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正蓮寺大日堂の御朱印・御朱印帳
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奈良県の寺院巡りの4寺目は、3寺目の在る桜井市の西隣りの橿原市に在る正蓮寺大日堂です。今回の寺院巡りの最後となります。
正蓮寺大日堂は、廃寺となった仏起山 普賢寺の本堂です。
高野山真言宗で、本尊は大日如来。
この本尊・大日如来坐像は重文です。
現在は地元の小綱町文化財保存会にて管理されています。拝観に際しては、小綱町文化財保存会がHPを開設していて、そこから拝観申込みが必要です。
普賢寺の創建は不明ですが、棟札から1478年に上棟。江戸時代になると浄土真宗の勢いに押され衰退。明治初の廃仏毀釈で廃寺となり、仏像は南隣の正蓮寺に預けられた。(正蓮寺は浄土真宗のため関連は無い)本堂(大日堂)は競売に出され、地元住民がお金を出し合って落札。正蓮寺の名前を借り、正蓮寺大日堂となっています。(正蓮寺は現存していますが関係が無いため、本来ならば、元普賢寺大日堂と名乗るべきでしょう。)
南からの細い参道(軽四で行って良かった。)を進むと突き当りに在りました。車は2台程度停めれます。お堂に着くと既に保存会の方が2名いらっしゃいました。(私ごときに時間を潰して頂き、頭が下がります。)
堂内下陣で説明をして頂き、御朱印をお願いしました。自治会や保存会にて管理されている場合、御朱印は殆ど書置きですが、こちらは有難い事に御朱印帳に直書きして頂けます。(拝観申込み時に御朱印希望と申込む必要あり。)
説明後に堂内を拝観しました。フラッシュを使わなければ写真撮影OKと貼り紙がありましたので遠慮なく撮影。
須弥壇には本尊・大日如来坐像と多聞天、持国天の二天立像。大日如来坐像は、高さ約148cm、鎌倉時代前期の作、ふっくらしたお顔、体つきもいいです。綺麗にそつなく纏まっており、院派系仏師の作と考えられています。二天立像は、高さ約173cm、平安時代末期の作。須弥壇が狭く、四方に4躯の天部像を置くスペースがなかったために2躯としたと思われ、中尊の大日如来坐像に比べて二天立像が高いため、他の寺院から遷されたものではないかと考えられています。
また、須弥壇の周りをぐるっと1周でき、左前には地蔵菩薩立像、棟札、真後ろには涅槃図のレプリカ、右側には弘法大師坐像、誕生釈迦仏・地蔵菩薩などの小像が安置されていました。
先の涅槃図ですが、こちら所蔵の涅槃図は特徴的で、1746年に当時の普賢寺に寄進したと軸箱に記録されており、涅槃図に猫が描かれています。一般的に涅槃図には猫は描かれず、国内では十数例ほどしか確認されていないとの事です。今年は9/23と9/24の13時~18時に現物が公開されるとお聞きしました。機会があれば再訪して観たいと思います。
御朱印
本堂(大日堂)
本尊・大日如来坐像
多聞天
持国天
地蔵菩薩
弘法大師
誕生釈迦仏
吉祥天?
地蔵菩薩
弁天社
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