天台真盛宗
盛安寺のお参りの記録一覧
尊敬しています、まさひろさま、nomutenさま、タンホイザさまのご投稿を拝見し、天台真盛宗 瑞應山 法王院 盛安寺に参拝しました。
ほぼほぼ地元ですのに、なかなか参拝できずにおりました。😓
創建は不明ですが、戦国時代に越前朝倉氏の家臣である杉若盛安(すぎわかせいあん)が再興し、自分の名を付けたと伝えられています。
その後、何度か焼失しましたが、その度復興され、現在に至っています。
盛安寺は穴太(あのう)の地にあり、井上靖の小説『星と祭り』に登場する木造十一面観音立像が安置されていることで知られています。この宮殿は、伏見桃山城の遺材で建てられたといわれている建物で、長谷川派の極彩色障壁画が見事な上段の間と次の間に面して、庭園があります。
穴太という土地は古くから石工穴太衆という天然の石垣を巧みに造営する特殊技術者を輩出した土地として知られています。彼らは、数々の名城の石垣を造り、彼らの故郷であるこの地の盛安寺の石垣は、まるで城郭のような見事な石組みが組まれ、特に素晴らしいです。桃山御殿の異名をとる客殿、聖衆来迎図を表現したという江戸時代の庭園、明智光秀の陣太鼓などがある寺院です。
〈重文〉木造十一面観音立像 客殿
(滋賀・びわ湖観光情報より参考)
情報に、十一面観音像の拝観は5、6、10月の毎土曜日とGW、正月3ヶ日のみ とありましたので、御開帳されている5月の土曜日に参拝しました。
観音堂の十一面観音さまは、穏やかなお顔で迎えて下さいました。あいにく、ご住職様はご不在でしたので、御本堂は閉まっていて参拝出来ませんでした。
びわ湖百八霊場第七番札所の書置き御朱印のみ頂き、湖国十一面観音霊場の御朱印はお書き入れ願いたいので、またの機会に連絡をさせて頂き参拝し、拝受させて頂くことにしました。
途中、大粒の雨が☔️降ってまいりましたので、ゆっくり見ることができず、心残りでした。
昔からの静かな住宅街の中にある、由緒あるお寺さまでございました。🙏🏻😊
御本堂 扁額
御本堂
境内の六地蔵さま
明智光秀供養塔
鐘楼
収蔵庫(防犯等のため、観音堂よりこちらへ御安置)
正月3ヶ日、5月連休、5月·6月·10月の毎土曜日のみ御開帳
庫内
たくさんの仏さま🥰🙏🏻
十一面観音立像 (重要文化財)
スラリとされた御体にふくよかなお顔立ち🥰🙏🏻
四臂で、錫杖をお持ちですね。
庫内右側
地蔵菩薩さま
阿弥陀如来さま
庫内左側
聖観音菩薩さま
閻魔大王さま、ですよね?
怖〜😱
明智公顕彰 佛の城…
読めません😓
太鼓楼
楼内
収蔵庫から見た太鼓楼と穴太衆の石積み
また近いうちに参拝させて頂きます☺️🙏🏻
滋賀県の寺院巡りの2寺目は、大津市坂本に在る瑞應山 法王院 盛安寺です。
天台真盛宗で、本尊は阿弥陀如来。
今年の6月25日に訪れましたので再訪です。(前回分は投稿済みですので、宜しかったらご覧下さい。)
大津市の寺院に向かうし、前回は本尊(阿弥陀如来坐像)と「片袖の阿弥陀」と呼ばれる阿弥陀如来立像の拝観が出来なかったので、今回の巡りルートに入れました。
こちらの本堂内、客殿、庭園の拝観には事前予約が必要です。(前回は知らなかった。)今回事前に連絡しましたがご不在との事。しかしながら、ご住職の計らいにより本堂の扉の鍵を開けておいて下さるとの事でラッキーでした。
尚、こちらの収蔵庫に安置の重文の十一面観音立像は、正月3ヶ日、5月連休、5月·6月·10月の毎土曜日に開帳されます。(年内最後の開帳日でした。)
1寺目の野洲市からは大津市の中心地近くを抜けて行く道順と琵琶湖大橋を渡って行く道順がありますが、国道161号線(西大津バイパス、湖西道路含む)はいつも渋滞しているイメージがあり、後者で向かいました。
先ず開帳されている収蔵庫から。十一面観音立像(重文)はやはり素晴らしい。何処がどうとは上手く文章で表現出来ませんが、兎に角、ずっと観ていられます。やや距離があるため今回望遠レンズを持参してレンズ越しで観ました。安物のレンズのため望遠側にし過ぎると暗くてシャッターが切れない(ピントが合わない)とは情けない。撮った写真は手ブレしているし。(ご容赦)
次に本堂へ。本堂の扉の鍵は開けられていました。堂内に入ると須弥壇に本尊・阿弥陀如来坐像(無指定)。こちらもやや距離がありますが何とか。鎌倉時代の作でしょうか、童顔に観えました。手前の左側には台があって、「片袖の阿弥陀」の阿弥陀如来立像(無指定)。鎌倉時代の作、切れ長でやや吊り目ですが、端正なお顔立ち。左腕側しか袖が無いのは余り見掛けないと思いますが、両手とも胸の前でOK印(説法印)の印相も余り見掛けないですね。この阿弥陀如来立像の脇には明智光秀と杉若盛安の位牌が置かれていました。
尚、御朱印は書置きのみで、前回と全く同じため今回は見送りました。
穴太衆積みの石垣
山門
太鼓楼
太鼓楼の1階
本堂
本尊・阿弥陀如来坐像(ネットから転載)
片袖の阿弥陀
客殿
鐘楼
六地蔵
明智光秀供養塔
庫裏
井戸と境内社
観音堂の門
観音堂(収蔵庫)
十一面観音
地蔵菩薩
阿弥陀如来
聖観音
滋賀県の寺院巡りの2寺目は、1寺目の西教寺と同じ大津市の坂本に在る瑞應山 法王院 盛安寺です。西教寺から南へ約3kmと近いです。
天台真盛宗で、本尊は阿弥陀如来。
こちらの収蔵庫には重文の十一面観音立像が安置されており、収蔵庫の扉が開けられるのは(開帳は)、正月3ヶ日、5月連休、5月·6月·10月の毎土曜日です。
盛安寺の創建はわかっておりません。文明年間(1469~1487年)に越前朝倉氏の家臣の杉若盛安により再建され、その名を寺名にしたと伝わります。1571年の織田信長による比叡山焼き討ちの際に焼失、明智光秀が復興した。
十一面観音立像は、近くにあった天智天皇の勅願により創建されたという崇福寺(廃寺)から遷された客仏です。
山門は東向きで石段があるため車は進入できず、過ぎた最初の交差点を右折(西進)して、直ぐを右へ入ると本堂前で、駐車してある車の隣に停めました。因みに本堂は南向きです。
先の交差点の南西角に観音堂がありますが、中を覗くと十一面観音の写真が置かれています。その奥(西側)の建物が収蔵庫で、防犯等の理由から観音堂から収蔵庫へ移して安置されています。収蔵庫の頑丈な鉄製扉は開かれていますが、戸口の扉は閉まっていて、扉の窓が開けられていて覗き込んで拝観させて頂きます。(収蔵庫の中に入っての拝観は不可、それを実現するには人を張り付けておく必要あり)仏像までは少し離れていますが、庫内は明るめです。細部まで観たい方は単眼鏡があると良いと思います。
庫内には右側から地蔵菩薩、阿弥陀如来、十一面観音菩薩、聖観音菩薩の4躯が安置、やはり十一面観音菩薩が素晴らしい。一般的に十一面観音の腕は二臂(2本)なのですがこちらは四臂で、錫杖を持っています。高さ約180cm、一木造り、丸顔で優しい、衣には渦巻き模様が彫られていて、平安時代中期の作とされています。
道を挟んで本堂の方に戻りましたが、本堂は閉まっている模様、庫裏へ行くと「住職は現在不在、御朱印はこちら、お代はこちら」とセルフになっており、本堂(本尊阿弥陀如来)・桃山御殿の材を使ったと云われる客殿(片袖の阿弥陀)や庭園の拝観はどうも事前予約が必要の様でした。
またの機会に予約して拝観しようと思います。
御朱印(書置き、多分コピー)
山門
鐘楼
井戸、鎮守社
庫裏
客殿、本堂、鐘楼
本堂
観音堂
収蔵庫
収蔵庫内
十一面観音立像
地蔵菩薩立像
阿弥陀如来立像
聖観音菩薩立像
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
39
0