天台真盛宗
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盛安寺の御朱印・御朱印帳
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電話番号 | 077-578-2002 |
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滋賀県の寺院巡りの2寺目は、1寺目の西教寺と同じ大津市の坂本に在る瑞應山 法王院 盛安寺です。西教寺から南へ約3kmと近いです。
天台真盛宗で、本尊は阿弥陀如来。
こちらの収蔵庫には重文の十一面観音立像が安置されており、収蔵庫の扉が開けられるのは(開帳は)、正月3ヶ日、5月連休、5月·6月·10月の毎土曜日です。
盛安寺の創建はわかっておりません。文明年間(1469~1487年)に越前朝倉氏の家臣の杉若盛安により再建され、その名を寺名にしたと伝わります。1571年の織田信長による比叡山焼き討ちの際に焼失、明智光秀が復興した。
十一面観音立像は、近くにあった天智天皇の勅願により創建されたという崇福寺(廃寺)から遷された客仏です。
山門は東向きで石段があるため車は進入できず、過ぎた最初の交差点を右折(西進)して、直ぐを右へ入ると本堂前で、駐車してある車の隣に停めました。因みに本堂は南向きです。
先の交差点の南西角に観音堂がありますが、中を覗くと十一面観音の写真が置かれています。その奥(西側)の建物が収蔵庫で、防犯等の理由から観音堂から収蔵庫へ移して安置されています。収蔵庫の頑丈な鉄製扉は開かれていますが、戸口の扉は閉まっていて、扉の窓が開けられていて覗き込んで拝観させて頂きます。(収蔵庫の中に入っての拝観は不可、それを実現するには人を張り付けておく必要あり)仏像までは少し離れていますが、庫内は明るめです。細部まで観たい方は単眼鏡があると良いと思います。
庫内には右側から地蔵菩薩、阿弥陀如来、十一面観音菩薩、聖観音菩薩の4躯が安置、やはり十一面観音菩薩が素晴らしい。一般的に十一面観音の腕は二臂(2本)なのですがこちらは四臂で、錫杖を持っています。高さ約180cm、一木造り、丸顔で優しい、衣には渦巻き模様が彫られていて、平安時代中期の作とされています。
道を挟んで本堂の方に戻りましたが、本堂は閉まっている模様、庫裏へ行くと「住職は現在不在、御朱印はこちら、お代はこちら」とセルフになっており、本堂(本尊阿弥陀如来)・桃山御殿の材を使ったと云われる客殿(片袖の阿弥陀)や庭園の拝観はどうも事前予約が必要の様でした。
またの機会に予約して拝観しようと思います。
御朱印(書置き、多分コピー)
山門
鐘楼
井戸、鎮守社
庫裏
客殿、本堂、鐘楼
本堂
観音堂
収蔵庫
収蔵庫内
十一面観音立像
地蔵菩薩立像
阿弥陀如来立像
聖観音菩薩立像
盛安寺の御朱印・御朱印帳の写真一覧(5枚)
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