さいみょうじ|真言宗豊山派|独鈷山
西明寺へのアクセス・駐車場
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電話番号 | 0285-72-2957 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://fumon.jp/ |
駐車場に関する投稿
西明寺(さいみょうじ)は、栃木県芳賀郡益子町にある真言宗豊山派の寺院。山号は獨鈷山(どっこさん)、院号は善門院。本尊は十一面観音菩薩。別名は「益子観音」。坂東三十三観音霊場20番札所。楼門、三重塔、本堂内厨子が国指定の重要文化財となっている。
寺伝によると、奈良時代の737年に僧・行基により草創され、紀有麻呂(きのありまろ)により堂宇が建てられた。782年ごろには一山12坊を数えるほど繁栄し、弘法大師も来山したと伝わる。その後、兵火などによりたびたび焼失したが、宇都宮氏、益子氏の支援によりその都度再建された。江戸時代には幕府から朱印地を与えられた。
当寺は、真岡鉄道・益子駅の東南東3kmほどの高館山の中にある。伽藍のあるエリアの麓に寺務所や駐車場があり、そこから階段を登り始めるが、階段の登り始めから空気感が一変し、神聖なことこの上ない。伽藍の見どころとしては、楼門、三重塔、本堂になるが、さすが国指定の重要文化財になるだけあって、見応えは十分。味わい深く、記憶に残る。
今回は、坂東三十三観音霊場の札所として参拝することに。参拝時は週末の午前中(朝一)で、当社の御朱印が有名らしく、寺務所開門前からずっと待っている人が数人いた(参拝目的かは不明)。朝早めの時間だったにもかかわらず、伽藍を見て廻る普通の参拝者も何組もいた。
入口全景。森のトンネルを登っていく感じ。
入口の門柱。右に<獨鈷山>、左に<西明寺>とある。
階段を数段上がったところにある<水盤>。なかなかワイルド。
しっとりと苔むした階段を登って行く。山寺ならではの味わい。
階段を登り切ったところにある<楼門>。室町時代の1492年建立。入母屋造茅葺。扁額には<獨鈷山>の文字。
楼門をくぐると、正面に堂々たるサイズの<本堂>が見える。五間四方寄棟造、茅葺形銅板葺。
<本堂>は、もともと室町時代の1394年に建立されたが、江戸時代初期の火災で焼失、その後1702年に再興。
<本堂>正面。江戸時代元禄期に再興されただけあって、彫刻・彩色は華やかさがある。「西明寺」の扁額の字体も独特で味わある。
<本堂>内部。彫刻が華やかで美しい。
本堂の右側から奥を望む。鮮やかな寺院幕が緑に映える。
本堂右側にある<慈母観音像>。
本堂右手前にある石碑。
本堂近くにある<大師堂>。茅葺で古そうに見えるが平成の建立。
本堂に向かって右側にある<閻魔堂>。江戸時代1714年建立、1743年再建。寄棟造茅葺。
全国で最大級の「笑いの閻魔」(大きく開けた口から舌を長く出していて笑って見える)を安置している。
本堂に向かって左側にある<鐘楼>。江戸時代中期の建立と推定されている。二間四方宝形造茅葺。
楼門の脇に立つ<三重塔>。戦国時代の1543年に西明寺城主益子家宗が建立。関東以北で最も古い塔の一つ。
三重塔から本堂を望む。右に見えるのが<閻魔堂>、左には<鐘楼>。
楼門前から見た<三重塔>。初層は和様、二層は折衷様、三層は唐様の三様式による三間三層造り。
山を下りて来たところにある<納経所>。御朱印はこちら。
納経所内にはきれいな喫茶店がある。そこから見える益子の山々。
駐車場から寺院入口を望む。
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