せっこうじ|浄土宗
石光寺へのアクセス
近くの駅 | ◼︎近鉄南大阪線 ◼︎近鉄南大阪線 ◼︎近鉄南大阪線 Googleマップ等で出発地からのアクセスをご確認ください。 情報提供: HeartRails Express |
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電話番号 | 0745-48-2031 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://sekkouji.or.jp |
駐車場に関する投稿
元日の三重県、大阪府、奈良県の寺院巡りの5寺目は、4寺目のある大阪府南河内郡河南町から東へ行って二上山の南の竹内峠を越えた奈良県葛城市に在る慈雲山 石光寺です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
こちらの弥勒堂安置の石造如来坐像は県指定文化財です。
1月1日 ~ 1月31日に弥勒堂が開扉され、秘仏木造弥勒如来と日本最古の石仏(石造如来坐像)が拝観出来るという事で訪れました。(4月中旬〜5月中旬も弥勒堂が開扉されるそうです。)
670年頃に夜な夜な霊光を放つ所があり、掘ってみると弥勒三尊の石像が現れた。天智天皇の勅願により堂宇を建立、石光寺の寺号を賜り、役行者が開山となり弥勒如来を本尊として祀ったのが始まりと伝わる。750年頃に中将姫が仏のお告げにより、この寺の井戸で蓮糸を洗い清め、桜の木に掛けて干した所、五色に染まった。この井戸を「染の井」といい、この桜を「糸掛桜」といい、この寺を「染寺」という。(因みに、ご住職は染井さん。) 中将姫は蓮糸を携えて當麻寺へ行き、一夜にして曼陀羅を織り上げたという(當麻曼陀羅)。
境内には白鳳時代と言われる「塔の大心礎」があり、1991年(平成3年)の弥勒堂改築に伴う発掘調査の結果、破損していたが日本最古の白鳳時代の石仏や瓦・塼仏(せんぶつ)が出土、石仏は弥勒堂に安置してあったものと考えられています。
山門横に駐車場がありましたので停めさせて頂きました。(別に第2駐車場もあり)
山門をくぐると想観の沙(すな)、右側に拝観受付(寺務所)がありましたので拝観料(400円)を納めて御朱印をお願いしました。こちらは「花の寺」として有名で(関西花の寺霊場)、例年この時期は寒牡丹が咲くそうですが、この冬は夏の酷暑のせいで咲いている寒牡丹が少なく、寒牡丹を目当てに来た人がガッカリされるといけないと気にされて「咲いている寒牡丹は少しだけですが宜しいですか?」と聞かれ、勿論「OKです。」と返答。(私は秘仏木造弥勒如来と石造如来坐像を観に来たのですから。)
直ぐあるのは阿弥陀堂(本堂)、中央に本尊・阿弥陀如来坐像が祀られていますが、下陣からのため距離があり細部まではわかりませんが良く整った像です。阿弥陀堂の左は今回開扉された弥勒堂。お堂の正面真ん中に厨子が開かれた秘仏・弥勒如来、その左側に数躯の仏像、裏側に石造如来坐像。坐像といっても頭部、胴体、台座と別れていて欠損部分もあります。復元した図がありましたが、この様な大きさと古い丸彫りの石仏は他に例がなく大変貴重で一見の価値有りです。右側にはショーケースに入った瓦・塼仏(せんぶつ)が展示されていました。
弥勒堂の向かいには「染の井」と「糸掛桜」。裏門近くに「塔の大心礎」。
庭はとても広い。牡丹と芍薬が合わせて3,000株植えてあるそうで、春はさぞや綺麗な事でしょう。
寒牡丹は確かに少なかった。それでも雪ん子の様な藁の傘(雨避け、風避け)が掛けられていて、趣きがありました。
ぐるっと庭を廻り、拝観受付(寺務所)で御朱印帳を受け取り、この寺の紹介ビデオを、頂いた温かいお茶を飲みながら見させて頂きました。
4月の中旬~下旬の午前中に見る牡丹が綺麗との事ですので、その頃にまたお邪魔したいです。
こちらの寺院で今回の寺院巡りの予定終了ですので、北へ行った香芝ICから西名阪道に乗って自宅へ向かいました。
御朱印
山門
想観の沙(すな)
阿弥陀堂(本堂)
本尊・阿弥陀如来坐像
(ネットから転載)
弥勒堂
石造如来坐像(頭部、胴体、台座は別れて出土)
染の井と糸掛桜
塔の大心礎
鐘楼
寒牡丹
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