こうやさんこんごうぶじ
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高野山金剛峯寺ではいただけません
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高野山金剛峯寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2018年04月01日(日)
参拝:2018年3月吉日
娘が日帰り研修旅行で高野山へ行ってきたようです。
只今、ケーブルは運休してますが4月から一応復旧するのだそうです。そんで10月から新しいのになるとの事。なんだかスイス製のケーブルなんですって。
今回はそんな事で会社から車二台で高野山へ。仕事の関係上「つて」を使って知り合いのお坊様の説明付き(笑)
予約をすれば説明は受けられるのだそうですが、お坊様が付き添う事はないそうで、これはほんと、「つて」
正確には知り合いの同級生のお坊様。なのでお若い。若干25歳だそうです。
ちょっと面白い話を色々きいてきたようなので2回に分けます。(それでも長くなりそう)写真は出来るだけ他の方と重複しないようにいたしました。
【中門】ここの仁王様は外側に面しているのが古い仁王様で内側が新しい仁王様。
新しい仁王様の胸には蝉とトンボが施されています。蝉は声が響き渡るので「仏教の教えが広く響き渡る」意味を込め、トンボは「後退しないので前進してゆく」意味が込められているとの事。
【金堂】はコンクリート製なんだそうです。とにかく「ブラタモリ」でも紹介されていましたが雷被害が酷いのでほとんどのお堂が焼失しているのだそうです。ですので今回ここはコンクリートで作られたんだそうです。なんとここには謎の地下室があるそうで、それが何処なのかは明らかにされていないのだそうです。根本大塔(今回は写真を省きました)にも地下室はありますが、ここは所在が明らかとか。
ここには開かずの厨子があったようで、ここに高村光雲の薬師如来が入っていたとわかったのはなんと3年前。おかげで彫りたての如く美しい薬師様が入っていらっしゃったとか。
高野山のお堂の屋根は古いものは檜皮葺。瓦だと温度差ですぐに割れてしまうのだそうでこれになっているのだそうですが、これだと燃えやすいんですよね~と・・・。どっちもどっちだなぁ。現在では瓦か銅板になってるとの事。技術の進歩が伺えます。瓦屋根は平成に再建されたものって事ですね。
【六角経堂】お坊様の子供の頃は大の大人が数人かかってでないと回せない程重かったそうですが、最近ベアリングを入れて軽くしたとか。でも軽すぎて重厚さが無くなったので少し重くしているそうです(笑)
【御社】800年前に夢枕で丹生都比売(にうつひめ)が現れ、「さぼってんじゃねーぞお前ら!ちゃんと修業しないんだったら山は返してもらうぞ!」と怒られたそうで(笑)当時100以上あった塔頭から1人ずつエリートを選び勉強会なるものを開いたそうです。その名残が現在も残っており年に一回あるんだそうです。こっそり娘が「こういう事があったから某寺院のように焼き討ちに合わんかったんかなぁ」と(苦笑)
【准胝堂】こちらの准胝観音菩薩は正座から立ち上がるお姿をされており、前かがみのかたちなんだそうです。信者相手なら「今から助けに行くよ」になりそうですが、お坊様が相手だと「今から教義にいくから覚悟しろよ」という事になるとか(笑)
【御影堂】「ブラタモリ」でも紹介があった味噌を塗られて火事を免れた御影堂です。塗られた欄干がツルツルに。
【三鈷の松】唐から空海がぶん投げた三鈷杵が突き刺さったという松ですが、どんだけ剛腕なんだと思っていたら、もう一つの説があって「雲に乗って高野山まで飛んできた」と言う説を高野山ではお話しなさっているとか。流石に剛腕説は無理があったか(笑)
御影堂の空海の像がいつもこの松を見ているので、お坊様はその間を通過することは許されていないんですって。
今回はここまで。
最後に、お坊様になろうとして修業を積むことはここでも出来るそうですが、1年間お山を下りることが出来ないので、修業が明けた時はみんな山を下りてまず肉を食べるとか(苦笑)
「自然と涙が出て、みんな泣きながら食べます」との事。
まぁ、現代っ子ですからね(笑)
只今、ケーブルは運休してますが4月から一応復旧するのだそうです。そんで10月から新しいのになるとの事。なんだかスイス製のケーブルなんですって。
今回はそんな事で会社から車二台で高野山へ。仕事の関係上「つて」を使って知り合いのお坊様の説明付き(笑)
予約をすれば説明は受けられるのだそうですが、お坊様が付き添う事はないそうで、これはほんと、「つて」
正確には知り合いの同級生のお坊様。なのでお若い。若干25歳だそうです。
ちょっと面白い話を色々きいてきたようなので2回に分けます。(それでも長くなりそう)写真は出来るだけ他の方と重複しないようにいたしました。
【中門】ここの仁王様は外側に面しているのが古い仁王様で内側が新しい仁王様。
新しい仁王様の胸には蝉とトンボが施されています。蝉は声が響き渡るので「仏教の教えが広く響き渡る」意味を込め、トンボは「後退しないので前進してゆく」意味が込められているとの事。
【金堂】はコンクリート製なんだそうです。とにかく「ブラタモリ」でも紹介されていましたが雷被害が酷いのでほとんどのお堂が焼失しているのだそうです。ですので今回ここはコンクリートで作られたんだそうです。なんとここには謎の地下室があるそうで、それが何処なのかは明らかにされていないのだそうです。根本大塔(今回は写真を省きました)にも地下室はありますが、ここは所在が明らかとか。
ここには開かずの厨子があったようで、ここに高村光雲の薬師如来が入っていたとわかったのはなんと3年前。おかげで彫りたての如く美しい薬師様が入っていらっしゃったとか。
高野山のお堂の屋根は古いものは檜皮葺。瓦だと温度差ですぐに割れてしまうのだそうでこれになっているのだそうですが、これだと燃えやすいんですよね~と・・・。どっちもどっちだなぁ。現在では瓦か銅板になってるとの事。技術の進歩が伺えます。瓦屋根は平成に再建されたものって事ですね。
【六角経堂】お坊様の子供の頃は大の大人が数人かかってでないと回せない程重かったそうですが、最近ベアリングを入れて軽くしたとか。でも軽すぎて重厚さが無くなったので少し重くしているそうです(笑)
【御社】800年前に夢枕で丹生都比売(にうつひめ)が現れ、「さぼってんじゃねーぞお前ら!ちゃんと修業しないんだったら山は返してもらうぞ!」と怒られたそうで(笑)当時100以上あった塔頭から1人ずつエリートを選び勉強会なるものを開いたそうです。その名残が現在も残っており年に一回あるんだそうです。こっそり娘が「こういう事があったから某寺院のように焼き討ちに合わんかったんかなぁ」と(苦笑)
【准胝堂】こちらの准胝観音菩薩は正座から立ち上がるお姿をされており、前かがみのかたちなんだそうです。信者相手なら「今から助けに行くよ」になりそうですが、お坊様が相手だと「今から教義にいくから覚悟しろよ」という事になるとか(笑)
【御影堂】「ブラタモリ」でも紹介があった味噌を塗られて火事を免れた御影堂です。塗られた欄干がツルツルに。
【三鈷の松】唐から空海がぶん投げた三鈷杵が突き刺さったという松ですが、どんだけ剛腕なんだと思っていたら、もう一つの説があって「雲に乗って高野山まで飛んできた」と言う説を高野山ではお話しなさっているとか。流石に剛腕説は無理があったか(笑)
御影堂の空海の像がいつもこの松を見ているので、お坊様はその間を通過することは許されていないんですって。
今回はここまで。
最後に、お坊様になろうとして修業を積むことはここでも出来るそうですが、1年間お山を下りることが出来ないので、修業が明けた時はみんな山を下りてまず肉を食べるとか(苦笑)
「自然と涙が出て、みんな泣きながら食べます」との事。
まぁ、現代っ子ですからね(笑)
すてき
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