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おくにじんじゃ

小國神社のお参りの記録(6回目)
静岡県遠州森駅

投稿日:2025年11月07日(金) 19時48分47秒
参拝:2025年8月吉日
遠江國式内社巡り 其の七

■神社名 小國神社(オクニジンジャ)

■御鎮座 周智郡森町一宮

■御祭神 大己貴命(オオナムチノミコト)

■御例祭 四月十八日
     古式十二段舞楽
     (重要無形民俗文化財)

■式内社 遠江國六十二座周智郡三座
     小國神社(ヲクニノカミノヤシロ)

■旧社格 国幣小社
     遠江國一宮

小國神社は延喜式神名帳の遠江国六十二座周智郡三座の一社に列する古社であり、遠州の小京都と称えられる森町に鎮座する遠江国の一宮です。
※遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、周智郡は天竜川東岸より森町を中心とした太田川上流域の辺りを示します。

名実ともに遠州を代表する格式ある官社として地域の崇敬を集め、初詣はもとより紅葉の時季などは大変多くの人々で賑わいます。

社伝によれば欽明天皇十六年(五〇五)に本宮山に出現した御神霊を鎮静されたのが創始とされ(現在は奥宮奥磐戸神社として、大己貴命荒魂がお祀りされています)、後に都より勅使が遣わされ本宮山の南麗に社殿を造営し、正一位の神階を授けられました。
それ以来、年々奉幣に預り勅使が下向され、文武天皇大宝元年(七〇一)春の勅使奉幣の際には、特に十二段の舞楽を奉奏されました。
中世以降は朝廷の衰退により勅使は廃れましたが後世に渡り武将をはじめ朝野の崇敬を集めました。
元亀三年(一五七二)の武田軍の遠江侵攻の際には、徳川家康公は御神霊を別所に遷し、願文と太刀を奉り戦勝を祈願した後、社殿を全て焼失しました。
後に勝利を得た家康公は社殿を造営再建し、以降徳川歴代将軍家の寄進を受けました。
明治六年に国幣小社に列格されるも、明治十五年に火災により社殿のことごとくを焼失しました。
明治十九年に復興となりましたが、境内には勅使参道跡や駒止めの杉、家康公の立あがり石など往時の記憶も遺しつつ、創建から一四七〇年余りの悠久の時の流れを今に伝えています。

一の鳥居の先、杉の古木が立ち並ぶ参道は、常に変わらず参拝者を厳かに迎え入れますが、対照的に横を流れる宮川沿いは、春の桜から夏の新緑を経て秋の紅葉と、四季折々の変化で人々を楽しませてくれます。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。
小國神社の御朱印
小國神社(静岡県)
一の鳥居と「國幣小社」の社号標
小國神社(静岡県)
一の鳥居前には「小國ことのまち横丁」として、森町名産のお茶屋さんなどが軒を連ねます
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
今の参道の脇に一段上がった「勅使参道跡」が今も姿をとどめます
小國神社(静岡県)
駒止めの杉
勅使差遣の折には此処にて下馬し、杉の木に駒(馬)をとめて、神前に奉幣せられたとされます
小國神社(静岡県)
事待池
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
全国一宮等合殿社
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
大杉
かつて御神木として樹齢千年余りを数えましたが、昭和四十七年に倒れ此処に据えられました
小國神社(静岡県)
二の鳥居
脇には「家康公の立あがり石」が在ります
小國神社(静岡県)
御拝殿
檜皮葺の入母屋造となっています
小國神社(静岡県)
十二段舞楽が舞われる「舞殿」
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
大宝槌
御祭神大己貴命=大黒様の御神宝です
小國神社(静岡県)
縁結びの御神木とされる「ひょうの木」
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
境内末社「瀧宮社」
小國神社(静岡県)
小國神社(静岡県)
宮川
本宮山麓より境内を流れる清流です
夏場には川遊びに興じる子供たちの賑やかな声が聞こえます

すてき

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