椿大神社のお参りの記録(1回目)
三重県湯の山温泉駅

#椿大神社

主祭神はサルタヒコの大神。相殿神にニニギの尊、タクハタチチヒメの命。配祀神にアメノウズメの命、コノハナサクヤヒメの命。前座として行満大明神。合祀神に八百万の神。別宮の椿岸神社はアメノウズメの命の総本宮として知られるが、彼女は本殿にも祀られているようだ。

#猿田彦大神

古事記では猿田毘古神、日本書紀では猿田彦大神、伊賀国風土記逸文では猿田彦神。

書籍にはよく、サルタヒコの命は伊勢の国の地主神と書かれている。それを裏付ける伝承が隣国・伊賀にある。
伊賀国風土記逸文によれば、伊賀の国ははじめ、サルタヒコの神が伊勢に併合し、20数万年の間領有した。その後は彼の娘アガツヒメの命が領有した。伊賀という地名は彼女に由来し、当初は吾娥だったが、後に訛って伊賀になった。天武天皇の時代に伊勢から独立したと。