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みやざきじんぐう

宮崎神宮のお参りの記録一覧
宮崎県 宮崎神宮駅

惣一郎
2023年02月27日(月)
1269投稿

【日向國 古社巡り】

宮崎神宮(みやざき・じんぐう)は、宮崎県宮崎市神宮にある神社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は神日本磐余彦尊(神武天皇)。

社伝によると、当地は神武天皇が東征以前に宮を営んだ地で、のちに九州に下向してきた皇孫の建磐龍命(阿蘇神社の祭神)がその縁に因んで創祀したとし、崇神天皇の時代に初めて社殿が造営され、景行天皇の熊襲征討に際して重ねて造営がなされ、応神天皇の時代からは日向国造の祖・老男命(おいおのみこと)が祀るようになったとある。文献上の初見は鎌倉時代初期で、1197年に当地地頭職の土持信綱が皇宮屋(こぐや)(現境外摂社)から現在地に遷座し、社殿を造営したとの記録がある。以後、歴代領主の崇敬を受け、1473年には伊藤祐國、1560年には有馬永純、1562年には伊藤義祐がそれぞれ社領を寄進し、1577年には島津義久が米穀や幣帛を奉献している。江戸時代には延岡藩が当地を所領し、1644年には藩主・有馬康純が社殿を造営、1839年には藩主・内藤政義が社殿の修造を行っている。明治に入り、近代社格制度のもと県社に列格し、のちに国幣中社、官幣大社へと累進した。

当社は、JR日豊本線・宮崎神宮駅の西方400mの市街地の中にある。敷地はとにかく広大で、
最も広い部分で東西・南北ともに500mほどあり、最北部は宮崎県総合博物館になっている。境内南端入口の巨大な鳥居をくぐると、深い緑に覆われた幅が広く長い参道が社殿まで続く、理想的な大社の造り。社殿は屋根のみの大きな拝殿から、左右に長い本殿に向かって参拝する造りになっている。境内社としては大きな宮崎県護国神社と、小さめの五所稲荷神社があるが、緑豊かな場所に離れて建っているので、見て廻るだけで十分な森林浴ができる。

今回は、旧官幣大社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は平日の夕方であったが、まだ1月上旬だからということなのか、観光地としても認識されているのか、老若男女問わず多くの参拝者が訪れていた。

宮崎神宮(宮崎県)

境内南端入口にある巨大なロータリーと<社号標>。県道44号線を北上した突き当りになっている。ロータリーの内側にも大きな神社が1つ作れそう。

宮崎神宮(宮崎県)

境内南端入口の<二の鳥居>。大きな鳥居が小さく見えるほどの広大な敷地に圧倒される。敷地面積は25万㎡で東京ドームの5.3倍。

宮崎神宮(宮崎県)

<二の鳥居>のアップ。ここから高木に覆われた、しっとりとした空気感の参道をまっすぐ北上する。

宮崎神宮(宮崎県)

参道途中にある<三の鳥居>。綺麗に掃き清められた、幅の広い真っ直ぐな参道。
歩いていて清々しく気持ちが引き締まる~♪

宮崎神宮の手水

参道進んで、左側の<手水舎>。

宮崎神宮(宮崎県)

右側には<祓所>。

宮崎神宮(宮崎県)

もう少し進んで、左側の<参拝者休憩所>。

宮崎神宮の建物その他

右側の<授与所>。正月期間中は社殿近くの特設テントが臨時の授与所みたい。

宮崎神宮(宮崎県)

参道突き当りの<正門>。1907年造立。神明造の落ち着いた佇まい。
なお、当宮では神殿(本殿)、幣殿、渡殿、神饌所、御料屋、透間垣、拝所、正門、玉垣、石柵、徴古館の11件が国の登録有形文化財となっている。

宮崎神宮(宮崎県)

いよいよ<神門>をくぐる。

宮崎神宮の授与品その他

神門をくぐって左前方には<臨時授与所>。主に祈祷受付や御朱印などを扱っている。

宮崎神宮(宮崎県)

神門をくぐって右前方にも<臨時授与所>。主におみくじや授与品などを扱っている。

宮崎神宮(宮崎県)

寝殿をくぐって正面にある<拝所>。

宮崎神宮(宮崎県)

拝所の内側上部に掛かる扁額。中央は「宮崎神宮」、右側は「神武天皇」、左側には「鵜葺草葺不合尊・玉依姫命」とある。

宮崎神宮(宮崎県)

拝殿越しの<幣殿>。後方の神殿(本殿)、渡殿、神饌所、御料屋と合わせ1907年の造立。正面三間側面四間の切妻造。

宮崎神宮(宮崎県)

<社殿>全景。<拝所>と<幣殿>のバランスが良い。

宮崎神宮(宮崎県)

神殿の左側に繋がっている<御料屋>(テントの左後方にあるが、樹木が茂っていてほぼ見えない)。

宮崎神宮(宮崎県)

神殿の右側に繋がっている<神饌所>。

宮崎神宮(宮崎県)

ここで境内南端の二の鳥居近くにある境内社をご紹介。<五所稲荷神社>の入口の鳥居。
ここから何本もの赤い鳥居をくぐって何十mか進む。

宮崎神宮の末社

<五所稲荷神社>の社殿前の鳥居。

宮崎神宮の狛犬

鳥居をくぐって左側の狛犬。子供が描いた狛犬の絵をモチーフにしたかのような超独特な造形。

宮崎神宮(宮崎県)

右側の狛犬。口を開けても、超個性的。

宮崎神宮の本殿

<五所稲荷神社>内部。

宮崎神宮(宮崎県)

<五所稲荷神社>の本殿。

宮崎神宮(宮崎県)

境内の南方800mの、県道44号線上にある<一の鳥居>。1973年落成で、高さ15m、鳥居の高さランキングだと全国で23位みたい~♪ (^▽^)/

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ドリルうさぎ
2022年01月22日(土)
615投稿

九州初上陸で宮崎神宮にお参りしました。国の起源としての日向伝説を全く予習せずに行ったので、こちらが神武天皇の縁と知り、お参りできてよかったなとしみじみ思いました。

宮崎市はバス便が大変便利で、JRでは使えない駅もある交通系ICカードが使えます。宮崎神宮もバスロータリーがあり、アクセスが良くお参りしやすかったです。

宮崎神宮の自然

木々が力強く育っていて良い空気を感じる参道。

宮崎神宮の建物その他

右側が授与所、左側が休憩処、前方が神門です。

宮崎神宮の本殿

拝殿。参道はとても広いです。初詣などは賑わう事でしょう。

宮崎神宮の本殿

拝殿から本殿を見ることができます。感染症対策で日をずらす方が多く、12月1日でも七五三の昇殿参拝の方が絶え間なく案内されていました。

宮崎神宮の絵馬

授与所には2022年令和4年の干支寅の絵馬がお目見えしていました。

宮崎神宮の授与品その他

干支の縁起物が沢山。

宮崎神宮の狛犬

神宮なので狛犬はいないと思っていましたが、儀式殿の前にかわいらしい狛犬が一対いました。

宮崎神宮の狛犬

儀式殿前の狛犬は垂れ耳の狛犬でわんこの体型をしています。

宮崎神宮の御朱印

御朱印を授与していただきました。一日詣では先着で和菓子をいただけるそうです。昼前なので既になく、きっと朝皆さん並んでいたんでしょうと思いました。

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