増上寺のお参りの記録(1回目)
東京都芝公園駅

#増上寺

ご本尊はアミダ如来。僕が参拝した時、本堂にあたる大殿は工事か何かのため入れず、お守りや御朱印の頒布は隣の安国殿という建物でやっていた。写真の御朱印の墨書きにもある黒本尊は、この安国殿で祀られている。
通常はお守りなどを大殿で授与しているのかや、本堂のアミダさまの御朱印も頂けるのかなどは、知らない。

#黒本尊 #阿弥陀如来

安国殿の黒本尊もアミダ如来。パンフによれば、秘仏でご開帳は年に3回。本当は金箔が貼られているのだが、長年にわたり祈祷の煙でいぶされて色がくすんでゆき、黒本尊と名付けられたと。
パンフにはこの像の由緒が非常に詳しく書かれている。確かに、つぶさに記すに値するくらいの遍歴をたどっていると思う。
源義朝、平重盛、平清盛、源義経などの手を転々とし、一時は現在の愛知県岡崎市の寺院のご本尊となった。その時に、三河の国（愛知県東部。岡崎市など）を治めていた徳川家康の信仰を受けた。彼は住職に熱心に頼んで譲り受け、片時も肌身離さず護持した。家康が江戸へ移った時、当時の増上寺の住職に帰依し、ここを徳川家の菩提寺と定め、新たにお堂を立てて黒本尊をそのご本尊としたと。