宝菩提院願徳寺のお参りの記録一覧

京都府 洛西口駅

宝菩提院願徳寺　京都洛西観音霊場

願徳寺

(京都洛西三十三観音33番札所)

大原野神社より徒歩で行けます。が、後のお参りの時間を考えて、車で移動しました。
　678年に持統天皇の勅願によって向日市寺戸に創建された、この辺りでも最古の寺院でした。南北800m、東西1,300mにおよぶ寺領を持ち、当時の本尊は薬師如来（現在は太秦の広隆寺に安置）だったそうです。
　平安時代から鎌倉時代にかけては、密教系の大寺院でしたが、応仁の乱と織田信長の兵火によって伽藍は焼失。長く荒廃した状態が続きました。
　本尊の「菩薩半跏像（国宝）」などは勝持寺に安置されていましたが、1973年に願徳寺が向日市寺戸から現在地へ移転、1996年になってご本尊も願徳寺へ戻ってきました。
　近年、向日市寺戸の跡地から、奈良時代の古瓦や、日本最古となる中世以前の湯屋などが発見されています。
　拝観お願いしました。一人で貸切です。仏様の前に座ってやや見上げるようにしてみると、正面から見るよりもさらに凛々しさが増し、その美しさが引き立ちます。まっこと美仏でした。

〜地図に載らない京都で一番小さな拝観寺院〜

小さなお寺なのですが、ご本尊は国宝！如意輪観音菩薩半跏像。半跏で組み下げた足、与願・施無畏の印相が通常とは逆であり、白毫に水晶、瞳に黒曜石が入るオリエンタル美人です。纏う衣にはドレープがたっぷり表現されていて、凛としたお美しい仏さまでした。写真で拝見しましたが、後ろ姿もまた素晴らしい！

御朱印をいただきました。

京都の洛西少し山の中に入った町外れにあります。
コロナ禍の影響かあまり有名ではないのか、とても静かなお寺さんでした。行くのはちょっと不便でしたね。

到着すると、山門は閉まっており、御用の方はインターフォンを押してくださいって書いてあります。

住職が応対してくれます。人数とマスク装着を確認され、通用門から中に入ります。

中には国宝の如意輪観音様がいらっしゃいました。
とても綺麗な仏様です。

他に参拝客がいなくじっくりと堪能できました。

第41代持統天皇が神託を受け、天武天皇8年（679年）に創建された。
京都で一番小さな拝観寺院です。

洛西観音霊場33番「願徳寺」

花の寺勝持寺のお隣、駐車場同じ。
山道を登ると駐車場があり、その前の少し高台になっているところにあるお寺、小さいです。
門は閉じられていますが、左端の通行口から入り受付ができる。

国宝の如意輪観世音菩薩半跏像が見れます。踏み下げ像で有名ですね。
歴史はありますがコンクリート本堂。

看板で何度か「お庭はありません」と記されています。花の寺がお隣なのでこっちもお庭あるのかなって来る人が多いのかな。仏像見たいって人だけが楽しめるお寺です。

【過去分投稿・2017】
2017年4月2日

平成２６年１１月１５日(土)
京都の西山を散策。
大原野神社→勝持寺→願徳寺→正法寺→金蔵寺→善峯寺

京都市西京区大原野の願徳寺

勝持寺の近く（隣）にあるお寺です。
境内には桜はありません、と書かれていましたが門前や塀には桜の木があり、満開でした。
インターホンで参拝人数とマスクの有無を確認されます。

境内の写真はOKですが、お堂の中は禁止。
畳の上に照明のスイッチがあるので、帰るときは忘れずに消してくださいとのお話でした。
如意輪観音様の他、聖徳太子二才像がありました。
四天王寺でも見ましたが、あどけなさがよくわかる像です。