たいまでら|高野山真言宗
當麻寺のお参りの記録一覧(2ページ目)
〜二上山の東麓にある中将姫の伝説が残る寺〜
役行者の初の修行地であったこの場所に、聖徳太子の弟(麻呂小親王)の孫、當麻国見が弥勒仏をご本尊として河内国より遷造したお寺。
金堂などの伽藍三堂は、真言宗の中之坊や浄土宗の奥院などの塔頭寺院が1年毎に交代で管理しているそう。なので真言宗、浄土宗と隔年でご本尊の御朱印が少し違うらしい。さらには奥院と言っても當麻寺のではなく京都の知恩院の奥院だとか。
なにやら複雑なのですが、ともに浄土教の聖地を守っているのですね。
今回は聖徳太子1400年ご遠忌特別展がお目当て。
「経論被見の姿」 と言われる7歳聖徳太子像は、ベールに包まれるように頭から衣装を被せられ、あどけなくも凛としたお顔と胸元の白い肌が覗く、存在感のある尊像でした。
また、聖徳太子・空海も描かれた山越阿弥陀図、さらには白鳳仏、平安仏が多数揃う金堂・講堂、中将姫が一晩で蓮糸で織り上げたという西方浄土を描いた當麻曼荼羅(現在のご本尊)も素晴らしかったです!
二上山の西麓には太子のお墓があり、昔の人はまさに山の向こうは極楽浄土だと信じていたそう。次はその叡福寺をお参りしたいです。
2021/09/05(日)
ここのところ、体調が思わしくなく、ゆったりしたかったため車で近い當麻寺へお参りしました。
昔から、何故か仁王さんが好きだった私。
仁王門の前で暫しお顔を拝見し、入山。
まずは中之坊でお庭などを拝見して心ゆったり過ごしたあと、本堂、講堂、金堂と拝観しました。
どうしてもお寺は仏さまのお顔が暗くてよく見えないことが多いのですが、、、當麻寺も例に漏れず暗くて細かな表情まではお伺い出来ませんでした。とても残念。
お堂の中は繰り返し仏さまの説明音声が流れていました。センサーとかついてて人が入ったら流れたりするのかな??
「へー」って思うこともありましたが、私としては静かに仏さまと対峙したい派なので、無い方が嬉しいかな。かわりに紙とかで情報いただけるともっとうれしいのだけれど。。。わがままかしら?
朝イチで行った時にはあと一組の方々がいらっしゃっただけでしたが、昼前に帰る頃にはたくさんの参拝者さんがいらっしゃったので、ゆっくりしたければ朝イチをオススメします。
葛城市にある當麻寺。当麻寺駅から十分ほど歩いて到着。行く途中で葛城のゆるキャラ「れんかちゃん」に出会いました。
曼荼羅のある本堂で受付をすると、本堂金堂講堂の三堂が拝めます。
参道は金堂と講堂の間を通っているのですが、曼荼羅のある本堂ができた後に、参道の位置が変わってしまったためとのことです。
なので、こちらの金堂は北側から入り、南側にぐるっと回って拝観します。そこにはしんと静まった空間に、弥勒仏と四天王。圧巻でした。三十三間堂や室生寺さんの金堂以来の感動に震えました。
また、このお寺は周囲の真言宗や浄土宗の塔頭が、持ち回りで奉仕しているとのこと。
帰りには中将姫伝説にあやかった名前の「中将餅」を頂いて帰りました。
奈良ってやっぱりあたたかくて好き。
本堂から奈良盆地を望む。右が金堂、左が講堂で、その間が参道。
當麻寺奥院、宝物館の二十五菩薩来迎像のファンになりました。臨終の際に阿弥陀三尊とともに迎えに来る25の菩薩が、笑顔でダンスしています。打楽器が多いようですが、琵琶や笙のようなもの、シンバル様の楽器を持っています。昔、何かのCMで陽気に歌いながら葬送をするアフリカかどこかの葬儀を見た記憶がありますが、そんな感じなのでしょうか。ひときわ大きな阿弥陀様の周囲で楽器を打ち鳴らしながらパフォーマンスする菩薩たち。ディズニーリゾートやUSJのパレードでフロート上のミッキーらの周囲で踊るパフォーマーの雰囲気にとてもよく似ています。いろいろな仏像を見てきましたが、ウキウキ感を感じる、とてもユニークな仏様でした。
東西の三重塔。東西とも現存しているのはここだけだそうです。
仁王門。仁王像が迎えます。
仁王像。「あ」
二上山を仰ぐ境内。広大です。
中将姫の悲話。
境内は広大。
国宝の梵鐘。日本最古だそうです。
国宝本堂。本堂、金堂、講堂のセットと奥院の拝観料は別。
三重塔の西塔。
日本最古だという石灯籠。
奥院の宝物館。この中がすごい。
4、5月のボタン園が有名だが、ワラのこもの下の冬ボタンもいい。
奥院本堂。本堂内の宝冠阿弥陀如来像は必見。普通はシンプルな着衣の阿弥陀様がど派手な塔のような冠をかぶっている。
奥院の方丈の庭。
奥院の阿弥陀堂。
阿弥陀堂から浄土庭園の奥の二上山を仰ぐ。
鐘楼門越しに東塔、西塔をのぞむ。
鐘楼門。
浄土庭園に咲く冬ボタン。
浄土庭園。
浄土庭園の池で泳ぐ鯉。
紅葉が見たくて當麻寺さんへ。奥院でお腹いっぱい紅葉を堪能しましたが奥院入口の左手にある西南院さんに「しだれもみじ」の看板が!
もちろん拝観致しました。
色づき始めの紅葉もあり3色楽しめました。12月中頃までは十分楽しめそうです。
限定ご朱印が4種類あり、綺麗なので全て頂いてしまいました。書き置きは写真のように紅葉の絵が入ってますが、ご朱印帳に直接書いて頂く事も出来ます(絵は無し)
抹茶を頂くと入れる奥の間
頂いた抹茶と落雁
奥の間から見た庭園へ行く為の地下道(1mほどですがw)
水が滴る音が鉄琴の音色のようです。
限定ご朱印
限定ご朱印
限定ご朱印
限定ご朱印
御本尊様ご朱印
紅葉が見たくて當麻寺さんへ。こちらは西南院さん傍の奥院楼門、東塔、本堂などの写真です。
本当は宗胤院さんでご朱印帳に絵を書いて頂きたかったのですが、先客と談笑されており割って入り辛かったので、またの機会にしました。
極楽院
奥院楼門
来迎院
護念院
東塔
金堂
石燈籠(日本最古)
本堂
梵鐘
白鳳時代とは飛鳥時代と奈良時代との間の約60年間
松室院
仁王門
本堂ご朱印
宗胤院
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