こんごうりんじ|天台宗|松峯山
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楽しみ方金剛輪寺のお参りの記録一覧(4ページ目)
湖東三山のひとつ金剛輪寺。
受け付けを済ませてからの本堂までの長い石段を登り参拝。石段沿いにはたくさんの石仏が並び、青もみじが心地よい日陰を作っていました。
本堂に入ると、このお寺のご本尊様や経緯を丁寧に説明する方が居て、時間を忘れてのんびりしたい気分です。
帰路の石段は、段差に気をつけてください。コケそうになります。
西明寺が素晴らしかったので、同じ湖東三山ということで友人とフラっと訪れました。参詣道の左右に風車をお供えしたお地蔵さんが本堂までずらっと百体を超えるんじゃないかという様子で並んでおり、お寺独特の習慣に感動しました。
博物館、素晴らしい庭園も併設されており、静かなひと時を過ごせるので、知り合いにもお勧めしている一押しスポットです。
参詣道の脇だけでなく、両サイドに更に風車をお供えしたお地蔵さんが並ばれています。
本堂を背後から見た姿。素晴らしさが伝わらずすいません。

湖東三山の紅葉を奏でるプラス1 (金剛輪寺の巻)
三山の真ん中に位置する近江西国三十三観音霊場第15番札所。ご本尊は聖観世音菩薩です。
741年聖武天皇の勅願により行基菩薩により開山。本寺の観音様が流された血で染めたような紅い紅葉で有名です。
本堂までの急坂には少ししんどかったが、千体地蔵に誘われて本堂へ着いた時には、どこか清々しい気持ちに「なりました。

山門のそばにある通称「バイク地蔵」です。交通安全を祈っています。


山門です。

なだらかな坂が続きます。




西谷堂です。



名勝庭園にもなっている「明寿院」の庭園です。




池泉回遊庭園で3つに分かれています。こちらは「桃山時代の庭園」です。

護摩堂です。

茶室を備えた「江戸初期の庭園」です。


こちらは奥手の「江戸後期の庭園」です。

ここから本堂までは、千体地蔵と共に急坂を登っていきます。



途中、寄り道して地蔵堂です。



お疲れ様でした。本堂に到着です。



自動車道路を渡ると、あと一息です。

水子地蔵が見つかると、最後の段を上がります。

二天門が見えてきました。




鐘楼堂です。



さらに上がったところには三重塔があります。



深紅に染まる「血染めの紅葉」で有名ですが、アオモミジと黄色モミジの共演がより引き立ててくれるでしょう。

#金剛輪寺
ご本尊は聖観音。本堂に大黒天を祀る。
#大黒天 #摩訶伽羅天
梵語でマハーカーラ。これを音訳してマカキャラ天とも。
真言は「オン マカキャラヤ ソワカ」、種子はマ。七福神の一員。胎蔵マンダラの外周を四角く取り巻く最外院(さいげいん)のうち、向かって左上の角の近くにいる。
曼荼羅図典によれば大自在天の化身。日本の密教カードというオラクルカードの解説書によれば、大自在天とウマ妃の子に歓喜天。仏様カードというオラクルカードの解説書によれば、大自在天の子にイダ天。
インドでは、大自在天はシヴァ、ウマ妃はパールヴァティー、歓喜天はガネーシャ、イダ天はスカンダのこと。あちらでもマハーカーラはシヴァの化身とされる。
家族構成について、日本で読める書籍だと大抵、ガネーシャもスカンダもシヴァとパールヴァティーの子と書かれている。だがインドだけでも様々なバリエーションがあるらしく、これと異なる記述も普通に見られた。
大自在天とウマ妃は降三世明王との絡みで知られる。
ウマ妃も胎蔵マンダラに姿を見せる。最外院のうち、向かって右下の角の近くにいる。大黒天とほぼ正反対の位置だ。曼荼羅図典は大自在天妃(だいじざいてんき)と表記する。梵語でウマー。インドでもパールヴァティーの別名の1つとされる。


#金剛輪寺
ご本尊は聖観音。
#聖観世音菩薩
西遊記の三蔵法師は、般若心経を漢訳した玄奘のことだ。その般若心経で最初に言及されるからか知らないが、西遊記だと観音菩薩は玄奘の旅をサポートしてあれこれ世話を焼く。ただ、なぜか体面ばかり気にする小者臭の絶えない人物像に描かれている。
他にもあの古典、お釈迦さまが仙人たちの宴会に招かれて天竺から中国へ行き、べろんべろんに酔っ払った帰り道、転んで指を切ったりと、ラノベの二次創作かよと突っ込みたくなるようなキャラ付けが随所にある。
西遊記と同じ時代の中国で成立した小説に、封神演義がある。殷王朝を倒して周王朝が成立する時の革命が仙界へと飛び火し、仙人らがマジックアイテムを駆使して乱闘するという内容。僕に言わせれば、異能バトルものの先駆け。以前、コミカライズが少年ジャンプで長期連載された。つい数年前、本場中国でも実写映画化されたようだ。
観音さまはこちらにも登場する。仏門に入る以前は中国の仙人だったという設定で、慈航(じこう)道人と呼ばれる。同様に燃燈仏、過去七仏のクルソン仏、普賢菩薩、モンジュ菩薩、孔雀明王、四天王、イダ天、ビシャモン五太子のナタ太子なども、名前を変えて参戦。中国固有の神様も多くエントリーし、日本でも信仰されている存在としては寿老人、神農炎帝、泰山府君がいる。


#金剛輪寺
今世紀に新たに製作した金剛界八十一尊マンダラを安置する。元々寺に伝わっていたものは明治の廃仏毀釈で流出し、現在は東京の根津美術館にあるそうだ。
#金剛界八十一尊曼荼羅 #大曼荼羅
時々、1つの御朱印に五智如来や五大明王など、複数の仏様の尊名が墨書きされることがある。含まれる仏様の多さならば、写真の御朱印の大マンダラは全国で一、二を争うかもしれない。
八十一尊マンダラとあるように、総勢81尊。さらに賢劫(げんごう)千仏も描かれているので、もっと多くの仏様がいると言える。
金剛界マンダラは9つの区画に分かれると言っても、実際には中央に位置する成身会のマイナーチェンジ。登場する仏様は微妙な違いこそあれ、ほとんど変わらないのが実情だ。八十一尊マンダラはその成身会をベースに、1つのブロックだけで金剛界マンダラの全容を表現したような構成らしい。いわばダイジェスト版といったところか。
神話好きとしては外金剛部二十天に注目。十二天からイシャナ天と地天を除いた10尊や、ナラエン天、クマラ天、歓喜天などが所属する。ナラエン天はインド神話でいうヴィシュヌのこと。またクマラ天はイダ天の別名だ。
同じく二十天メンバーで猪の頭を持つ金剛面天は、教王経という経典では縛羅賀と表記されているらしい。密教大辞典によれば、梵語のヴァラーハの音写だとのこと。

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