天台宗
願成就寺のお参りの記録一覧
天台宗 比牟禮山 願成就寺に聖徳太子霊跡巡礼、びわ湖百八霊場巡礼、十一面観音巡礼で参拝させて頂きました。
御本尊は重要文化財 秘仏 十一面観音さまです。御開帳は、49年に1度。(25年毎に中開帳)
前回の御開帳は2017年に行われました。
昨年、聖徳太子1400年記念で、願成就寺では6/25~27に特別に御本尊開帳が行われました。
残念ながら、その時に参拝できず、生きてる間には多分、御本尊さまにはお目にはかかれないでしょう。😢
ご縁が無かったのですね😭
この日も、やはりお寺さまはご不在のようで、どなた様もいらっしゃいませんでした。😓
書置きの御朱印もご用意がありましたが、また出直して、ご縁を手繰り寄せたく思い、頂かずに帰りました。
境内には、地元のご近所のおばあちゃんがお二人、散歩の合間に腰掛けて、お話をされておられました
☺️
学校帰りの子供達の元気で明るい声が響き、地元の方に愛されているお寺さまのようでした。
また必ず参ります😌🙏🏻
麓参道入り口にある地蔵堂
滋賀県の寺院巡りの5寺目は、4寺目の栗東市から北東の近江八幡市に在る比牟礼山 願成就寺です。今回の寺院巡りの最後となります。
天台宗で、本尊は秘仏・十一面観音。
この十一面観音は重文で、木ノ中地蔵菩薩も重文、万願寺地蔵菩薩は県指定文化財です。
近江地区では聖徳太子薨去(こうきょ)1400年記念イベントが行われており、こちらでは6/25~27に本尊開帳があるため今回参拝する事にした次第です。通常こちらの本尊開帳は49年に1度(実際は半開帳があるため25年に1度。)であり、前回開帳が2017年だったため今回を見逃すともう観れないからです。因みに、木ノ中地蔵菩薩の開帳は毎年9/23との事です。(案内立て札による)
伝えによれば、619年に聖徳太子が近江に48ヶ寺を建立し、最後に建立したのがこの寺であったため、願いが成就したという事で願成就寺と号されたとの事です。
車は5~6台程度なら境内に停めれるのですが、イベント期間中という事で駐車禁止のため少し離れた公共施設に停めました。幟(のぼり)があちこちに立てられていました。参道の石段を上がると境内。鐘楼、祇園神社、椿稲荷の先にパイプテントが立てられていて係の方が拝観受付されていましたので、拝観料(800円)を納めましたら、御守と散華?を頂きました。周りには盆踊りの様な衣装を着た女性陣が多数。横を抜けて本堂へ。
拝観順路は右から左へで、阿弥陀如来、四天王が安置されており、その次に秘仏本尊・十一面観音。彫りが浅くて、衣など簡素。お顔も一見優しそうに見えるが、よく見ると鋭い感じがします。聖徳太子像も2躯ありました。
廊下で隣の不動堂へ。不動明王を中心に五大明王が祀られていました。
不動堂を出て、納経所で御朱印を頂きました。
最後に木ノ中地蔵堂へ。厨子の前にお前立ちの地蔵菩薩、開扉された厨子の中にも地蔵菩薩で、2躯の地蔵菩薩立像が縦に並んでいます。
厨子の中の地蔵菩薩は重文で木ノ中地蔵と呼ばれ、お前立ち地蔵菩薩は県指定文化財で満願寺地蔵と呼ばれています。
1本の木から3躯の地蔵菩薩を掘り出し、真ん中部分からだから「木ノ中地蔵」、根元に近い部分からは「木ノ本地蔵」、先の部分からは「木の末地蔵」と伝わります。(琵琶湖北部の木ノ本町に木ノ本地蔵があるとの事ですが関係は?)満願寺地蔵は廃寺となった満願寺の本尊だったとの事です。
木ノ中地蔵は鎌倉時代の作で重文、満願寺地蔵は平安時代後期の作で県指定文化財。地元の方々は木ノ中地蔵の方が古い仏像だと思っていたそうな。どちらも保存状態は悪くなく、1目で平安時代と鎌倉時代の作風の比較が出来るのはいいと思います。(年1回ですが。)
御朱印
参道
鐘楼
祇園神社
椿稲荷
本堂
本尊・十一面観音(ネットから転載)
不動堂
願成就寺音頭
木ノ中地蔵堂
木ノ中地蔵菩薩
地蔵堂(境内への車道入口にある)
頂いた御守と散華?
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