たいまでら|高野山真言宗
當麻寺のお参りの記録一覧
中将姫の蓮糸曼荼羅(当麻曼荼羅)の伝説で知られ、高野山真言宗と浄土宗二宗のお寺さんです。
蓮糸曼荼羅。中将姫により蓮糸を以て織り上げられたと伝わる蓮糸曼荼羅を、文亀年間に転写したものがこちらの曼荼羅。"文亀曼荼羅"とも呼ばれています。本堂で拝観させていただきました。🙏
図相は、観無量寿経に説かれている西方浄土を描いたものです。
新西国三十三ヶ所霊場 第11番札所
山号:二上山
宗派:高野山真言宗 浄土宗
御本尊:文亀曼荼羅
創建:伝612年(推古天皇20年)
【本堂(曼荼羅堂)】
蓮糸曼荼羅(当麻曼荼羅、文亀曼荼羅)をゆっくりと拝観させていただきました。飢饉や天災が続き、西方浄土に思いを寄せ、手を合わせた方々のことを考えました。
弘法大師参籠間があります。
【仁王門(東大門)】
近鉄当麻駅下車。参道がまっすぐ続きます。細い道なのですが結構車が通り、あんまり呑気な気分では歩けませんでした。
途中1か所横断歩道渡ります。
梵鐘
【本堂】(国宝・内陣天平時代 外陣鎌倉時代)
本堂前、右手に"中将姫二十九歳像"があります。お参りし、御朱印いただきました。
【講堂】(重要文化財・鎌倉時代)
御本尊:阿弥陀如来(重要文化財・藤原時代)
【金堂】(重要文化財・鎌倉時代)
御本尊:弥勒佛(国宝・白鳳時代)
四隅に持国天 増長天 広目天 多聞天。
こちらの弥勒さま。安置された当初からずっと変わらずこちらにおられるとのこと。お堂自体は建て直しされていますが、その時もおられたと聞いて、驚きました。表面の金箔は勿論剥げ落ち痛々しい感情が湧きましたが、しばらくすると尊い感情に変わりました。心の中になんだかとてつもなく有難い仏さまに出会えたのではないかという思いになりました。しばらくお堂を離れられませんでした。🙏
【西塔】(国宝・平安時代初期)
【東塔】(国宝・平安時代)
いただいた御朱印です。
先月に続き 奈良に訪れました。今日は妻も一緒です。
もともと西国三十三所巡りが目的だったのですが やはり奈良は素敵な寺社が多いので 當麻寺は外せないとお参りさせていただきました。
駐車場に車を停め 仁王門をくぐると それはそれは広い境内が広がっています。
一目見るだけでも 境内塔頭が多そうで 見る場所が盛りだくさんなことが分かりました。
伽藍の拝観は 本堂・金堂・講堂のセットにしました。
それぞれ録音されたものですが案内がありました。やはり案内を聞きながら拝見すると違いますね。
歴史のある仏像などは 見ている人の心を穏やかにしてくれます。
塔頭を巡る前に心がすっかり癒されていました。
塔頭などについては 別で投稿させていただきます。
国宝や重要文化財が多く 境内をすべて見終えるのに 約2時間かかりました。
この日はとても暑かったので 仁王門前にあるお店で氷をいただきました。
夫婦ともやや熱中症もどきだったかも知れません。
山号は二上山 宗旨は真言宗・浄土宗 ご本尊は当麻曼荼羅 創建年は伝・推古天皇20年(612年) 開基は伝・麻呂古王です。
由緒については
當麻寺は 奈良県葛城市當麻にある真言宗・浄土宗二宗の寺院で 法号は禅林寺 山号は二上山 本尊は当麻曼荼羅 創建時の本尊は弥勒仏(金堂)である。
宗派は真言宗と浄土宗の並立となっている。
開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王(当麻皇子)とされるが 草創については不明な点が多い。
西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と 曼荼羅にまつわる中将姫伝説で知られる古寺である。
毎年4月14日に行われる練供養会式(ねりくようえしき)には多くの見物人が集まるが この行事も当麻曼荼羅と中将姫にかかわるものである。
奈良時代 - 平安時代初期建立の2基の三重塔(東塔・西塔)があり 近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られる。
とありました。
仁王門
片方だけ修理中
由緒書
境内案内図
境内がとにかく広~い
日本最古の鐘楼
古い木株が保存されています
金堂と鐘楼
金堂
講堂
本堂
最古の石灯籠だそうです
これも古い手水
西塔
大師堂あたり
鐘楼
大師堂
糸繰堂
東塔
薬師堂
こちらのお店で氷をいただきました
葛城訪問、次は當麻寺。
実は初めての参拝。期待が膨らみます。
當麻寺は白鳳・天平の伽藍を有する古刹ですが、今までよく知りませんでした。これは!というので早速参拝。
612年に聖徳太子の弟、麻呂古が万法蔵院として建立したのが始まりとされています。古いですね。その後、当麻国見によって二上山東麓に移され、681年に弥勒仏が祀られてから當麻寺となったようです。
藤原氏の中将姫は家をでて當麻寺に出家、当時女人禁制であった當麻寺ですが、姫が起こした奇跡を見て受け入れたそうです。その後もいくつかの奇跡を起こした中将姫に纏わる多くのものが境内のあちこちに見られます。そのひとつは姫が編んだ當麻曼荼羅、徐々に進行を集め今は本尊だそうです。女人高野もここから来ています。
境内は広くゆったりとした配置です。白鳳・天平に思いをはせてのんびり参拝しました。
護念院。寺務所でもあります。今回は拝観していません。
東大門、門前町からここへ繋がります。
仁王像。
境内図。
鐘楼。
宗胤院。
千仏院。
曼荼羅堂。ご本尊は當麻曼荼羅。座ってじっくり拝観できます。
講堂。
金堂。本来の本尊、弥勒如来を祀っています。
612年用明天皇の皇子・麻呂子王が河内に建てた万宝蔵院に始まり、681年麻呂子王の孫・當麻国見が現在地に移し當麻氏の氏寺としたと伝わる。
奈良時代末期(東塔)と平安時代初期建立(西塔)の2基の近世以前の三重塔が両方残る唯一の寺である。
1161年建築の本堂、奈良時代建築の東塔、平安時代前期(794年~929年)建築の西塔、白鳳時代(680年代)鋳造の日本最古とされる梵鐘は国宝指定。
鎌倉前期(1268以前)建築の金堂、1303年建築の講堂、1447年建築の薬師堂、白鳳時代(680年代)造立の日本最古とされる石燈籠、平安時代後期(1086年~1184年)建立の五輪塔は重文指定されている。
本堂
本堂
本堂
金堂
金堂
金堂
金堂
金堂
講堂
講堂
講堂
石燈籠
石燈籠
石燈籠
石燈籠
東塔
東塔
西塔
西塔
鐘楼
鐘楼
梵鐘
竹之坊
糸繰堂
鐘楼
鐘楼
弘法大師堂
仁王門(東大門)阿形は修復中
黒門
黒門
薬師門
薬師堂
薬師堂
地蔵堂
十三重石塔(中将姫の墓塔)
十三重石塔(中将姫の墓塔)
十三重石塔(中将姫の墓塔)
三重石塔
三重石塔
三重石塔
五輪塔
五輪塔
【二上山(にじょうざん)當麻寺(たいまでら)】
本尊:當麻曼荼羅(たいままんだら)
宗派:真言宗・浄土宗
開基:麻呂古王
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第9番~
當麻寺は第31代 用明天皇(在位:585-587)の第三皇子 麻呂子親王が御兄 聖徳太子の導きにより612(推古20)年に創建されたという。最初は三論宗(さんろんしゅう)の寺だったが、ある時、真言宗の開祖である弘法大師が立ち寄って、この寺に伝わる「當麻曼荼羅」を拝した。それ以来、當麻寺は真言宗の寺になった、と言い伝えられている。さらに、鎌倉時代以降、その當麻曼荼羅にゆかりのある中将姫(ちゅうじょうひめ)伝説が阿弥陀信仰と結びついて、浄土宗がはいってきた。それ以後、當麻寺には真言宗と浄土宗が共存するようになったという。
~『百寺巡礼 第一巻 奈良』五木寛之(講談社、2003)~
【東塔】
国宝。
【仁王門】
【仁王像 吽形】
右側の阿形像は、修理中。令和7年度まで不在。
【仁王門から見る境内】
【鐘楼】
梵鐘(国宝)は白鳳時代の680年代に作られたもので日本最古。
【薬師堂】
重要文化財。
【中之坊 山門】
【金堂】
重要文化財。
【講堂】
重要文化財。
【中将姫像】
~伝説では、中将姫は奈良時代の高官、藤原豊成(とよなり)の娘だといわれている。十六歳で出家して當麻寺にはいり、深い信仰生活を送った。そして、菩薩の力を借りて當麻曼陀羅を蓮の糸で一夜にして織りあげ、わずか二十九歳で浄土へ往生したというのである。この中将姫をヒロインにして、じつにさまざまなドラマがつくられた。物語になり、芝居になって、多くの人びとに愛された。能や浄瑠璃、歌舞伎にもなっている。~
【本堂(曼陀羅堂)】
国宝。本尊は、中将姫が織りあげた「當麻曼陀羅」。
~寺の本尊というのは、ふつう、仏像や名号(みょうごう)である。本尊がビジュアルな絵という寺は、日本ではここだけらしい。そのため、當麻寺の本堂は「曼荼羅堂」とも呼ばれている。~
【中之坊 庫裏】
【中之坊 書院】
重要文化財。
【中之坊 本堂】
中将姫が剃髪したお堂。守り本尊「導き観音」。
【中之坊 中将姫誓いの石】
奈良時代、當麻寺は女人禁制であった為 中将姫は入寺を許されなかった。そこで姫は入寺されたい一念から三日間念仏を唱えられたところ不思議にもお経の功徳でこの足跡がついたと伝えられる。それ以後女人禁制がとかれたという。
【中之坊 香藕園 (こうぐうえん)】
国指定史跡・名勝。東塔を借景にした庭園。竹林院群芳園、慈光院庭園と並んで大和三庭園のひとつに数えられている。
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【中之坊 香藕園】
【石燈籠】
重要文化財。
【護念院 山門】
【護念院】
背景は西塔。
【護念院】
【西塔】
国宝。
【奥院への路】
【奥院への路】
【奥院 庫裏】
【奥院 大方丈】
重要文化財。
【奥院 大方丈】
庭園「二河白道の庭」。
【奥院 手水舎の龍】
【奥院 御影堂】
重要文化財。
【奥院 阿弥陀堂】
【奥院境内から見る二塔】
~當麻寺の三重塔は、奈良時代の創建当時のすがたで、東塔(とうとう)と西塔(さいとう)の両方がそろって残っている。それは、日本でもここだけだそうだ。~
【奥院楼門から見る二塔】
【奥院 浄土庭園】
池泉回遊式庭園。
【奥院 浄土庭園 阿弥陀仏石像】
【奥院 楼門】
重要文化財。
【奥院 楼門】
【千股池から見る二上山】
大和と河内の境に位置する二上山(にじょうさん)。大和の人々は、この山のこちら側を現世、西の向こう側を浄土と考えていたという。
~二上山は、奈良盆地のどこから見ても西の方角にある。日が落ちて空が赤く染まると、この山の特長である隆起する二つの峰のシルエットが黒々と浮かびあがる。高い方が雄岳、平たい方が雌岳である。~
【御朱印】
當麻寺 参拝日 令和5年3月4日
新西国霊場第十一番の御朱印を頂きました
曼荼羅堂
東大門
金堂
講堂
鐘楼
西塔
竹之坊
新西国霊場宝印帳のページ
新西国霊場第十一番の御朱印
奈良県當麻寺にお参りしてきました。
写経も写仏もお納めしたかったのですが、
どちらか一つとのことでした^_^
今回は写仏を納めさせて頂きました。
鳥のさえずりしか聞こえない写経写仏道場で
自分の心を整え、心願を見つけることが出来ました。
お庭に囲まれた写経写仏道場です。写経写仏をする方しか入れません。
道場までの廊下。どこからでもお庭が見えます。
写仏が終わった後、お抹茶を頂く部屋。
美味しく頂きました。
中将姫を導かれたとされる導き観音様。何種類かある仏画からお好きな仏様を選べます。
當麻寺。近鉄當麻寺駅から徒歩15分位です。
4月には牡丹が咲き誇るお庭があります。とても広いです。
奈良県の寺院巡りの7寺目は、6寺目の北葛城郡広陵町から南西の葛城市に在る當麻寺(たいまでら)です。今回の最後となります。
真言宗と浄土宗で、本尊は当麻曼荼羅。
約2年前に参拝していますが、国宝の東塔と西塔の両塔の初層開帳が行われるため訪れました。(7/16~8/28の土日祝のみ、無料)
聖徳太子の弟の麻呂子親王が612年に創建した禅林寺を、681年に当地に遷したと伝わります。白鳳時代から天平時代に掛けて伽藍を完成させたと考えられています。弘法大師が参籠し真言宗となり、南北朝時代に浄土宗も入り、両宗を奉じています。
広い境内ですが本坊は無く、塔頭として中将姫伝説で有名な中之坊、護念院、西南院、奥院、等あります。
前回は中之坊と奥院を参拝しましたが(それぞれ拝観料が必要)、今回はパスして本堂、講堂、金堂、西塔、東塔を拝観しました。(本堂内陣+講堂+金堂の拝観料は500円)
まあ、それにしても国宝、重文の宝庫です。
當麻寺には駐車場がありませんので、東側を南北に走る国道沿いにある市営駐車場に停めて向かいました。参道はほぼ平坦路で、仁王門前の石段も少なく割と楽に行けます。仁王門の阿形は不在で吽形のみ、仁王門をくぐると境内。先ずは初層開帳の東塔と西塔へ。創建当時の東西両塔が現存しているのは国内でここのみ、東塔は奈良時代の建立で西塔は平安時代の建立、東塔は法隆寺、法起寺、薬師寺についで4番目に古い。初層内部は壁か柱に仏画とか描かれているのかなと思いきや、特に無しで正直ちょっと期待外れ。(きっと私が見方、楽しみ方をわかっていないのでしょうね。)
さあ、それでは本堂と講堂と金堂の仏像を観に行きます。本堂へ行って拝観料を支払って、併せて御朱印をお願いしました。
本堂内陣に入ると一般的には仏像がある所に曼荼羅、そう曼荼羅が本尊なんです。弘法大師や役行者像の他に、織姫観音と云われる十一面観音立像(重文)が安置してあります。曼荼羅厨子の背面の「裏板曼荼羅」(板貼りした曼荼羅を剥がした際に、板に剥がれた曼荼羅の跡が残ったもの)も特別開帳されていました。(暗くて余り良くわからなかった。)御朱印を受け取り、次に講堂へ。中尊は阿弥陀如来坐像、右側手前に妙幢菩薩立像と阿弥陀如来坐像、奥に不動明王立像と多聞天立像、左側手前に千手観音立像と不動明王立像、奥に地蔵菩薩立像の8躯が安置してあります。内4躯が重文であり壮観です。講堂を出て金堂へ。中尊は弥勒菩薩坐像。高さ2.2m、国内最古の塑像(簡単に云えば粘土)で国宝、当寺創建時の7世紀末頃の作とみられています。四方に四天王像。重文、国内最古の乾漆像。異国人の顔付きです。(多聞天のみ鎌倉時代に木造に変更)
最後に前回見逃した薬師堂(重文)へ。境内を出て直ぐの所に在ります。残念ながら内部は観れず外観のみでした。
尚、先に行った百済寺の御朱印は、こちらの塔頭の西南院で頂けるそうてすが、御朱印だけのために伺うのはやめ、また次の機会にしました。
御朱印(ご詠歌)
仁王門
吽形
阿形は不在
阿形は令和7年度まで修理
梵鐘(国宝)
皆さん素通りされる
西塔(国宝)
東塔(国宝)
東塔から見た伽藍
手水
本堂(曼荼羅堂)(国宝)
本尊・当麻曼荼羅(根本曼荼羅は国宝、非公開)
(曼荼羅の厨子も須弥壇も国宝)
堂内写真はネットから転載
講堂(重文)
講堂内の諸像(重文が4躯)
金堂(重文)
弥勒菩薩(国宝)
四天王像(重文)
石燈籠(重文)日本最古
薬師堂(重文)
奈良県のおすすめ2選🎌
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