浄土宗
金胎寺のお参りの記録一覧
びわ湖百八霊場湖南二十七名刹巡礼
栗東市内3ヶ寺目は、
第九十七番札所 浄土宗金霊山 金仙霊院 金胎寺さまに参拝しました。
御本尊 阿弥陀如来
中 興 蓮秀
開創年 貞元年間(976-978)
2ヵ寺目の九十八番札所 敬恩寺さまから車で5分もかからないところにあります。
駐車場🅿️の看板等はありませんでしたが、参道入り口横に数台分のスペースがありましたので、そちらに止めさせて頂きました。😓
静まり返った木立の中、何とも趣のある参道石段が現れ、どんな仏さまがいらっしゃるのだろう?と、歩みを進めながら心が躍ります。💓
私の巡礼リーフレットには、要予約とは記載が無かったのですが、あまりにも静かなので、やはりこちらのお寺さまもご不在で、御本堂も閉まっているのだろうなぁ、と思いながら石段を上がり御本堂の前に到着。御本堂前には書き置きの御朱印が箱に入れて置かれてあり、入り口のガラス戸は鍵がかかっていました。お堂の中は真っ暗で、でもほんの少し大きな御本尊さまが見えて、お堂の中いっぱいに、たくさん仏さまがいらっしゃるように感じました。
御本堂の中で、一目、仏さまに出会いたかったなぁ、と堂前から手を合わせ、ふと左横の庫裡に目を👀向けると、入り口が網戸になっていました。😳
もしかして、ご住職さまがいらっしゃる?
恐る恐るインターフォンを鳴らしてみますと、
「はーい」と笑顔でご住職さまが出てきて下さいました。連絡無しで突然の参拝をお詫び申し上げ、厚かましくも、可能であればと、御本堂での参拝をお願い致しました。「直ぐに開けますからね」とのありがたいお言葉に、感謝🥹🙏🏻
「今日は暑いですなぁ。昨日までの暑さとは、ちと違う。むか〜しの夏のようや。今朝から蝉が鳴き始めたから、梅雨が明けましたな。さ、どうぞ中へ」とおっしゃりながら、ご住職さまはお燈明、お香を焚いて下さいました。
ありがたく御本堂に上げて頂き、御本尊 阿弥陀如来坐像さまに向き合わせて頂きました。
目の前の大きな御本尊さまは、定印を結んで坐す半丈六像、お顔は優しい表情で、キュッと閉じられているような小さな唇、金ピカ✨の光背が眩いばかりに輝いていました。両脇には、観音菩薩さまと勢至菩薩さま。背丈は170センチ程あるようです。
そして、1番外側には四天王立像が2躰。
一躰は「持国天像」もう一躰には「増長天像」です。御本尊阿弥陀如来坐像さまをはじめ、御本堂内の五躰は、いずれも平安時代中期の作として国の重要文化財に指定されています。
ご住職さまのありがたいお話を伺いながら、外の暑さも忘れ、仏さまと出会わせて頂けた悦びを噛みしめながら、有難いひとときを頂きました。
「うちはパンフレットが無いから。写真撮って下さい。横からがいいですよ。」との嬉しいお言葉。
かけて下さるお言葉全てが嬉しくて、鳥肌は立つは、うるうる🥹来てしまいました。
帰宅してからネットで調べますと、やはり予約有きだと分かりました😓
よく調べもせず、突然お伺いした失礼をこの場をお借りして再びお詫び申し上げますと共に、快く迎え入れて下さって、心から感謝申し上げます🙇🏻♀️🙏🏻☺️
また秋にも訪ねたいと思います。
今度は必ずお電話をして。😉
趣のある参道。
とても風情があって、好きです。
参道正面に御本堂。
御本堂
扁額
はじめはガラス戸越しに。
お顔が見えませんでした。
扁額
御本堂に入れて頂き。
ありがたい阿弥陀如来さま。
横側から。
今一度、振り返って。
また参ります。
ありがとうございました😊🙏🏻
滋賀県寺院巡りの4寺目は、3寺目の野洲市の南側の栗東市に在る金霊山 金胎寺です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊·阿弥陀如来坐像、両脇侍像、四天王像(2躯)は重文です。これらの拝観には事前予約が必要との事で、数回Telしましたが留守電になるばかり。仕方無いのでダメ元で行ってみる事にしました。
栗東市には競馬ファンなら馴染み深い栗東トレセンがあり、栗東トレセンの前を通って向かいました。
天智天皇の時代(668~671年)に創建と伝えられます。元々は金勝寺二十五別院の1つで法相寺と称した時期もあったが、後に義淵が金胎浄願寺と改称、貞元年間(976〜978年)に蓮秀が中興。天台宗でしたが、戦国期に浄土宗に改宗し現在に至ります。
ネットを見ると5台駐車可能と載っていましたが、行ってみると・・・あれ、何処? 手前の道路脇に停めました。
短い参道ですが、いい感じ。本堂前に行き、手を合わせました。本堂の扉に開ける方向の矢印があったので、その方向に開けようとしましたが残念ながら開きません。ガラス戸でしたので中を覗きましたが、何とか須弥壇が見える程度。
本堂の階段に四角い入れ物が置いてあり、中に書置きの御朱印がありましたので代金を入れて1枚頂きました。(日付はセルフ)
本堂横の庫裏は静かそうだったのでご不在? 今回は諦めて失礼しました。
またこちらへ来る機会があれば再チャレンジします。
御朱印
参道
本堂
本尊·阿弥陀如来坐像(ネットから転載)
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