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大斎原(熊野本宮大社旧社地)ではいただけません
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おおゆのはら(くまのほんぐうたいしゃきゅうしゃち)

大斎原(熊野本宮大社旧社地)のお参りの記録(2回目)
和歌山県新宮駅

投稿日:2021年06月16日(水)
参拝:2016年4月吉日
もともと熊野本宮大社さんが建っていた場所です。

明治の洪水で流されて今の位置に社殿は移されていますが、それまでは太古の昔からこの地にありました。

明治の近代化で材木の伐採が進み、山林の保水力が下がったからではないかという説もあるようです。

自然を管理し、動物を見下すのはキリスト教の影響を受けた欧米的な発想です。いまは欧米人でもこういった「近代的思想」から抜け出ようとする人がたくさんいます。

英語には「登頂する」を「conquer the summit(頂上を征服する)」という言い方があります。山には神様が住んでいて「登拝する」という日本語の発想とそもそも違います。

人工知能でいくら翻訳レベルが上がっても「英語にしみついている動物や自然を見下す価値観」はぬぐいきれないでしょう。

英語の先生やってますけど、「conquer the summit」など私の心情にも信条にも全く相いれないものがあります(言葉は悪いですが「不愉快な言い方」なんですよ)

日本に来て日本語を勉強しているキリスト教文化圏の人たちも日本に来て「自然と共に生きる日本語の感性」に出会ったりしています。

彼らと話をしていると「欧米の近代的価値観」より「日本的価値観」のほうに生物多様性などこれからの未来につながる可能性を見出してくれているのを実感します。

「われのほかに神は無し!」よりも「山川草木悉有仏性」を軸に社会を運営するほうがより可能性を見出せるはずです。神仏習合や天台本覚論など多様性を是とする日本式の信仰体系を誇らしく思います。

熊野は多様性を軸にした信仰の地であるからこそ「世界遺産」になっています。世界遺産であるということはこの「日本式信仰体系」は日本人だけのものではなく、世界のすべての人たちにとっても財産であり誇りでもあるということです。
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の鳥居
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の建物その他
大斎原(熊野本宮大社旧社地)(和歌山県)
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の建物その他
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の建物その他
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の自然
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の建物その他
大斎原(熊野本宮大社旧社地)の鳥居
大斎原(熊野本宮大社旧社地)(和歌山県)

すてき

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