大麻頒布

1日より、氏子区域・崇敬者宅約1000戸を対象として神宮大麻と御神像(お正月様)を頒布する大麻頒布を始めております。当社では約20日間で終えることを目標に神職が頒布いたします。
新玉の年を迎えるにあたり、神気あたらな神符を奉齋し一年の平安をお祈りしましょう。
尚、この時期になりますと偽物の大麻・御神像を販売する方々や店舗もあるとの報告を受けてます。神宮大麻・御神像は神社でのみ授与できる神符ですので、授与される際はどこの神社のどのような方なのか確認をされるか神社に赴き社頭でおうけください。
🔴神宮大麻とは？
神宮大麻は、天照大御神をおまつりする伊勢神宮のお神札です。天照大御神は、日本人に稲を授けてくださった神さまで、古来より皇室の御祖神として、そして日本人の総氏神として尊ばれてきました。
神宮大麻は、神宮内で身を浄めた人たちの手により、いくつもの祭儀を経て奉製されます。まず、奉製を始めることを奉告する 「大麻暦奉製始祭」から始まり、お神札の御用材となる木を切り出す際の 「大麻用材伐始祭」、週に一度、出来上がったお神札をお祓いする「大麻修祓式」が行われます。
このようにして奉製された神宮大麻は、人々が健康で幸福な一年を過ごせるよう祈りが込められています。
神宮大麻は毎年、年末になると地域の氏神を通して全国の家庭に配られます。古くなったお神札は、一年間ご加護をいただいたことに感謝し、氏神さまにお納めしましょう。神社では、浄火によってお神札を焼納します。
🔴御神像とは
添付画像にそれぞれの神様の説明があります。
🔴喪に服すということ
罪穢れを嫌う神様に遠慮するわけですが、決して神様を奉らない事だけが喪に服すことではありません。その期間はお祝い事や楽しみも遠慮する必要があります。
身内で不幸があった場合、喪に服す日数も決まっております。(下記URL参照)
https://miyagi-jinjacho.or.jp/ofuda/katei-qa/sougi.html
上記が地域により差はあるものの、概ね神道における正式なものであります。
しかしながら故人への思いなど喪に服す気持ちは人それぞれです。そういった場合、神棚の脇に一時的にお札をお納めいただき、喪が明けた時におまつりください。又、喪中でも神社において忌明清祓をうければ通常の正月を迎えられます。
🔴大麻頒布と伊勢神宮式年遷宮
あまり知られてないことではありますが、神宮大麻を頒布し皆様から頂戴する浄財が、20年に一度行われる伊勢神宮式年遷宮の原資ともなります。大麻頒布は日本の伝統文化を後世に伝える意味も持っております。

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