まくせのやしろ
万九千社のお参りの記録一覧(2ページ目)
ご神体は「巨石」です。出雲にとってはとても大切な神社です。100数十年ぶりの遷宮を終え、今は真新しくピカピカになりました。
出雲には巨石信仰が根強く残っていて、様々な巨石にまつわる言い伝えが残っています。それらは、出雲が国を作った時、あちこちから土地を引っ張ってきてくっつけたという神話の中で、それらが流れ出ないように杭替わりに石を置いたという伝説から脈々と続いているものです。
さて万九千神社は出雲の神在月に神々のサミットが行われる際、最後に立ち寄る場所だと言われています。神様はここで最後の「直会(なおらい)=飲み会」をしてまた各地へと戻って行かれるのですが、一部の神様で帰りたがらない神様がいらっしゃるとのこと。
その際は梅の枝で戸を叩き、帰る時を知らせると言われています。この神送りの儀式の時は地元では物音を立てず静かに家の中で過ごすこととされており、宮司が厳かに行う神事です。
同じ敷地内には立虫神社もあるので、お参りの際は間違えないようにしてくださいね!
こちらの錦田宮司は名物宮司として全国各地で講演をされていらっしゃいます。とても楽しいお話をされるので人気です。
ちなみにすぐ近くにはヤマタノオロチ伝説の元になったとも言われる「斐伊川(ひいかわ)」が流れています。
ここにかかる橋の名前が「神立橋(かんだちばし)」。神様がお立ちになる橋です。
また、斐伊川が流れるこのエリアを「斐川(ひかわ)」と言いますが、これは全国の「氷川神社」の由来でもあり、氷川神社は出雲系であることがわかります。
ご神体。裏側にまわれば柵越しに見ることができます。
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