どんどろ大師善福寺のお参りの記録一覧

大阪府 玉造（ＪＲ）駅

どんどろ大師善福寺

どんどろ大師の名前に引かれお参りしてきました。こちらも真田丸ゆかりのお寺とお聞きしました。

何度か前は通ったことはありましたが初めての参拝してきました。
こじんまりとした境内ですが、整備清掃されていて大師像と勝軍地蔵像が建立されています。
納経と直書きの御朱印を拝受しました。

摂津霊場めぐり。

どんどろ大師善福寺　参拝日　令和５年５月２１日

摂津国八十八ヶ所霊場第十一番の御朱印を頂きました

大阪市天王寺区に有ります、
どんどろ大師善福寺に参拝しました。
摂津国八十八ヶ所巡礼、11番札所

関西小旅行２日目6社目。興徳寺から玉造駅に行く途中、寄らせていただきました。
何度も前を通っているのですが、これまでなかなか入りにくい雰囲気。

ホトカミみると御朱印いただけるようなのと、山門の向こうに「御朱印は本堂2階」という看板があり初参拝。門を抜け、まずは1階の地蔵尊とどんどろ大師をご参拝。

2階の本堂の扉横のインターホンを押し本堂建物内にある授与所にて直書きの御朱印1種拝受。
もう1種あるので次回いただきたいと思います。

ご朱印は本堂手前の事務所にていただくことが出来ます。
書いてくださった女性の方が、大変丁寧な応対をしてくださってお寺の由来等も聞くことが出来ました。
写真を撮っても良いとのことで本堂の写真も撮らせていただきました。
とても清々しい気持ちになれ、お寺を後にいたしました。

御朱印を書いていただいた方にお寺の歴史を丁寧に教えていただきました。

参拝の記録です。

善福寺（ぜんぷくじ）は、大阪市天王寺区にある高野山真言宗の寺院。山号は如意山。本尊は弘法大師。「どんどろ大師」の名で知られる。

善福寺に参拝してきました。
どんどろ大師で知られるお寺です。
どんどろ大師の言われは、土井利位が大阪城に在任中に鏡如庵大師堂に祀られいる弘法大師に深く帰依し、参拝していたので、「土井殿の大師」が「どんどろ大師」になったと言われてるそうです。
(正確な語源は分かってないみたいです。)

真田丸のど真ん中にあります。
幸村公を偲べますね。
ご住職にどんどろの意味をお聞きしました。
丁寧に教えてくださいました。
こちらも戦災で一面の焼け野原だったとのこと。
鉄筋のお寺でした。

大阪夏の陣の戦死者を弔う為、宝暦年間(1751～1764年）に創建された。
鏡如庵大師堂というお寺があり、大坂城代の土井利位からの信仰篤く「土井様のお大師様」から転じて「どんどろ大師」と呼ばれていました。
しかし明治時代の廃仏毀釈の煽りをうけ鏡如庵大師堂は廃寺となってしまいます。
1879年（明治12年）鏡如寺として再建するも振るわず、1909年（明治42年）如意山甘露院善福寺が豊能町より移転され、どんどろ大師善福寺として復興されました。
歌舞伎「傾城阿波の鳴門」で有名なお寺でもあります。

^_^

尼僧の方がいて丁寧に書いて頂きました。

歌舞伎「傾城阿波の鳴門（けいせいあわのなると）」のどんどろ大師 門前の場の舞台
おつるとお弓の母子像が印象的

｢どんどろ大師｣という通り名で有名なお寺です。

心眼寺坂を下った先にあるのが、このどんどろ大師。かつての真田丸砦の、北側の谷があったあたりかな。伽藍の上は明星高校のグラウンドである。ここは砦消滅後に「鏡如庵大師堂」が置かれ、大坂の陣戦死者を祀ってきた。廃仏毀釈後に寺運が傾き、廃寺になっている。昭和になって豊能町から現在の善福寺が移転し大師堂を継承していて、豊臣家の五七の桐が染め抜かれた幕前に弘法大師像が鎮座している。ちなみにその隣の勝軍地蔵尊は、日露戦争時の戦病死者記念仏として作られたものであることに注意が必要。
　昭和の大阪大空襲で焼ける前は、陣の戦死者を悼む額が本堂にあったそうだが、現在はもうない。
　以上の経緯のためかあまり取り上げられないが、ここも真田信繁ゆかりの地のひとつ。また、人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の舞台の一つで、登場人物であるおつるとおゆみの像も門前にある。

摂津国八十八箇所11番
現在、善福寺のある位置には鏡如庵（鏡如寺・通称：どんどろ大師）という寺があり、明治時代に廃寺になっている。その後、明治42年に東能勢村にあった如意山甘露院善福寺を鏡如庵のあった場所へ移転し、現在に至っている。昭和20年の空襲により、どんどろ大師善福寺と本尊の薬師如来は焼失したため、戦後に本尊を弘法大師に改めた。善福寺は、伝承によれば推古天皇の勅願で聖徳太子が開創し、中興は宝亀9年開成皇子によるというが詳細は不明である。

めずらしいお寺さんへどんどろ大師さんです。
徳川家の家臣土井さんがなまってどんどろにあったそうです。大阪大空襲で全焼して残念でしたが今はめちゃめちゃきれいでした。

JR玉造駅下車。徒歩10分。摂津八十八箇所霊場第11番札所の真言宗寺院。
ご本尊は弘法大師・如意輪観世音菩薩。
土井殿のお大師様が訛ったという云われから「どんどろ大師」の名で呼ばれている。
御朱印は本堂2階の納経所で頂く事が出来ます。

実家近所なので行ってみました。
子供の頃から「土井様のお大師様」という事で「どんどろ大師」と呼ばれていると聞いていただけで、詳しくは知らなかったんですよね。
「どいさまのおだいし」がどうして「どんどろだいし」になるかと言いますとね、大阪人は気が短いので「ちゃっちゃと」呼ばなきゃ「かったるい」のですよ（苦笑）
出来るだけ短く略して話す（笑）ので、「どんどろ」と言いやすく変換しちゃうんです（笑）
例えば？人形の卸店舗の連なる「松屋町」これも「まっちゃまち」と発音するのが普通なんですよ（笑）

なるほど、戦火で焼失してから能勢のお寺さんと一緒にして今に至っているんですね。

歌舞伎・浄瑠璃の舞台に出てくるのだという事は最近知りました。
兄が自慢げに「知ってるか？」と言い出したのが始まり（苦笑）
心の中で「だから、何？」とか思ってましたけど（笑）
寺院前の銅像も建ったのは最近の様です。以前はありませんでした。

ところで話は変わりますが、戦火で焼失する前の鏡如庵大師堂には確かにあったそうです。

wikiさんによると
「大坂夏の陣の戦死者」を供養するために、「大坂夏の陣の戦死者」を悼む文章と和歌が記された額が掲げられていた。その額文は「摂津名所図会大成」巻3に拠れば、「當庵の地にハ（は）　いにしへ　元和の仲夏　兵革闘諍の地たりしも　今は佛乘の場となり　菩提結緣の雨に潤ふ事　いと有難くぞ　おもふ　曇りなき法の鏡にかけ見へて　こゝろの塵をはらすゝしさ　玉造住　和氣隅 謹詠」

これも戦火の塵となったわけですね。
もう一度掲げればいいのにね～。

能勢のお寺さん「善福寺」は廃仏毀釈によって寺いじめの的になったお寺さんでした。天皇家に献上していた能勢名物、「御玄猪餅」を明治政府が禁止したんですって。
これまたwikiさんによると、
「それに伴い、御加持役を廃された。また、田地などの返納を命じられて、経済基盤の多くを失った。
明治時代に入ると、寺運は急速に傾いていった。」のだそうです。
明治42年（1909年）に大阪市天王寺区空堀町へ移転することになったそうです。

そっから数えての100年、2009年に記念として門前の銅像が建てられたようですね。