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まくせのやしろ

万九千社のお参りの記録一覧(2ページ目)
島根県 大津町駅

Gauche Ingalls
Gauche Ingalls
2024年06月05日(水)
712投稿

#万九千社 #万九千神社 #まんくせんさん

ご祭神はクシミケヌの命、オオナムチの命、スクナヒコの命、八百万の神。

#八百萬神

八百万の神々を祀っていれば、いかにもご利益が厚そうだ。だが僕の知る限り、実際にご祭神に八百万の神と記すのはここ万九千社と、椿大神社(三重県鈴鹿市)、吉田神社(京都市左京区)斎場所大元宮の、わずか3か所。

万九千社が彼らを祀るのは、パンフによればここが神在月の会議の最後の議場であることにちなむ。
僕は実際に出雲に来て初めて知ったが、神在月の期間中、連日のように出雲大社にこもりっぱなしな訳ではなく、何度か場所を移して会議が行われる。
例えば佐太神社(松江市)も会場の1つ。あちらのパンフによれば、そのご祭神であるイザナミの尊が神去ったのが旧暦の10月にあたるため、八百万の神々が母親を偲んで神在月に佐太神社へ集まるのだと。

ちなみにここ万九千社では詰めの調整やら採決だけでなく、会期終了後の直会(なおらい)も行われるそうだ。
僕がお参りした時もう1組、参拝者がいて話しかけてきてくれたが、その人は直会を「打ち上げ」と表現していた。うまい言い方だと思う。
授与所では直会にちなんだお守りも頒布していた。願意として、「宴会がよい雰囲気で進行する」、「悪酔いを防ぐ」、「酒宴を通して神々とご縁を深める」などと書かれていた気がする。

万九千社の御朱印
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西村 愛
西村 愛
2017年06月28日(水)
30投稿

ご神体は「巨石」です。出雲にとってはとても大切な神社です。100数十年ぶりの遷宮を終え、今は真新しくピカピカになりました。
出雲には巨石信仰が根強く残っていて、様々な巨石にまつわる言い伝えが残っています。それらは、出雲が国を作った時、あちこちから土地を引っ張ってきてくっつけたという神話の中で、それらが流れ出ないように杭替わりに石を置いたという伝説から脈々と続いているものです。

さて万九千神社は出雲の神在月に神々のサミットが行われる際、最後に立ち寄る場所だと言われています。神様はここで最後の「直会(なおらい)=飲み会」をしてまた各地へと戻って行かれるのですが、一部の神様で帰りたがらない神様がいらっしゃるとのこと。
その際は梅の枝で戸を叩き、帰る時を知らせると言われています。この神送りの儀式の時は地元では物音を立てず静かに家の中で過ごすこととされており、宮司が厳かに行う神事です。
同じ敷地内には立虫神社もあるので、お参りの際は間違えないようにしてくださいね!
こちらの錦田宮司は名物宮司として全国各地で講演をされていらっしゃいます。とても楽しいお話をされるので人気です。

ちなみにすぐ近くにはヤマタノオロチ伝説の元になったとも言われる「斐伊川(ひいかわ)」が流れています。
ここにかかる橋の名前が「神立橋(かんだちばし)」。神様がお立ちになる橋です。
また、斐伊川が流れるこのエリアを「斐川(ひかわ)」と言いますが、これは全国の「氷川神社」の由来でもあり、氷川神社は出雲系であることがわかります。

万九千社の鳥居
万九千社の本殿
万九千社の本殿
万九千社の本殿
万九千社の本殿
万九千社の建物その他

ご神体。裏側にまわれば柵越しに見ることができます。

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