くらまえじんじゃ
蔵前神社のお参りの記録一覧
江戸幕府5代将軍・徳川綱吉公が京都の石清水八幡宮から分霊を勧請し、元禄6年(1693年)に創建された由緒ある神社です。古くから「蔵前」の地は、江戸幕府の御米蔵があったことから栄え、落語『元犬』や池波正太郎の小説にも登場するなど、人々の暮らしに深く根付いてきました。
境内には、落語『元犬』ゆかりの像もあり、江戸時代の面影を残しています。また、徳川家や天海が張り巡らした関東江戸結界の重要なポイントであったという説もあり、パワースポットとしても人気を集めています。
江戸時代には、境内で大相撲が盛んに行われ、雷電などの名力士が活躍したことから、大相撲の聖地としても知られています。現在も大日本相撲協会から社号標や石玉垣が奉納されており、その歴史と伝統を感じることができます。
隅田川からもほど近い台東区蔵前に鎮座する蔵前神社さんにお参りしました。
ビルに囲まれた境内で、ここに神社があることを知らなければ気付きにくいところになります。
近くのホテルに宿泊していたこともあり、社務所が開く前の早朝の参拝となりました。
家の近くにこんな神社があったら、毎朝お参りしたくなります。
<御祭神>
應神天皇 神功皇后 姫大神
倉稲魂命 菅原道真公 塩土翁命
<御由緒>
徳川第5代将軍綱吉公が元禄6年(1693)8月5日、山城國男山の石清水八幡宮を当地に勧請したのが始まりとされています。
鳥居脇の玉垣には「大日本相撲協会」の文字
ここから南へ隅田川を挟んだ1km弱のところには両国国技館があります。
拝殿
手水
古典落語ゆかりの神社なのだそうです
元犬の像
福徳稲荷神社
社務所の扉が少しだけ開いていて、中から猫ちゃんが覗いていました
境内南側の鳥居
24.06.26。都営地下鉄浅草線「蔵前駅」A4出口より徒歩2分。台東区蔵前3丁目に鎮座。
御祭神 應神天皇・神功皇后
姫大神・倉稲魂命
菅原道真公・塩土翁命
創建年 文禄6年(1693年)
社格等 旧郷社
例祭日 6月第1土・日曜日
【御由緒】
当社は、元禄六年(一六九三)八月五日、山城国(京都)男山の岩清水八幡宮を当地に勧請したのが始まりです。以来、江戸城鬼門除の守護神ならびに徳川将軍家祈願所の一社として篤く崇敬せられ、御朱印社領ニ百石を寄進せられました。(中略)関東大震災及び戦災で社殿を焼失、昭和二十六年(一九五一)それまでの社号・岩清水八幡宮より現在の蔵前神社と改称しました。
〜当社リーフレットより抜粋〜
色々と頂いた資料を見ると、江戸相撲の発祥地とか古典落語ゆかりの地とか話題の多い神社様です。今は時季ではないですが、境内にあるミモザの花でも有名のようです。3月頃には浅草散歩をして再訪してみようと思います。
社頭
社号標
日本相撲協会の奉納のようです。
由緒書き
手水舎
狛犬(阿形)
(吽形)
拝殿正面
入境時にわか雨があり、社殿全景は撮り漏れました💦
古典落語の演目の一つ「元犬」像
落語愛好家よりの奉納。
力持
浮世絵師・歌川國安の錦絵からのようです。
ミモザ
裏参道の⛩️
末社 福徳稲荷神社
社務所
書き置き御朱印と各種資料を拝受しました。ご親切な奥様でした。
Standing right in the heart of the Kuramae neighbourhood, this shrine was first established in 1694, and assumed its current name in 1947. It's said to be the birthplace of kanjin sumo, i.e. wrestling tournaments held in order to raise donations for shrines and temples, and a memorial stele for the participants still stands on the shrine grounds. Traditional-style rakugo performances also take place here on occasion.
蔵前神社の鳥居の前には、元力士の名前が沢山掲げられている。
実は恥ずかしい話。蔵前国技館に近いから現役力士が来るのだろうなんて思っていたのだ。ついでに言うと、私の脳内では未だに蔵前国技館で大相撲が執り行われているらしい。ああ、認知症婆さん・・・
「今は両国国技館に移ったから、力士は来ないよ」
と宮司さん。
本当に静かでのんびりした景色が流れている場所であった。
御朱印を待つ間、玄関には人懐っこい猫が数匹いた。
この猫は「クロちゃん」と言うメス猫で、ある日、何匹もの仔猫を連れて神社にやってきたのだそうだ。まるで救いを求めているようであった、とな。
仔猫たちは、「可愛い。貰いたいんですけど」と参拝者が貰っていかれて、今はクロちゃんだけだそうだ。
「子供がいなくなっても、ちっとも寂しがらないんだよお」
「毎日、私と寝てるんだよ」
と、猫かわいがりの宮司さんであった。
元禄の「元犬」シロちゃんならぬ、令和の「元野良猫」のクロちゃん。
ええ話やあああ。
尚、春風亭一之輔さんの記事、帯広市の真宗大谷派の僧侶の記事は、こちらに書き写しましたので、興味のある方は、どうぞ。
万緑の葉に囲まれて見えなくなっているのだが、こちらはこの神社を舞台にした落語「元犬」の碑とそれに関連するものがあげられている。
宮司さんが言われるには、春の桜の季節。このミモザが見事なのだそうだ。
春になると沢山の方が訪れ、テレビ中継の車などでご近所の皆様に申し訳ないのだとか。
御朱印も手書きだと大変だから、ミモザの咲く季節は書置きにしようかな。皆さんを待たせるのは悪いしね、と。
こちらは、毎日新聞2015年5月23日の記事だ。
こちらは、「新説・異説 私はこう考える」江戸の北極星信仰」と題するもので。帯広市の真宗大谷派「順進寺」坂谷徹念住職によって書かれたものだ。
東京都のおすすめ2選🎌
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