けんちゅうじ|浄土宗|徳興山
建中寺愛知県 車道駅
参拝/5:00~17:00
寺務所/9:00~17:00(12:00~13:00を除く)
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楽しみ方尾張随一の広大な敷地面積を誇る歴代尾張徳川家の菩提寺。二代藩主光友が父・義直追善供養のため建立した。
(名古屋時代MAPより)
歴史ある寺院です。
尾張徳川家の菩提寺です。

「東海三十六不動」第8番札所です。
1651年に第2代尾張藩主徳川光友が、父である徳川義直の菩提を弔う為、尾張徳川家代々の菩提寺として尾張藩全ての人々の心のよりどころとする為に、下総国結城の弘経寺住持であった成誉廓呑上人を開山として義直の位牌を祀る本堂などが建立されました。
1785年大曽根の大火が発生した際、火のついた布団が本堂の屋根に乗って本堂が炎上してしまい、第5代藩主徳川五郎太の御霊屋、総門、三門を除いて5つの御霊屋と多くの堂が焼失してしまいました。
1786年から1787年にかけて第9代藩主徳川宗睦と第19世辨及喚阿が中興され、それまで無かった初代藩主義直の御霊屋を含めて新たに4棟の御霊屋が建立されましたが、その際五郎太の御霊屋が徳川光友室千代姫(霊仙院)の御霊屋に改装されました。
お昼ギリギリになりましたが、親切に対応して頂きました😌

コロナも段々と落ち着いてきました。落ち着いたら行きたいとずーっと思っていた所があります。それは名古屋です。今から2年半前位のコロナの流行り始め頃に名古屋の大須や中村区の有名な寺社にお邪魔して以来自粛しておりました。10月1日の土曜日は朝から快晴で、絶好のホトカミ日和になりました(笑)行くしかありません。
名古屋で最初に行く所は建中寺と決めていました。父親の実家が名古屋の東区にあって、子供の頃は毎年正月に家族全員で遊びに行きました。そこでよく連れて行ってもらったのが建中寺でした。古くて大きなお寺としか印象がなく、むしろ隣の建中寺公園で遊ぶのが楽しみででした。
最近になって色々調べてみると凄い所だということがわかりました。まず創建が尾張徳川藩主二代目の光友公が初代の義直公の菩提のために建てられたこと。その後は菩提寺として尾張徳川家代々の廟所になっているそうです。次に先の大戦の名古屋大空襲で名古屋城を含め、多くの寺社が焼失した中で、奇跡的にほとんど被害を受けなかったということで、江戸時代のままの姿を留めていることです。
まずは尾張徳川の勉強のため徳川美術館に行きました。色々お宝は見れましたが、大名の調度品が多く、あまり歴史的な勉強にはなりませんでした🥲
次は隣の徳川園です。
都会の中ということを忘れてしまうような素晴らしい庭園でした。
そこから1km位離れた所に建中寺がありました。
寺号標です。
山門です。建中寺は戦争では焼けなかったのですが、天明5年(1785)の大曽根の大火で、この山門と総門を残して全部焼失してしまいました。2年後には全て再建されました。さすが尾張徳川家です。この門は創建当時(1652年)の建築物です。
2階建てで実に堂々としています。
葵の御紋の扉に痺れます🤩
手水舎
ちゃんと柄杓がありました。
精巧に彫刻された燈明
不動明王が祀られている不動堂
隣の地蔵菩薩堂
観音様
本堂です。子供の頃の印象通り大きいです。
こちらでお参りしようと近づいたら、
中に入れそうです。
何時でもお参りできそうな感じ。
中央は御本尊の阿弥陀如来様です。
装飾が凄い! 本堂の裏手には尾張徳川家代々の霊廟があり、極彩色で飾られているそうですが、当然ながら入れませんでした。
鐘楼です。天明7年(1787)再建。
経蔵です。文政11年(1828)に建立。内部に八角輪蔵があり、大蔵経5,800巻が収められています。実際に回転させることができるそうです。
書院。本堂にしてもいい位の風格。
ちょっと離れた建中寺公園の所の総門です。こちらも創建当時の建物です。
御朱印は寺務所で書いて頂きました。
ありがとうございました。

東海三十六不動尊霊場 第8番札所 建中寺
長久寺参拝後に訪れましたが、建中寺は長久寺と共通して言える事としては、名古屋市内のお寺としてはかなり大きい。5万坪の敷地を有するとのことです。また、徳川家に所縁があるお寺で、尾張第2代目藩主徳川光友公が、初代尾張藩主義直公(家康の九番目の息子)の菩提を弔い、尾張徳川家先祖代々の菩提寺として創建したとのことです。
寺号標
建中寺公園にある総門
建中寺公園 参道になっていますね
三門 慶安四年(1651)創建当時の建築物で、総檜造り三間重層門の建築様式で、本瓦葺きである。
三門とは、空門・無相門・無願門の三解脱門の意味を持つ。
佛教の覚りの境地を表すものである。
別名山門とも表記する。
葵の御紋
龍🐉の精巧な彫物の燈籠
不動堂 こちらのお不動さまは徳川家に代々伝えられていた秘仏で、徳川家康公の念持仏で勝軍不動と言われていたの説があるそうです
開山堂 本尊阿弥陀如来を中心として建中寺の開山上人中興上人の木像を安置し、代々の住職の位牌が祀られている。
本堂 天明七年(1787)大火の後に再建されたもので、入母屋造り本瓦葺きで、格調高く古式を保っている。
間口十五間(27m)奥行十四間(25.2m)建坪二一〇坪(700㎡)の巨大な木造建築で、現在名古屋市内の木造建築物としては最大のものである。
本尊阿弥陀如来は、開山廓呑上人が結城弘経寺から招来された、止利仏師作と伝えられる中品中生の印を結ばれた大変貴重な仏像で
その円満な相好は拝する者に対して清らかな信心を起こさせるものである。
経蔵
鐘楼
| 住所 | 愛知県名古屋市東区筒井1-7-57 |
|---|---|
| 行き方 | 名古屋駅バスターミナルから「幹 名駅1系統」で「東区役所バス停」下車 徒歩5分
|
| 名称 | 建中寺 |
|---|---|
| 読み方 | けんちゅうじ |
| 参拝時間 | 参拝/5:00~17:00
|
| トイレ | 本堂左側 |
| 御朱印 | あり 三体あり〼 |
| 限定御朱印 | なし |
| 御朱印帳に直書き | あり |
| 御朱印の郵送対応 | なし |
| 御朱印帳 | あり |
| 電話番号 | 052-935-3845 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ホームページ | http://www.kenchuji.com/ |
| お守り | あり |
| 東海三十六不動尊霊場 |
|---|
| ご本尊 | 阿弥陀如来 |
|---|---|
| 山号 | 徳興山 |
| 院号 | 崇仁院 |
| 宗旨・宗派 | 浄土宗 |
| 創建時代 | 慶安4年(1651) |
| 開山・開基 | (開基)徳川光友 (開山)成譽廊呑上人 |
| 文化財 | 【名古屋市指定文化財】三門(三間重層門)、本堂、鐘楼、開山堂、経蔵 |
| 体験 | 御朱印重要文化財祭り有名人のお墓札所・七福神巡り除夜の鐘 |
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