道1号線の近くにあり、名鉄の駅も歩いて行ける距離。
ここを何百回と通ったのに、全く知らなかった。
看板一つ出てやしない。
寺も周囲も寂れている。
最初の門は、かなり年季が入っている。よく見ると獅子の立派な彫刻がある。
門を抜けた左右に小さい寺がある。
どちらも自宅感が凄まじく、並みの神経では立ち入れない。
石段を登ると鐘楼門。
正面は普通。後ろに回ると階段付き。
階段を登ると鐘が撞けるが、進入禁止。
ずっと見ていられるビジュアル。
本堂も地味に見えてオシャレ。
屋根瓦に獅子がいるし、彫刻も豊富。
内部は、金ピカ極彩色。
入れそうだけど、入ってはいけない感。
本堂の左に連絡通路があり、雰囲気が良い。外観が趣ある六角堂に通じている。
どこから正面に回るか謎の日本武尊社。
何の説明も無い社のミニチュア。
お遍路的な役割の摂社。
三方ヶ原戦没者の墓。
近藤勇の首塚。
東照宮。
東照宮は首塚から登っていくとあるが、第一印象が側面になってしまう。
石段を上がって正面から見たい場合は、連絡通路下を抜ける必要がある。
東照宮は、色鮮やかで一見の価値有り。
境内図はあまりアテにならない。
図を信じると永遠に辿り着けない。
優良穴場物件。
物乞いとジョギングおじさん、観光客1組しかいなかった。
家康アピールものぼり旗一本。
見所がギュッと詰まった名所。
拝観料取った方が良い。
1号線に看板を出し、境内に程良く説明書きを増やせば良いと思う。
手水舎が参道に無いが、何故か脇道にある。こう言う所。
拝観無料。
駐車場無料。
トイレ有り。和式。
猪の目石燈籠
門
門の彫刻
鬼瓦
本堂
瓦に獅子
本堂内
味がある彫刻
カッコいい獅子
六角堂
近藤勇
猪の目ゾーン
東照宮
鐘楼門
三河三十三観音霊場巡りの15寺目は、岡崎市に在る第12番の二村山 法蔵寺です。14寺目の渭信寺から南へ約2.5kmの所です。今回の最後となります。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来、札所本尊は聖観音菩薩。
伝えによれば、701年に行基が観音像を刻み、法相宗の出生寺を創建。後に空海が諸堂を改修、六角堂を建立し、真言宗に改宗。1385年に京都·円福寺から来住した教空龍芸が浄土宗に改宗し、法蔵寺に改めた。その後、松平親氏が伽藍を建立し、松平家の菩提寺とした。また、家康が幼少の頃にこの7代教翁和尚(家康の伯父)に読み書きを習ったとの事です。
参道の両側に30台位駐車できます。
一番手前に家康お手植えの御草紙掛松があります。山門をくぐると賀勝水、石段の途中に日本武尊社があって鐘楼門をくぐると境内に入ります。結構広い境内です。
先ず、本堂で手を合わせます。堂内には入れませんが扉が開かれていますので須弥壇の本尊·阿弥陀如来は確認出来ました。こちらにはセルフ用御朱印はありません。
本堂左側には六角堂と棟続きの拝殿、こちらに札所本尊の聖観音が祀られていますが確認出来ませんでした。六観音が祀られているそうです。(「写真で勘弁してね。」と庫裏で言われました。)こちらにもセルフ用御朱印はありません。
奥へ進むと、新撰組の近藤勇の首塚、松平家御霊廟と三方ヶ原合戦忠死者の墓、その上に家康が詣りに来たという東照宮があります。(東照宮って家康が亡くなった後に造ったはずなんだけど・・)
ぐるっと廻ってから庫裏の納経所で朱印を押印して頂きました。
御朱印
御草紙掛松(家康お手植えの松 現在4代目)
山門
賀勝水
日本武尊社
鐘楼門
境内案内図
本堂
本堂内
観音堂(六角堂)拝殿 2002年再建
六角堂
祀られている六観音(観えません)
近藤勇(新撰組)首塚
本当に近藤勇の首が埋葬されたらしい
松平家御霊廟と三方ヶ原合戦忠死者の墓
東照宮
客殿
庫裏(納経所)
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