みょうつうじ|真言宗御室派|棡山(ゆずりざん)
明通寺福井県 新平野駅
年中無休 9:00~17:00 (12月~2月は16:30まで)
若狭観音霊場巡礼で参拝。14番札所。
本尊は薬師如来。札所本尊は聖観音。
806年平城天皇の勅願寺として坂上田村麻呂が本堂を建立し、棡木(ゆずりき)の大木で薬師如来坐像、降三世明王立像、深沙大将立像の三体を作り安置し創建したと伝わる。
創建後400年の間に3度の火災に遭い、創建時のものは全て焼失し現存していない。
その後、僧・頼禅が1258年に本堂、1270年に三重塔を再建し中興した。
本堂、三重塔は国宝指定されている。
若狭観音霊場満願。
本堂
本堂
本堂
本堂
本堂
三重塔・本堂
三重塔
三重塔
三重塔
三重塔
弁天堂
客殿
庫裏
鐘楼
梵鐘
山門(1772年)
山門(1772年)
山門(1772年)
金剛力士像(1264年)
金剛力士像(1264年)
山門(1772年)
【若狭國 古刹巡り】
明通寺(みょうつうじ)は、福井県小浜市門前にある真言宗御室派の寺院。山号は棡山(ゆずりさん)。本尊は薬師如来。本堂および三重塔は国宝(福井県唯一)。木造薬師如来坐像、木造降三世明王立像、木造深沙大将立像、木造不動明王像等は国指定の重要文化財。
寺伝(『明通寺縁起』)によると、平安時代初期の806年、北陸地方を巡業中の坂田上田村麻呂による創建。鎌倉時代中期、僧・頼禅によって再興され、現在国宝の本堂、三重塔が復興されている。
当寺は、JR小浜線・東小浜駅の南東4kmの山あい、松永川西岸の小高い場所にある。当寺HPでは「古式蒼然の美・幽谷の国宝」と表現しているが、まさにそのキャッチフレーズ通りで、石段を登って仁王門をくぐっていく時は古刹の山寺に来たことを実感させられる。仁王門近くには鐘楼、客殿、寺務所などがあり、拝観受付を越えしばらく進むと、さらに一段高い場所に国宝の本堂と三重塔が姿を現す。本堂内には国重文の仏像が3体も安置されており見応えは十分。本堂内では当寺の方が、当寺の由緒や建物、仏像について参拝者ごとに直接説明いただけたのにはかなり感動した。
今回は、本堂と三重塔が国宝、4体の仏像が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外にも数組の参拝者が訪れていた。
境内東端入口全景。山寺の雰囲気全開。(o^―^o)
やや急な階段を登り切ったところにある<仁王門>。
左側の<吽形仁王像>。写術的な造形で、見た目の恐ろしさは抜群。
右側の<阿形仁王像>。
仁王門をくぐって、さらに一段高いところにある<鐘楼>。
参道の左側にある<水屋>。
自然を生かした、趣のある手水盤。
水屋の前の池には、たくさんの錦鯉が泳いでいる。
参道を一段上がると<拝観受付>。先に御朱印帳を預ける。
山寺らしい雰囲気を味わいながら、整備された参道を進む。
やがて階段が現れ、その上には建物が見えてくる。
階段を登り切ったところから、<国宝・三重塔>(左)と<国宝・本堂>(右)。
本堂の脇から見える、向かいの山の眺め。
こちらが<本堂>。鎌倉時代中期1258年の建立。桁行5間、梁間6間、入母屋造、檜皮葺。
こちらが<三重塔>。鎌倉時代中期の1270年建立。総高22.1m。
本堂の中は、手前梁間3間の外陣と、奥梁間3間の内陣を明確に区分する中世仏堂特有の構成になっている。
本堂を出て、改めて建物を眺める。党内では、当寺の方が由緒や建物・仏像などについて、参拝者1人に対しても個別に解説をいただける。これには感動。
また、内陣には<木造薬師如来坐像>、<木造降三世明王立像>、<木造深沙大将立像>の3体の国重文の仏像が安置されているが、参拝者は内陣に入って拝むことができる。これも嬉しい!(o^―^o)
本堂と三重塔の間には、小高い場所に鎮守社がある。
登ってみると、小社は2つ建っている。
階段下から<三重塔>を見上げてみる。軒の出が深く、安定感があり、和様の端正優美な塔で、鎌倉時代のこの種の塔婆の典型と言われるとのこと。
<三重塔>の初層正面。釈迦三尊像が安置されている。
<三重塔>の初層側面。
<三重塔>の初層裏面。阿弥陀三尊像が安置されている。
三重塔が建っている場所から<本堂>を望む。
帰路。拝観受付で御朱印帳を受け取ってから、参道北側にある入口を入る。
入口から入って、左前方にある<客殿>。
<客殿>正面。ここに、国重文の<不動明王像>が安置されている。
最後にふたたび、<三重塔>と<本堂>の国宝建造物のデュエット。山の中だからこそ、歴史的建造物が良い状態で保存されてきたのかな。(^▽^)/
名称 | 明通寺 |
---|---|
読み方 | みょうつうじ |
参拝時間 | 年中無休 9:00~17:00 (12月~2月は16:30まで) |
参拝料 | 500円 |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0770-57-1355 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://myotsuji.jimdofree.com/ |
ご本尊 | 薬師如来 |
---|---|
山号 | 棡山(ゆずりざん) |
宗旨・宗派 | 真言宗御室派 |
創建時代 | 大同元年(806) |
開山・開基 | 坂上田村麻呂 |
文化財 | 国宝
重要文化財
|
体験 | 仏像国宝重要文化財 |
概要 | 明通寺(みょうつうじ)は、福井県小浜市門前字棡谷(ゆずりだに)(遠敷郡門前村棡谷、松永村門前)にある真言宗御室派の寺院。山号は棡山(ゆずりさん)。本尊は薬師如来。 大同元年(806年)、坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられる。本堂と三重塔は、建造物としては福井県内で唯一国宝に指定されている。2015年(平成27年)4月24日、「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 - 御食国(みけつくに)若狭と鯖街道 - 」の構成文化財として日本遺産に認定される。 |
---|---|
歴史 | 歴史[編集] 「明通寺縁起」(応安7年・1374年奥書)などによれば、大同元年(806年)、北陸地方を巡行中の坂上田村麻呂が創建したとされる。地方寺院の例に漏れず、中世以前の沿革はあまり判然としていない。現存する本堂、三重塔は鎌倉時代中期、13世紀のもので、中興の祖である僧・頼禅によって復興されたものである。 |
アクセス | 交通アクセス[編集] 小浜線東小浜駅よりあいあいバスで約9分 |
引用元情報 | 「明通寺」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E6%98%8E%E9%80%9A%E5%AF%BA&oldid=101225178 |
ホトカミには、日本最大となる全国15万8千件の神社お寺の情報や、2万件以上の御朱印のオリジナルデータがあります。
ご利用になりたい法人様やメディア関係の方々は、こちらよりお気軽にご相談ください。
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
25
0