ほうしゃくさんこうぜんじ|天台宗|宝積山
宝積山光前寺のお参りの記録一覧
長野県駒ヶ根市に鎮座する、光前寺を参拝。
しだれ桜やヒカリゴケが有名ではあるものの、さすがに季節が季節なので見られず(またチャレンジしたい)。
霊犬・早太郎の昔話で有名。
光前寺までの一本道から見える山々
三が日はやはり混む
幻想的な光の差し込み
三重塔
霊犬・早太郎
【宝積山(ほうしゃくさん)無動院(むどういん)光前寺(こうぜんじ)】
本尊:不動明王
宗派:天台宗
開基: 本聖上人(ほんじょうしょうにん)
光前寺は、長野県駒ヶ根市赤穂に位置します。第3代天台座主 円仁(慈覚大師)の弟子本聖が比叡山を下りた後、太田切川(おおたぎりがわ)の支流黒川の滝中から不動明王像を授かり、当地に寺を創建したのがはじまりとされます。寺は、光苔の自生地で、境内全域が、「光前寺庭園」の名で名勝に指定されています。また、霊犬早太郎伝説で知られ早太郎の像と一緒に写る三重塔が印象的です。
「そうだ、戸隠へ行こう!」と思い立ち、勢いで来た信州。善光寺さんをお参りし、戸隠神社を巡り、信州の塔に魅せられた旅でした。駒ケ岳も拝めて(登ってみたいな!)感激です。ありがとうございました!!
【三重塔】
【中央アルプス駒ケ岳】
【仁王門】
【仁王門 扁額】
【仁王 阿形像】
【仁王 吽形像】
【参道】
【参道~三門】
【苔の古道】
【三門】
【鐘楼】
【三門】
【参道~本堂】
【手水舎】
【本堂】
【早太郎の木像】
精悍な姿。
【光前寺の延命水】
【早太郎の墓】
【上穂十一騎之碑】
【三重塔・早太郎石像】
【三重塔】
【三重塔 初層正面彫刻】
【早太郎石像】
【三重塔・早太郎石像】
【三重塔・早太郎石像】
【弁天堂】
【十王堂】
【三本杉】
【経蔵】
【参道石積】
仁王門から三門までの参道石積に光苔が見られるようですが、乾燥した日が続いているせいか確認できませんでした。御朱印を頂いた時に尋ねてみると、本坊の縁の下で見られるようなので、別途、本坊庭園の拝観をしました。
【参道~本坊通用門】
両側の杉はひときわ大きく感じました。
【本坊縁の下】
【光苔】
【庭園】
【河骨(コウホネ)】
【本坊通用門】
【通用門から見た参道】
【参道~仁王門】
【御参拝犬】
とっても優しいお顔の早太郎。立ち姿がなんともいえないです。(本堂前にて)
【御朱印】
【御朱印】
駒ヶ根インターを降りて右折して途中二股道路を左折して真っ直ぐ行くと光前寺が鎮座しています。
45年振りくらいのお参りとなります。
歴史あるお寺で、信州南信地方で一番大きな寺となります。
霊犬早太郎が祀られており、光苔が有名です。(暗くなると光る苔)
湿気のある九州並みに苔むしていて、樹齢何百年となる杉並木など、木🌲の高さ、木回りの太さが半端ありません。
この地方から参加した真田幸村の配下11人のお墓や、こちらの住職の方々のお墓が祀られています。
早太郎伝説
今よりおよそ700年程も昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われておりました。
その頃、遠州府中(静岡県磐田市)見付天神社では田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、生け贄として神様に捧げる人身御供という悲しい習わしがありました。
ある年、村を通りかかった旅の僧である一実坊弁存(いちじつぼうべんぞん)は、神様がそんな悪いことをするはずがないと、その正体を見届けることにしました。
祭りの夜に様子をうかがっていると、大きな怪物が現れ『今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな』などと言いながら、娘をさらっていきました。
弁存はすぐさま信州へ向かい、ようやく光前寺の早太郎をさがし当てると、早太郎をかり受けて急ぎ見付村へと帰りました。
次の祭りの日には、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。
早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。
現在、光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。
また、早太郎をかり受けた弁存は、早太郎の供養にと《大般若経》を写経し光前寺へと奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の宝として大切に残されています。
仁王門から真っ直ぐ行く参道の景色は見事です。
参道を進むと途中右に曲がると本坊があり、真っ直ぐ行くと立派な三門があり、三重塔、三本杉、経堂、弁財天堂を経て本堂となります。
早太郎の石像の向こうにある三重塔には色んな彫り物がたくさんあるので、四方からよく見て頂きたいです。
本堂の彫り物は見事というしかありません。手前のひさし支え柱と言ってよいのかわかりませんが、左右の柱が龍になっており、それを孫悟空に似た者が支えています。その他にも鳳凰や、鳥、狛犬達が彫られています。早太郎の木像も見事です。
残雪がある中、私の大好きな苔むした風景に、心洗われて参拝ができました。
860年本聖上人により開かれた。
毎年娘を食らう怪物と戦って倒し、自らも息を引き取ったとされる霊犬・早太郎の伝説が伝わる。
戦国時代は武田氏、羽柴氏の武将の保護を受け隆盛した。
弁天堂は室町時代の建築で重文指定されている。
本堂(1851再建)
本堂
仁王門
大講堂
大講堂
三門(1848年再建)
三門
三門
鐘楼
三重塔(1808年再建)
三重塔
三重塔
三重塔
三重塔
三本杉
弁天堂(室町時代・重文)
弁天堂
霊犬早太郎
早太郎墓
上穂十一騎之碑(大阪の陣で真田幸村配下として戦い討ち死にした上穂郷出身の農民の顕彰碑)
経蔵(1802年建築)
経蔵
不動明王をご本尊として貞観二年(860)本聖上人により開基された長い歴史のあるお寺です。
古くは武田、羽柴の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の六十石の寺領と十万石の大名格を与えられるなどの隆盛をきわめました。
現在は多くの末寺も廃寺となりましたが、樹齢数百年の杉の巨木に囲まれ、駒ヶ岳の懐で、南進信州随一の祈願霊場となっています。
霊犬早太郎伝説や、光苔でも有名です。
駒ヶ岳を背にして東向のため、少し寒々しく、ある意味厳しさも感じます。
仁王門
参道
たしか、、両脇の石垣の間に光苔があったと思う、、
あれ?冬は見られないんだ!
何十年前の初詣で見た気がするんだけどなぁ
光ってない、、
三門
三解脱門で迷より悟りに入る門の意味だそうです。2階に十六羅漢を安置しています。
三門の右に三本杉があります。
左には三重塔、手前には池があります。
手水
本堂
全面の彫刻がすごいんです、、が、撮影禁止でした。これが精一杯、、
大きな石灯籠です。
山からの水が引かれています。神水だったかな?(≧∇≦)
三重塔の手前には霊犬早太郎のお墓があります。
今から七百年程前、光前寺に早太郎という犬が飼われていました。その頃遠州の見付天神社で、毎年祭りの夜に人身御供として一人の子女を供える悲しい風習がありました。これを救おうと僧、弁存は神仏に祈願し、子女をさらう怪物は信州の早太郎を恐れている事を知り、早太郎を借り受けました。子女の身代わりになった早太郎の力によって怪物は退治されました。怪物は老ヒヒであったそうで、僧はお礼に大般若経を奉納したそうです。
まさに早太郎は不動明王の化身であり、災難除、厄除けの霊犬として広い信仰をあつめているそうです。
三重塔と早太郎の像
鐘楼
本坊
杉の根元が凄く立派
駒ヶ岳は雪化粧してました。
ご本尊、不動明王
早太郎の御朱印
宝積山 光前寺
かねてより「霊犬 早太郎」のお墓参りをしたいと切望しておりましたが、七年に一度の御開帳がコロナ禍で一年遅れて行われるこの機会に遂にお参りさせていただきました。
春のしだれ桜や秋の紅葉が特に有名ですが、初の
この時季、樹齢数百年の杉の巨木が立ち並ぶ苔むした参道や、青もみじなどの新緑の木々の緑の共演が大変美しく、その中に建つ荘厳な御本堂や三重塔、三門など正に名刹の佇まいでした。
そして早太郎のお墓参りも済ませることができました。
地元遠州で霊犬悉平太郎伝説という昔話の事が、実際に墓前に立ち「形」として遺っている事に、あらためて感銘を受けました。
個人的な理由で悉平太郎=早太郎を「推し」ている身として、聖地巡礼が叶って感慨無量です。
長野県のおすすめ2選🎍
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