西明寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県多賀大社前駅

百済寺、金剛輪寺の次は湖東三山最後の西明寺を参拝しました。
当寺は犬上郡甲良町に在る天台宗寺院で、本尊は秘仏・薬師如来です。直近では百済寺、金剛輪寺と同じく2014年に開帳されました。以降は未定です。
創建は834年と伝えられております。本堂と三重塔は国宝に指定されています。
本坊・蓬菜庭の庭園は国の名勝に指定されていて素敵でした。11月に訪れたのですが「不断桜」(四季桜)が可憐な花を着けていました。
本堂内陣には、秘仏本尊・薬師如来の厨子の両脇に日光菩薩と月光菩薩、薬師如来を護る十二神将、四天王、毘沙門天、増長天、等の多数の像が安置されています。十二神将の頭上には干支の動物を載せており、生まれ年の干支の守り本尊となっています。
春期と秋期の特別拝観では、本堂の後陣の不動明王並びに二童子、阿弥陀三尊、釈迦如来、等が拝観できます。また、三重塔内部の仏画等の特別拝観もあります。(2020年はコロナのため中止)