ほうしゃくさんこうぜんじ|天台宗|宝積山
宝積山光前寺のお参りの記録一覧
駒ヶ根インターを降りて右折して途中二股道路を左折して真っ直ぐ行くと光前寺が鎮座しています。
45年振りくらいのお参りとなります。
歴史あるお寺で、信州南信地方で一番大きな寺となります。
霊犬早太郎が祀られており、光苔が有名です。(暗くなると光る苔)
湿気のある九州並みに苔むしていて、樹齢何百年となる杉並木など、木🌲の高さ、木回りの太さが半端ありません。
この地方から参加した真田幸村の配下11人のお墓や、こちらの住職の方々のお墓が祀られています。
早太郎伝説
今よりおよそ700年程も昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われておりました。
その頃、遠州府中(静岡県磐田市)見付天神社では田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、生け贄として神様に捧げる人身御供という悲しい習わしがありました。
ある年、村を通りかかった旅の僧である一実坊弁存(いちじつぼうべんぞん)は、神様がそんな悪いことをするはずがないと、その正体を見届けることにしました。
祭りの夜に様子をうかがっていると、大きな怪物が現れ『今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな』などと言いながら、娘をさらっていきました。
弁存はすぐさま信州へ向かい、ようやく光前寺の早太郎をさがし当てると、早太郎をかり受けて急ぎ見付村へと帰りました。
次の祭りの日には、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。
早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。
現在、光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。
また、早太郎をかり受けた弁存は、早太郎の供養にと《大般若経》を写経し光前寺へと奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の宝として大切に残されています。
仁王門から真っ直ぐ行く参道の景色は見事です。
参道を進むと途中右に曲がると本坊があり、真っ直ぐ行くと立派な三門があり、三重塔、三本杉、経堂、弁財天堂を経て本堂となります。
早太郎の石像の向こうにある三重塔には色んな彫り物がたくさんあるので、四方からよく見て頂きたいです。
本堂の彫り物は見事というしかありません。手前のひさし支え柱と言ってよいのかわかりませんが、左右の柱が龍になっており、それを孫悟空に似た者が支えています。その他にも鳳凰や、鳥、狛犬達が彫られています。早太郎の木像も見事です。
残雪がある中、私の大好きな苔むした風景に、心洗われて参拝ができました。
860年本聖上人により開かれた。
毎年娘を食らう怪物と戦って倒し、自らも息を引き取ったとされる霊犬・早太郎の伝説が伝わる。
戦国時代は武田氏、羽柴氏の武将の保護を受け隆盛した。
弁天堂は室町時代の建築で重文指定されている。
本堂(1851再建)
本堂
仁王門
大講堂
大講堂
三門(1848年再建)
三門
三門
鐘楼
三重塔(1808年再建)
三重塔
三重塔
三重塔
三重塔
三本杉
弁天堂(室町時代・重文)
弁天堂
霊犬早太郎
早太郎墓
上穂十一騎之碑(大阪の陣で真田幸村配下として戦い討ち死にした上穂郷出身の農民の顕彰碑)
経蔵(1802年建築)
経蔵
不動明王をご本尊として貞観二年(860)本聖上人により開基された長い歴史のあるお寺です。
古くは武田、羽柴の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の六十石の寺領と十万石の大名格を与えられるなどの隆盛をきわめました。
現在は多くの末寺も廃寺となりましたが、樹齢数百年の杉の巨木に囲まれ、駒ヶ岳の懐で、南進信州随一の祈願霊場となっています。
霊犬早太郎伝説や、光苔でも有名です。
駒ヶ岳を背にして東向のため、少し寒々しく、ある意味厳しさも感じます。
仁王門
参道
たしか、、両脇の石垣の間に光苔があったと思う、、
あれ?冬は見られないんだ!
何十年前の初詣で見た気がするんだけどなぁ
光ってない、、
三門
三解脱門で迷より悟りに入る門の意味だそうです。2階に十六羅漢を安置しています。
三門の右に三本杉があります。
左には三重塔、手前には池があります。
手水
本堂
全面の彫刻がすごいんです、、が、撮影禁止でした。これが精一杯、、
大きな石灯籠です。
山からの水が引かれています。神水だったかな?(≧∇≦)
三重塔の手前には霊犬早太郎のお墓があります。
今から七百年程前、光前寺に早太郎という犬が飼われていました。その頃遠州の見付天神社で、毎年祭りの夜に人身御供として一人の子女を供える悲しい風習がありました。これを救おうと僧、弁存は神仏に祈願し、子女をさらう怪物は信州の早太郎を恐れている事を知り、早太郎を借り受けました。子女の身代わりになった早太郎の力によって怪物は退治されました。怪物は老ヒヒであったそうで、僧はお礼に大般若経を奉納したそうです。
まさに早太郎は不動明王の化身であり、災難除、厄除けの霊犬として広い信仰をあつめているそうです。
三重塔と早太郎の像
鐘楼
本坊
杉の根元が凄く立派
駒ヶ岳は雪化粧してました。
ご本尊、不動明王
早太郎の御朱印
宝積山 光前寺
かねてより「霊犬 早太郎」のお墓参りをしたいと切望
しておりましたが、七年に一度の御開帳がコロナ禍で
一年遅れて行われるこの機会に遂にお参りさせていた
だきました。
春のしだれ桜や秋の紅葉が特に有名ですが、初夏の
この時季、樹齢数百年の杉の巨木が立ち並ぶ苔むした
参道や、青もみじなどの新緑の木々の緑の共演が大変
美しく、その中に建つ荘厳な御本堂や三重塔、三門
など正に名刹の佇まいでした。
そして早太郎のお墓参りも済ませることができました。
地元遠州で霊犬悉平太郎伝説という昔話の事が、実際
に墓前に立ち「形」として遺っている事に、あらため
て感銘を受けました。
個人的な理由で悉平太郎=早太郎を「推し」ている身と
して、聖地巡礼が叶って感慨無量です。
宝積山光前寺です。天台宗のお寺です。春にはみごとなしだれ桜が咲き、ライトアップもされ、駒ヶ根市の観光名所となっています。
今は紅葉がすばらしく境内も広くて見ごたえのある寺院です。
霊犬早太郎が祭られていて、ワンコ大好きな私にはとても感動するお寺でした。
御本尊様と早太郎の御朱印をいただいてまいりました。
こちらでは山門近くにある御朱印所で先に御朱印帳を預けてゆっくりお参りができます。
今は葉も落ちてしまっていますが立派な桜の木です。春にはしだれ桜で人々を魅了するそうです。
立派な杉並木でした。
とにかく紅葉がきれい。
お清め場。
霊犬早太郎の木彫りの像。
本堂。
延命水。
鐘つき堂。
紅葉ですてきな庭園。
早太郎のおみくじ。体の中におみくじ入ってます。
長野県のおすすめ2選🌸
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