長浜八幡宮のお参りの記録(1回目)
滋賀県長浜駅

#長濱八幡宮

ご祭神はオキナガタラシヒメの尊、ホンダワケの尊、タラシナカツヒコの尊。

#息長足姫尊 #神功皇后

古事記では息長帯比売命、日本書紀では気長足姫尊。古事記・日本書紀とも、オキナガスクネの王とカツラギタカヌカヒメの命の子で、第14代・仲哀天皇の皇后とする。

父方の先祖をさかのぼると、第9代・開化天皇とヒコイマスの王に至る。開化天皇を1代目、ヒコイマスの王を2代目とした時、オキナガスクネの王は5代目、神功皇后は6代目。
母方の先祖をさかのぼると、アメノヒボコの命に至る。彼を1代目とした時、カツラギタカヌカヒメの命は5代目、神功皇后は6代目だ。
ところで、但馬の国の一の宮は、出石神社（兵庫県豊岡市）と粟鹿神社（兵庫県朝来市）。ご祭神はそれぞれ、上述したアメノヒボコの命とヒコイマスの王だ。神功皇后の父方および母方の祖先が、共に但馬で最有力の神社で祀られている形だ。全くの偶然でもないと思う。

両親であるオキナガスクネの王とカツラギタカヌカヒメの命については、僕は往馬大社（奈良県生駒市）でしか参拝したことがない。しかもあちらのパンフによれば、あちらも当初から彼らを祀っていたわけではなく、八幡信仰の影響で鎌倉時代にご祭神に加わったと。一体どこから分霊を迎えたのだろうか。