しまぶじ
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四萬部寺ではいただけません
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四萬部寺のお参りの記録(2回目)
投稿日:2022年08月15日(月)
参拝:2021年10月吉日
【秩父三十四所観音霊場巡り(1/34)】(過去の参拝記録)
四萬部寺(しまぶじ)は、埼玉県秩父市栃谷にある曹洞宗の寺院。山号は誦経山。本尊は聖観世音菩薩。別名は「妙音寺」。秩父三十四所観音霊場第1番。
寺伝によると、創建は平安時代中期の988年、性空上人の弟子・幻通がその遺命により当地を訪れ、四萬部の仏典を供養のために読誦し、経塚を築いたのが始まり。なお、本尊の聖観世音菩薩像は聖武天皇のころ、当地を訪れた行基が刻んだと伝わっている。当寺はもともと四萬部山という場所にあったが、江戸時代に端山和尚が開基した妙音寺の管理に移り、のちに合併されたと推測されている。
当寺は、秩父鉄道・大野原駅の東北東2.5km、道のり3.2kmの、県道82号線沿いのほぼ平地の一段高い場所にある。周りには旅館が1軒あるのみで、民家が離れてぽつぽつあるエリアにある。境内は広くはないが、見どころが圧縮されていて、端から順に丁寧に見ていくとなかなか楽しい。大きな伽藍は本堂(観音堂)、施食堂、寺務所棟の3つ。寺務所の脇に納経所があるが、秩父1番札所ということで、御朱印帳をはじめとするお遍路グッズがたくさん揃っている。ここで物を揃えるのも楽しい。
今回は、秩父三十四所観音霊場札所ということで参拝することに。参拝時は休日の昼ごろ、自分の他にも秩父札所巡りを始めると思しき人たちをぱらぱら見掛けた。
※実は今回が参拝は3回目。1回目、2回目ともにコロナで納経所が閉まっていたため、秩父三十四所巡礼キックオフに失敗。三度目の正直で、無事スタート!(o^―^o)
境内東端入口の<山門>。境内は周りよりも一段高くなっている。
山門をくぐって境内に入る。
山門をくぐったところからの境内全景。
参道左側の<水屋>。
参道左側の<瑞雲合掌廟>。
参道左側の<開山端山守的禅師・座禅石>と<秩父宮殿下参拝記念樹>。
参道左側の<お里帰りのお釈迦様>。明治時代に行方不明になったが、70年後に東京銀座の古美術店で発見され戻されたとのこと。(^_^;)
参道左側にずらっと並ぶ<十二支守り本尊像>。
参道突き当りにある<観音堂>。1697年建立。秩父の名匠・藤原徳左衛門吉久による。側面3間の入母屋造、銅葺、正面に1間の唐破風造りの向拝。
観音堂の左手(南側)にある<鐘楼>。
<観音堂>全景。華やかな彫刻で、なかなかゴージャス。(o^―^o)
<観音堂>正面。本尊の聖観世音菩薩像を安置。
観音堂上部の彫刻。軒下の龍の彫刻が生き生きしている。
向かって左側にある、彫刻<極楽之図>。花が咲き乱れる極楽浄土。
向かって右側にある、彫刻<地獄之図>。閻魔大王の御裁きを受ける地獄。
観音堂の右側で、観音堂に向かって建っている<施食堂>。江戸時代末期に大野原の広見寺から移設したもの。
<施食堂>内部。中央に地蔵尊を安置した八角の厨子があり、七面に施餓鬼者の戒名が刻まれている。
参道の右側(北側)にある寺務所。写真右端が<納経所>。御朱印はこちら。
最後に<観音堂>全景。豪華な彫刻が華やかな、江戸時代の特徴のある寺院建築。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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