えだじんじゃ
江田神社のお参りの記録一覧
「みそぎ発祥の地」「祝詞発祥の地」として知られる江田神社。その歴史は非常に古く、10世紀の初期に記された『延喜式』にもその名を見ることができます。
日本最初の夫婦と言われる伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と 伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っており、良縁を願う参拝者が多く訪れます。
同じ敷地内には、伊邪那岐命が黄泉の国で穢れた体を清めるために身を沈めた「みそぎ池」があり、この地で天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つくよみのみこと)、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の3神を生み出したと伝わります。
また、強いパワーを持つと言われる御神木が2つあり、1つは社殿左側に植えられた招霊木(おがたまのき)は天岩戸伝説に登場する赤い実をつける木。もう1つは大きなクスノキで、木の下の方にあるコブに触れると強運を得られると言われています。
創建不詳。
イザナギ、イザナミを祀る。
イザナギが黄泉の国で穢れた体を清めたという「みそぎ池」があり、この地でアマテラス、ツクヨミ、スサノオを生み出したという伝説が残る。
このことから「みそぎ発祥の地」「祝詞発祥の地」とされる。
拝殿
本殿
本殿
御池(みそぎ池)
御池(みそぎ池)
御池(みそぎ池)
御池(みそぎ池)
【日向國 式内社巡り】
江田神社(えだ~)は、宮崎県宮崎市阿波岐原町字産母にある神社。式内社で、旧社格は県社。主祭神は伊邪那岐尊、配祀神は伊邪那美尊。かつて「産母(やぼ)二柱大明神」、「産母さま」と称された。また<禊(みそぎ)発祥の地>、<祝詞(のりと)発祥の地>としても知られている。
創建は不詳。『古事記』、『日本書紀』には伊邪那岐尊が黄泉から帰還して禊を行ったとの記載があるが、禊を行った場所について『古事記』では「竺紫日向之橘小門之阿波岐原」、『日本書紀』では「筑紫日向小戸橘之檍原」と記されているが、この「阿波岐原・檍原(あわきがはら)」が当地であると伝えられている。また祈年祭などの祝詞の口上でも「かけまくもかしこきイザナギノオオカミ、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」と読み上げられ、禊発祥の地であるとともに祝詞発祥の地であるとも言われる。
国史の初見は『続日本後紀』827年条で官社に預かったと記載がある。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「日向國 宮埼郡 江田神社 小」に比定されている。なお、境内から10世紀前後の須恵器が出土していることから、創建当初の場所に現在も鎮座していると考えられている。中世は京都の『清滝宮勧進神名帳』や『戒壇院公用神名帳』(1479年)にも記載が見られ、日向國を代表する神社であったとみられている。江戸時代は幕府領伊東氏飫肥藩預地であったが、1662年の外所(とんどころ)地震の大津波により社殿を喪失し衰退した。明治に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR日豊本線・蓮ヶ池駅の東方2kmちょっとの、阿波岐原森林公園・市民の森の中、平地にある。境内西側には県道11号線が通っていてアクセスが良く、境内の東側すぐのところにフェニックス・シーガイア・リゾートがある。境内の境界は曖昧だが、南北に細長い境内は入口の鳥居から参道までが200mぐらいある。緑豊かな参道と大きな社殿のみでシンプルな造り。
今回は、日向國の式内社、宮崎県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、公園の中だからか、フェニックスリゾートの観光客がいるのか、境内はそんなに大きくないにもかかわらず、多くの参拝者が訪れていた。
境内南端入口の<一の鳥居>と<社号標>(社号標は左灯籠の後ろにある)。
一の鳥居をくぐって進むと、参道左側に現れる謎のモニュメント。「宮崎=太陽」のイメージを具現化したものなのかな?(。´・ω・)?
参道途中にある<二の鳥居>。
参道の右側に現れる1本目の<御神木>。当社では御神木が2本ある。
こちらはクスノキの古木で、根上がり部分に瘤があるのが特徴。
参道左側の<手水舎>。
参道左側の<臨時授与所>。御朱印はこちら。
<拝殿>全景。左右に翼殿が付いた立派なもの。
<拝殿>正面。
拝殿後ろの<本殿>。
臨時授与所の後ろにある2本目の<御神木>。オガタマノキの古木。
参道の右手にある、注連縄で囲われた土地。<祓所>かな。
帰り道、駐車場から太陽のモニュメントを見ると、なんと「みそぎの碑」とある。さっき参道から見たのは裏面だったみたい。
ただ、この造形を見て、「みそぎ」を連想するのは相当難易度が高いかと。。。(^_^;)
記紀旅で初めて参拝
先日みそぎ御殿の投稿にみそぎ池も一緒に投稿しましたが江田神社と併せた方が良いので同じ写真載せます🙏
宮崎県屈指のパワースポットに早朝に訪れた為、境内には凛とした空気が漂っていて身が引き締まる適度な緊張感の中参拝させていただけました。
駐車場にボランティアのガイドさんがいて、神話の時代のお話等聴かせてくれくれながら境内の案内をしていただけます。
江田神社は、太古の創建で、創立年代は不詳ですが、伊邪那岐尊が禊祓霊跡伝えられ、その縁起の最も深き社です。
神代の昔、伊邪那岐尊は、その妻の伊邪那美尊がお亡くなりになったのを嘆かれ、その後を慕ってお入になった黄泉国から逃げ戻り「筑築の日向の橘の小戸の阿波岐原」に下られて御身の汚を禊祓、清められます。その際、御降誕あらせられたのが天照皇大神、月讀尊、素佐嗚尊と住吉三神などの神々です。
その禊祓の地は、上瀬は瀬速し、下瀬は瀬弱とされ、中瀬で禊祓されたと伝えられています。その中瀬は、江田神社の500mほど北東にある「みそぎ池」とされています。
後、入江を開墾して江田と称して創建されたと考えられています。平安時代中期に作られた「和名類聚抄」の「宮崎郡条」に見える江田郷に鎮座の記録が残っており、「続日本後紀」の承和4年(837)8月1日条くだりでは、「日向國に児湯郡都濃神(都農神社)妻神(都萬神社)宮崎郡の江田神(江田神社)諸縣郡霧嶋岑神(霧島神社)並びて官社を預る」とあり、官社に列したことが記されています。仁寿元年(851)10月に従四位下げを授けられ、貞観元年(859)には従四位上に進められます。その後、天禄元年(970)までに天変地妖兵革等の年毎に叙位8回に及び、神階は最高位の正一位に昇階します。醍醐天皇の御代、延長5年(927)に編纂された「延喜式神名帳」にて「日向国式内社四座」の一社として登載され、祈年・新嘗の奉幣を受けました。寿永2年(1183)正月に伊邪那美尊を配祀し、産母二柱大明神と称し、里人からは産母様として親しまれ、社領30余町を有していました。日向国を代表する神社として社勢しゃせいを誇りました。
駐車場の片隅には「みそぎの碑」が建てられています。そのそばには宮崎の神話について説明した解説版があります。
社殿まで続く参道は、一の鳥居から二の鳥居まで両側が真っ直ぐに伸びる樹木に覆われて美しい景観を作っています。参道に生い茂るのは常緑樹の照葉樹で太陽の光に葉が照らされ光り輝き、期待感が増します。
神社駐車場からでは一の鳥居と二の鳥居の間から参道に出てくるようになるので、一の鳥居まで戻り、一の鳥居から参拝しました
社殿に向かって参道を歩いていると注連縄が巻かれた大きなクスノキが右手に見えます。江原啓之氏が「とてもパワーがある木」だと言ったことから注目を集め最近になってご神木となりました。
このご神木に触れると大きなパワーが授かると人気で、特に木の下のほうにある大きなコブを撫でると強力なパワーが得られると伝わっています。沢山の参拝者が撫でるため、コブは磨き上げられたようにピカピカに光っていてその人気ぶりがわかります。
以前はこの奥の鳥居を抜けて御池まで行けたようですが今は立ち入り禁止になってるようです。
みそぎ池は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉国で穢れた体の禊を行った場所で「禊発祥に地」とされています。ここで伊邪那岐命が、右目を洗うと天照大神、鼻を洗うと月読尊、左目を洗うと素盞鳴尊が生まれたのです。
池の周囲には御幣が立てられ、神域になっていることが分かります。
宮崎市のイオンの通りを北に行くと道沿いに有ります。キキタビに載っていたので、寄りました。
国生みの物語のスタンプ、キキタビ特別御朱印です
大吉等は書いてなく、神様の名前やその時の導きが書かれてました。
ユニークなおみくじです
以前からもやもやした時によく訪れてた神社ですが、日本書紀を読んでお勉強して御参りしたら、何だか神様を身近に感じられて心洗われた気がしました。
木々に囲まれてて、外は猛暑だけど暑さはさほど感じられないくらい空気が澄んでました。
宮崎が神話の里だって事がわかります。
毎回コブに触れてパワーを頂いてます。
以前頂いたものです。
人生初の御朱印で感動しました。
旧社格:県社
日向国延喜式内四座のひとつ。
終戦まで神饌幣帛料供進神社。
御祭神は伊邪那岐尊・伊邪那美尊
日本最古の御神体伊邪那岐尊・伊邪那美尊が祀られているそうです。
近くのみそぎ池(御池)で黄泉の国から戻られた伊邪那岐尊が
禊をされたことから禊発祥の地・お祓いの発祥とされているそうです。
ご朱印。
鳥居。
二の鳥居。
御神木のクスノキ。
触れるとご利益とパワーを頂けるといわれています。
特に根元のコブに触れると子宝に恵まれるそうで
多くの方が触られるのでツルツルになっています。
御社殿。
伊邪那岐尊が禊をされてお生まれになった三貴神。
みそぎ池。
祓詞に出てくる『筑紫の日向の橘小戸の阿波岐原に~』
この場所がみそぎ池だといわれています。
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