金貸水神社静岡県 西鹿島駅
参拝/24時間
御朱印 | - | ||
---|---|---|---|
駐車場 | あり(椎ケ脇神社) |
天竜区二俣町鹿島橋鉄橋の近くに在りますが
知らないと、そのまま通り過ぎてしまいそう
な位、ひっそりと佇んでいます。
室町時代の中頃に、鹿島の村の川岸にお祀り
していた水神様が天竜川の氾濫で流れだして
しまったのを、地元の船頭の権三郎さんが身
を挺してお救いして、安全な今の場所にお祀
りしました。
しかしその無理が祟り持病が悪化して重篤な
状態となってしまった権三郎さんでしたが、
ある夜水神様が夢枕に立ち、「そちの病気は
このたびの功により速やかに全快させてやる。
尚その他病気で苦しんでいる者があれば病気
を質とし、借金証文を上げさせよ。期限まで
に必ず全快させよう」とお告げがあり権三郎
さんの病気は全快し、また他の村人達もその
恩恵を与ったのだそうです。
それ以来、水神様の評判は遠くの村まで広ま
り、いつしか「病気の水神様」「金貸水神様」
と呼ばれるようになりました…とさ。
「金貸水神」という名から、もっと違う想像を
していましたが、
水神様にお金を借り入れる(勿論、実際には
借りられないので「借りた体」で)。
その際は各々が抱える「病」を担保にした
借用書を納める。
当然借入金は返済されないので債務不履行
となり、担保による債務の弁済(病気平癒)
が為される。
何とも粋な計らいをする神様ですが、お社には
実際に借用証書とそれを納める証文箱も設置さ
れています。
昔からの伝承が今も「形」となって残っている
のがとても面白いです。
明応8年8月14日のこと(約四百六十年前)天竜川が氾濫して鹿島村の河岸に祭ってあった水神様が流れだした。これを見た地元の船頭権三郎が激流に飛び込み、お救いして現在地にお祭りした。所が権三郎は水の冷えで、持病の(せん気)再発により重体におちいった。
するとある夜、水神様が夢枕に立ち、そちの病気はこのたびの功により速やかに全快させてやる。尚その他の病気で苦しんでいる者があれば病気と質とし、借金証文を上げさせよ期限までに必ず全快させよう、とお告げがあり権三郎の病気も不思議と全快した。それ以来、病気の水神様として人々の信仰厚く、遠近からのお礼参りや祈願かけされる人が現れるようになった。
名称 | 金貸水神社 |
---|---|
参拝時間 | 参拝/24時間 |
ご祭神 | 彌都波能比賣神 |
---|---|
ご由緒 | 明応8年8月14日のこと(約四百六十年前)天竜川が氾濫して鹿島村の河岸に祭ってあった水神様が流れだした。これを見た地元の船頭権三郎が激流に飛び込み、お救いして現在地にお祭りした。所が権三郎は水の冷えで、持病の(せん気)再発により重体におちいった。
|
ホトカミには、日本最大となる全国15万8千件の神社お寺の情報や、2万件以上の御朱印のオリジナルデータがあります。
ご利用になりたい法人様やメディア関係の方々は、こちらよりお気軽にご相談ください。
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
6
0