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だいおういん|臨済宗妙心寺派大本山妙心寺塔頭天童山

大雄院
京都府 龍安寺駅

大雄院の基本情報

住所京都府京都市右京区花園妙心寺町52
行き方

JR「花園駅」より徒歩10分
嵐電「妙心寺駅」より徒歩8分
市バス26系統「妙心寺北門前」より徒歩5分

アクセスを詳しく見る
名称大雄院
読み方だいおういん
参拝料

特別拝観 500円

トイレ山門を潜ると左にあり
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳あり
電話番号075-463-6538
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
ホームページhttps://www.daiouin.com
SNS

詳細情報

ご本尊宝冠釈迦如来
山号天童山
院号大雄院
宗旨・宗派臨済宗妙心寺派大本山妙心寺塔頭
創建時代慶長八年(1603年)
開山・開基石河紀伊守光元(竜野城主)の長子石河市正光忠(のちの尾張藩名古屋城代 太郎八当時9歳)により父光元公の菩提を弔うために菩提所
ご由緒

大雄院(だいおういん)は、大本山妙心寺山内の北に位置し、慶長八年(1603年)石河紀伊守光元(竜野城主)の長子石河市正光忠(のちの尾張藩名古屋城代 太郎八当時9歳)により父光元公の菩提を弔うために菩提所として創建されたもので、慧南玄譲を開祖とする。慧南玄譲は光忠の叔父にあたり、石河氏の菩提寺美濃乙津寺、二世蘭叔玄秀の法孫であって、慧南は蘭叔玄秀を当院の歓請開山としています。

ときは、豊臣時代から徳川時代へと移る過渡期にあり、極めて激しく流動した時代でした。石河光忠の母、お亀の方は大変美しく人間としての器量も秀でた女性でした。夫・光元の没後、徳川家康に見初められ後妻となり家康の子を産みました。
徳川家康公の実子と異父兄弟となった石河光忠は徳川家に大変よく仕え関ヶ原の戦いでは敵方であったにも関わらず、徳川の時代でも栄える大名家となったという興味深い経緯がございます。

​現在の大雄院建築は、お亀の方が徳川家康より賜った伏見の屋敷を移築したものです。
京都府指定・登録文化財として客殿、書院、庫裏、表門があり、客殿と書院は享保十一年(1726年)に再建され、庫裏は江戸時代末期に改造されて以来の貴重なものです。なお表門にいたっては、当院創建時のものでそのまま400余年を経た姿を残しています。

客殿(本堂)の襖絵は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した、蒔絵師であり画家の柴田是真作となっており、稚松図・山水図・滝猿図・唐人物図など若かりし時代の是真による多くの肉筆画をみることができます

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