とうだいじねんぶつどう
東大寺念仏堂のお参りの記録一覧
東大寺念仏堂は、奈良県奈良市にある東大寺の鐘楼ヶ丘にある堂宇。鎌倉時代の建立で、国指定の重要文化財。堂内には、鎌倉時代の地蔵菩薩坐像(国指定の重要文化財)を安置。
※念仏堂左隣の授与所で御朱印がもらえるらしい。後から知って拝受せず。残念...涙。
鐘楼ヶ丘の東側にある<念仏堂>。
<念仏堂>全景。左隣にある小さな建物が授与所で、鐘楼ヶ丘にある念仏堂、行基堂、俊乗堂の御朱印が拝受できるらしい。
念仏堂の正面扉。
念仏堂の右脇を進むと、休憩ができる茶屋などが数軒ある。まだ土曜日の15時だが、土砂降りの雨で客はほとんどいないようで、閉店または閉店準備中。
#東大寺 #念仏堂
ご本尊という表現は見ないが、地蔵菩薩を祀る。
#地蔵菩薩
かさ地蔵の昔話があるから、たぶん日本人の大半にとって、お地蔵さまは最初に名前を知ることになる仏様だと思う。物語にもあるように、道ばたにもあちこち立っているからその意味でも親しみ深い。
だが彼、当のインドでは極めて地味な存在だったそうだ。
地蔵菩薩は胎蔵マンダラにおいて、地蔵院というブロックの主尊。僕は曼荼羅図典で彼の図像を見た時、「……誰……?」となった。
そこには見慣れた坊主頭で錫杖を持った仏様の姿は無く、旗みたいなのを掲げるフサフサの青年が描かれていた。言ってみれば、観音さまやモンジュさまみたいな、一般的なボサツだ。同名の別の仏様か、さもなくばイラストを挿し違えたのかと思った。
お地蔵さまは、東アジアに来てから大化けしたらしい。地獄はもちろんのこと、六道全ての生き物を救うという信仰が新たに生まれ、人気に火がついた。親しみやすいくりくり頭にイメチェンしたのもこの頃。
インドだと星供養でするような、悪星退散・善星皆来を祈る修法の本尊だったそうだ。
ところで、最近出たすごい真言という本には、上述した胎蔵マンダラにおける姿に基づいて、悟東あすかさんが描き下ろしたイラストが載っている。
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