浅間神社（浅間山）

栃木県 吉水駅

御神像に天慶年間(938~947)の文字が残っているという。
【奇祭 浅間神社のお焚き上げ】
浅間山のお焚きあげは、浅間山山頂で梅雨明けの土曜日の夜に行われる火祭りである。
山頂にその年に獲れた小麦わらや山頂付近の古木を高く積み上げ、午後八時、神官が火を点じると、人々は手に持った松明に火を移し、一斉に我が家を目指して駆け降りる。そして家を一周する。
これは悪霊や蛇が入らないための清め・まじないであり、厄除け行事である。
このような形式の祭りは他に例がなく、関東の奇祭とも呼ばれている。